ヘアのお悩み
2021.7.9
脱ぺたんこ!猫っ毛さん向け、スタイリング剤の付け方のコツ【髪のプロが指南!ヘアのお悩み一問一答vol.24】
Q.猫っ毛で髪がフワフワ浮きやすい。でも、スタイリング剤をつけると重みで髪がぺたんこになってしまう。スタイリング剤を上手につける方法を教えて!
髪が細くて柔らかい猫っ毛さん。湿気を含むとフワフワと浮いてボザボザに見えてしまいやすいと悩む人が多いよう。でも、スタイリング剤をつけると、重みでぺたんこになりやすいというお悩みも。浮き毛を抑えつつもぺたんこにならないスタイリング剤のつけ方のコツを、髪のプロに教えてもらいました。
A.髪全体ではなく、浮きやすい部分だけ狙って少量つけて。
「猫っ毛さんは、ぺたんこにならないように使用感の軽いスタイリング剤を選ぶことが多いと思います。もちろんスタイリング剤選びも大事ですが、使う量とつけ方の意識を変えるだけで違います。髪全体にスタイリング剤をつけると、どうしても重みでぺたんこになりやすいので、”浮いてしまう髪を抑えること”を意識してスタイリングしてみてください」(ヘアサロンtricca代表・毛利俊英さん)
猫っ毛さんがスタイリング剤をつけるときのコツ
コツ1:スタイリング剤を使う量は極少量
「猫っ毛さんにおすすめのスタイリング剤は、使用感が軽いヘアオイルやミルク。バームは重くなりがちなので避けるのが無難です。使う量は極少量でOK。足りない場合は後から足すようにしましょう」(毛利さん)
コツ2:手のひらに薄く広げる
「スタイリング剤が一箇所にベタッとつかないように、手のひらに広げましょう」(毛利さん)
コツ3:毛先は手のひらサンドでつける
「スタイリング剤をつけるのは、パサつきやすい毛先から。毛先を両手のひらで挟むようにすると、適量をつけられます」(毛利さん)
コツ4:浮いている髪の表面だけなでるようにつける
「浮きが目立つ髪の表面は、浮いている部分にだけ触れるように髪を撫でて。頭皮に手のひらを押し付けるとぺたんこになってしまうので、”浮いている髪の表面にだけ触れる”のがポイントです」(毛利さん)
撮影/島村 緑 構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
代官山、銀座、葉山に店舗があるヘアサロンtriccaの代表。数々のヘアコンテストで入賞経験のあるスペシャリスト。ヘアケア剤の商品開発アドバイザーとしても活躍。毛利さんがいるサロンでは、おすすめヘアアイテムの通信販売をスタート。詳しくはサロンのホームページをチェック。アクセスコードは、triccaを入力して。
http://www.tricca-m2b.com