中村ゆり41歳 “女優の愉しみ” をセルフィーでお届け【ゆりログVol.5】美的GRAND
女優・中村ゆりさんの人気連載「ゆりログ」。第5回は中村さんの「美容」について。
Heartful file ゆりログVol.5
Yuri Nakamura/俳優。1982年、大阪府出身。TVドラマや映画、舞台と多方面に欠かせない存在。地方公演を重ねてきた出演舞台『歌うシャイロック』が、3月26日まで東京・サンシャイン劇場にて上演中。月〜金放送のミニ番組『私の幸福時間』(テレビ朝日系)ではナレーションを担当。
「美容専門誌ですし、どこかで中村さんの美容について書きましょう!」と担当編集さんに言われつつ、1年越しの実現となりました。今回は美容のお話です。
実は 『美的GRAND』のモデルを始めるまで美容にまるで無頓着だったんです。ごく普通の人を演じることも多いですから、きれいになろうと努力をすることで生活感が消え、説得力がなくなるようにも思っていて。自然派の化粧水とオイルだけで生きてきました。でも美しさを表現する雑誌の撮影では、逆にコンディションを保っていないと迷惑をかけてしまいます。仕事を受けるからには美容を頑張らねば、と撮影を通じてスキンケアの方法や最新のコスメを教えていただいていたら楽しくなってきて。いいものを使うと驚く程肌が変わるんですね…! 最初の1〜2年は、スタッフの皆さんにLINEで質問しまくっていました。我ながらだいぶ知識がついたと思います(笑)。
そんな私の現在の美容のポリシーは、自然体の美しさ。例えば目元の表情ジワは内面の魅力を示すものだから、気にしません。老いを受け止めることは大事なこと。その上で、日々のお手入れでいい感じのコンディションを保つことを心掛けています。特に美顔器を使うようになって、継続の大切さを知りました。無理や不自然なことをせず、でもケアを怠りもしないというのが私の価値観です。
とはいえ、どんな美容も内面からの輝きにはかないません。心がきれいな人、いつも何かに夢中になっている人は若々しくて魅力的。周りにそんな先輩方がたくさんいて、刺激を受けています!
私の肌を支えるスタメンスキンケア
ビタミンCとコインマスクが入った容器に精製水を加えて作る「スキンケアファクトリー」のビタミンCマスク。左の100円ショップで購入したシリコーンマスクを重ねて20分ぐらい貼ると、驚く程透明感が!
「シンソー」というブランドのリフトアップ美容液。ちょっと高価なのですが、顔がググッと上がるんです。
40代におすすめしたい毎日の美顔器習慣
右から、マルチに使える「セルキュア」、低周波で顔が即引き上がる「デンキバリブラシ」、韓国発「メディキューブ」の美容医療を模した美顔器2種。日々何かしらでお手入れしています。やはり高価なので買うときは悩みましたが、エステに何回か行く価格と考えたら納得できるし、続けると本当に肌が変わるのを実感しています。
呼吸を深く、体を柔らかくしなやかに
18歳で始めてから欠かさず続けているパーソナルトレーニング。運動の種類はそのときによって変わりますが、今は久しぶりにピラティス。呼吸の浅さが改善され、体だけでなく心も整う魅力を大人になって再認識しました。
演劇人の間で大人気のマッサージガン。私は「ドクターエア」のものを使って体をほぐしています。
好きなこと、楽しい時間で幸せをチャージ
大自然の中にあるサウナへ。体を温めた後に外気浴をすると、自然に帰る幸せを感じます。
兵庫県赤穂市から取り寄せている牡蠣で炊き込みごはん。旬のものをいただく喜び♪
10代からの女友達は私の宝物。大勢で集まったり、ちょっといいお店でランチをしたり。心が疲れたときも、友達と会って話すと救われます。
客観的な意見で好みの幅を広げています
映画『嘘八百』の舞台挨拶の日。ヘア&メイクさんやスタイリストさんのプロの技に支えられ、表に立てています。メイクや衣装は私の個性を考えて用意してくださったものだから、体験することで新たな発見があります。すべてに通じることですが、もっと良くなりたいと思ったとき、周囲の意見を聞いてみることはおすすめです。
『美的GRAND』2023春号掲載
撮影/古水 良(cheekone) ヘア&メイク/AYA(LA DONNA) スタイリスト/辻村真理 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。