羽生結弦も実践している”自分美”探しトレ|美容家・深澤亜季のルンルン ビューティ【vol.13】
美容マニアよりも、自分マニアこそがキレイへの最短切符
自分を好きになる特効薬、あるんです!
こんにちは! 美容家の深澤亜季です。
前回の連載で、「大人がキレイになるためには“自分らしさと幸せ感”が不可欠」というお話をしました。
そこで私が考案する「ルンルンビューティ」メソッドのひとつをご紹介します。自分らしさを大切に、毎日を機嫌よく、ニコニコ過ごすために効果てきめん。実践すると、ChanceやMeet(出会い)が訪れて、PowerやLoveを授かることができる。一言でいうと、運気のいいキレイな人になる方法です。
エディターもりた(以下もりた):幸福感を高めるルンルンビューティ。まずは何を始めたらいいのでしょうか?
ファーストステップは、まずは自分を受け入れるチャレンジから!「すっぴん時の疲れて見える顔」「ほうれい線のシワ」といった加齢のお悩み、「顔が大きい」「脂性肌で毎日気になる毛穴」といった生まれもってのお悩み……いろいろあるとは思いますが、見つめる眼差しはそこではなく、自分の外見で、好きなところ、人に褒められるところ、磨いていったらもっと光りそうなところを3つ、挙げてみてください。
もりた:うーん、3つもあるでしょうか…?(苦笑)
このアドバイスをすると、初めはそうおっしゃる方が多いんです(笑)。が、必ず誰でもあります。美容が自己肯定感を高める頼もしいツールになってくれるんです。
私自身でいうと、「深澤亜季といえば白ツヤ肌」と言っていただくことが多く、美容家としてトレードマークになっている肌を大切にしています。初対面の人と会うときや写真撮影のときなどは、肌が引き立つ白のお洋服を選ぶことが多いです。また、ピンと立った耳もチャームポイント。髪型は耳を出すアップスタイルが基本で、存在感のあるアクセサリーをつけることもポイントです。
自分にしたくなる「いいね!」を記録してみよう
あなたは、自分の肌や髪、ボディがどんな感じのときにルンルン♪しますか? たとえば「朝起きたとき、私の肌ってゆで卵!? って思うくらい、ツヤツヤだと嬉しい」とか、「体重が◯kgくらいのときは、羽根が生えたように身体が軽く、ポジティブな気分にしかならない」とか、自分なりに「私いいね!」と感じる目安がありますよね。それを記録(または記憶)して、そこを目指す、もしくはキープすることを目標に、日々お手入れしてみましょう。
「筋肉は裏切らない」という有名なフレーズがありますが、美容も自分に合ったアイテムで正しいケアを続けるほど、結果が出ます。さらに具体的な目標がある方が、キレイになるスピードはアップします。だから、自分なりの〝ここだけは!〟というポイントを決めて磨き上げ、美の成功体験を作っていくと、いつしか「私って、キレイな人っていうことになってるからよろしくね」っていうくらい、自信が持てるようになります。
もりた:なるほど。目標設定をいきなり高くしすぎないのもコツかもしれませんね。「女優の○○さんみたいになりたい」「20歳の若さをキープしたい」という無理めの理想を掲げるよりも、ちょっと気合を入れれば叶いそうなところならば、頑張れそう。
いきなりエベレストに登ろうとすると酸欠になるので、まずは下から頂上が見えるくらいの小山を登りましょう。そして、毎日「今日の私はイイ?」「昨日したことは結果が出てる?」と、問いかける習慣をぜひつけてください。
自分にとってのベスト体重キープに効果的な習慣が、毎朝体重計に乗ること。また、朝起きたときに鏡を見て、5段階評価で自分の肌に点数をつけ、「超じぶん管理『リズムケア』」というアプリに記録するようにしています。すると「このブランドのコスメは私の肌にあう」「23時前に寝ると肌の明るさが全然違う!」など、自分に対する新発見がいろいろありますよ。
もりた:レコーディングダイエット(毎日の食べたものと体重を記録するダイエット法)みたいですね。
そうです! やっぱり、体重00kgとかウエスト00cmとか、数字で記録できるものはわかりやすいのでレコーディングしやすいのですが、肌も、例えばホテルやレストラン評価のように、星5つ! とか、または絵文字のニコニコマーク、泣いてるマークなど、自分が簡単に楽しく毎日続けやすい方法でレコーディングするのがおすすめです。
さらに「今日のお通じは見惚れるほど完璧だ」とか「生理前のむくみがハンパない」」とか、自分観察マニアとなって気づいたことをなんでも書いておくと、例えば2ヶ月後に「いつも同じ時期に同じことが起こる」などとわかってきて、自分美コントロールマニュアルができるほどになります。毎日続けることで、継続できている自分に自信がつくという、副効果付きなのも嬉しいですね。
もりた:フィギュアスケートの羽生結弦さんも、自分観察日記を長年つけていることで有名ですよね。ジャンプがうまくいったとき、逆に調子が悪いとき、、、日々の様子を記録し続けると、後から読み返したときに発見があって、傾向と対策がわかる、と。
「発見ノート」と呼ばれていますね。彼は、手書きで練習の内容や、ジャンプするときの手の位置や足の動きまでとても細かくノートに書きとめているそうです。まさに〝自分マニア〟。それが自分の目標や夢を叶えるために超効果的な方法なんです。答えはみんな、自分の中にあるんです。
自分がどうしたらルンルンするのか、幸せな気持ちになれるのか…。自分が主役の〝自分観察日記〟をぜひ始めてみてください。長年続けている私も、その効果を保証します。
ルンルン・ビューティ格言 vol.13
自分を好きになるレッスンその1。
自分の良いところを伸ばして、自信をつけるために、自分観察日記をつけてみルン♪
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写真/深澤亜季 構成/もりたじゅんこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
FUKASAWA AKI 1977年生まれ。女性は自分に合った正しい美容法を行えば、年齢に関係なく誰でも必ずキレイになれる、をモットーに美容情報を発信。また、誰もが自分らしいキレイと幸福感が高まる、独自のメソッド“ルンルンビューティー”を提唱。ビューティーは、キレイになるのがゴールではなく、人生に LOVE、POWER、CHANCE、MEET をもたらし輝かせてくれる、がセオリー。
Instagram: lunlunaki