“美容闇”に落ちてしまいそうなときに効くmyルーティンって?|美容家・深澤亜季のルンルン ビューティ【vol.23】
美容医療でキレイになる人vsなれない人。その差は…?
するorしないは問題じゃない。楽しいかどうかが結果を変える
亜季:こんにちは、美容家の深澤亜季です。今や“美容”というと、美容医療が切っても切り離せないですね。体験談を聞いたり、質問をいただく機会が増えてます。
エディターM(以下M):私も、眉間にボトックス注射を定期的に打っています。おでこに不機嫌なシワが入ることがなくなって、かなりゴキゲンです‼︎ 亜季さんは何かしていますか?
亜季:お話をふっておいてなんですが(笑)、私はしていないんです。
M:それは、なにかポリシーがあるんですか?
亜季:いえ、単純に痛いのが本当にダメなだけ(笑)。
美容の仕事をしているのだから、美容医療についてある程度詳しくないと…、と思っていた時期もありました。でも美容医療って、レーザーにしても注射にしても、多少は痛みを伴いますよね? 痛みを我慢してまでしたいという気持ちが今はまだ上回らず…。ただ、クリニックで処方していただける肌再生クリームなどは、年に数回愛用してます。
松倉クリニックで処方して頂いている「ニューレチノイン酸」と「ハイドロキノン」。透明感とハリのあるお肌に生まれ変わる効果抜群で、年に数回愛用してます。使う時は、2つを混ぜ混ぜして塗るだけ。もちろん痛みゼロで、しかも自宅でムキ卵のようなお肌になります。
亜季:美容医療だけじゃなく、何をするにも私はすべて自分が楽しいか否かで “するorしない” を決めていて、それが1番のキレイへの近道と感じてます。というのも“キレイ”は、習慣からしか作られません。
楽しい(=ルンルン♪)→続く→キレイになる(=もっとルンルン♪)→続く
この法則で、美肌ケアもダイエットも成功につながります。
そして“ルンルン” も、年齢やそのときどきの気分や体調などで変わってきます。
20代は色々なコスメを使うのが楽しかったけど、40代の今はある程度好みに合ったものを使う方がわくわくします。
幸せマインドになれる「マイルール」の決め方
M:マイルールはそのときどきで変えていけばいい。
亜季:そうなんです。自分のご機嫌を伺いながら臨機応変に。
ただひとつ、絶対のルールは「自分で決める」こと‼︎ これが大事です。誰かに評価されたいからとか、好きじゃないけど好印象になるから…などと他人目線で決めると、自分らしいキレイからどんどん遠ざかっていくので、今の自分がしたいと思う(=ルンルン♪する)かどうかで決めるべき。
M:他人の評価基準ではなく、自分のルンルン度合いで決める、ということですね
亜季:今日食べたもの、今朝使ったスキンケア、そんな日々の小さな決断の積み重ねで、未来の自分のお肌や身体が作られていきます。だから、その主導権を他人に握らせてはいけない。そこは、自分と真剣に向き合って、こだわって決めたほうがいいですね。
これは美容だけじゃなく、自分らしく楽しく過ごす、ということにも共通してます。
宇宙飛行士の野口聡一さんも、「世界中から注目されて期待に応え続けて、自分がわからなくなってしまったことがある。だから自分のアイデンティティは自分で決める」というようなことをおっしゃっています。
最近出会って大感動の医療機関専売の美容液 アルファサイエンス「メラブライトC +」「タニックC Fセラム」。とくにメラブライトC +は、以前から注目してる“安定型システアミン”配合でシミケアに感動の効果。独特の匂いがちょっと…、なのですがそれさえ忘れて使いたくなる実力に只今夢中です。
ダイエット、アンチエイジングのやりすぎ注意。“美容闇”を回避するには…?
亜季:でも難しい部分もあります。美容って「評価されたら自己肯定感が上がる」「人に褒められたら嬉しい」という部分があって、その逆の現象が起きたとき、途端に自己肯定感が下がるものに変わることがあります。他人の期待に応えようと頑張って、ついつい煽られて自分の本心を置き去りにしてしまうことってありますよね。
M:ダイエットとかアンチエイジングとか…夢を追い求めすぎると苦しくなりますね。追究しすぎると闇に落ちてしまうことも。
亜季:そこで声を大にしてお伝えしたいことは、ビューティは健康と幸せの上に成り立っているということ。過度な我慢や無理を感じたら要注意。というか、それは結局キレイになれないので私はすぐやめます。自分の心と体がルンルンしてこそ、ビューティが手に入るんです
M:心と体が喜ぶビューティ…具体的にはどんなものがありますか?
亜季:マインドがポジティブになること、これは自分に合ってるビューティの1つのサインですね。
たとえば、私はダイエットの習慣として夜11時前に寝るようにしています。すると、翌日身体は軽く、食欲が整い、太らず、マインドはいつも前向き。そのほかにも、白湯を飲む、家では着圧ソックスをはく、湯船に毎日浸かる、脚をオイルマッサージする、などを実践。身体を温めて巡りをよくするビューティーは、身体が喜んで、結果、心がルンルンします。
M:絶対に長続きしない過激な食事制限とか、工程が面倒すぎるスキンケアなどは排除されるわけですね。
亜季:そうです。過激なものは心身のコンディションを落としてしまう可能性があるし、結局続けられなかったりすると「やっぱり私はダメなんだ」と自分を責めてしまいがち。いいことがないんです。
逆に、すごく簡単なことでもいいから毎日のルーティンとして続けられると「気づけばもう一か月も続いている!」と、継続できていること自体に自己肯定感が得られて、自信もつき、幸せな気持ちにもなれるんです。
M:自己肯定感が上がると心がハッピーになる。それがビューティにもいい影響を与えてくれるというわけですね。
亜季:美容のルーティンって、想像以上に自己肯定感を高めてくれるんですよ。
ただ、毎日続けているとその変化を感じにくくなることがあります。そんなときのコツは……たとえばお友達と久しぶりに会うとか、夏になって素肌を出してお出かけするとか、ハレの日に明らかなキレイの違いが感じられることが多いので、そこを見逃さないようにすると、続けるモチベーションになりますよ。
自分が喜ぶ習慣としてほぼ毎日欠かせないのが、温泉に入ること。1年半前に近所のジムになんと温泉が沸いていることを発見し、通い始めたたら、とんでもないヒーリング効果に身体と心のルン度が劇的に上昇! 入浴後は、身体が温まった状態で、ずっとお気に入りのホームケア「J C P R O G R A M レジュモC O2パック」をすると、これまたとんでもなく潤いとツヤが溢れるお肌に。
ルンルン・ビューティ格言 vol. 23
私の人生は私が主役!
自分を喜ばせ楽しませるような
毎日のルーティンを持とう。
続けていくほど幸せになれルン♪
連載バックナンバー「ルンルン ビューティ」
写真/岡本 俊(ポートレイト)、深澤亜季(静物) 構成/もりたじゅんこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
FUKASAWA AKI 1977年生まれ。女性は自分に合った正しい美容法を行えば、年齢に関係なく誰でも必ずキレイになれる、をモットーに美容情報を発信。また、誰もが自分らしいキレイと幸福感が高まる、独自のメソッド“ルンルンビューティー”を提唱。ビューティーは、キレイになるのがゴールではなく、人生に LOVE、POWER、CHANCE、MEET をもたらし輝かせてくれる、がセオリー。
Instagram: lunlunaki