ヘアスタイル・髪型
2024.10.11

黒髪・暗髪系ミディアムはパーマで柔らかな印象になる!

黒髪でもパーマをプラスすれば柔らかい質感が出ます。また、顔まわりに動きが出るので顔型カバーにも!今回はミディアムのパーマスタイルを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介いたします。

「骨格カバーが叶う」ミディアム×黒髪パーマスタイル

Point

顔まわりを包むようにカットしているため、骨格カバーに優れたスタイル。パーマとレイヤーでボリューム感の調整も自在に。動きのあるスタイルに、あえて重めバングを合わせているのもポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下1cmの長さでカット。前髪は目の上ギリギリの長さで重めに切り、顔まわりとつなげてレイヤーを入れます。バックにもしっかり高めにレイヤーをオン。

カラーは、3レベルのグレージュをチョイス。アメジストカラーを加えたグレージュは、ツヤ感のある仕上がりを叶えつつ、かっこよさを演出。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、18mmの細めのロッドをメインに、根元からスパイラルパーマをかけます。

スタイリングは、ハーフドライの状態でパーマ用ムースorバームを全体に揉み込んでから自然乾燥させます。最後にバーム:オイル=1:1をなじませてもグッド。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん

「前髪あり」ミディアム×黒髪パーマスタイル【2選】

【1】軽やか前髪のカジュアルミディ

Point

ゆるっと柔らかいカールで、華やかな動きを演出。カジュアルだけど、女性らしいモードっぽさを楽しめる優秀ヘアです。また、程よいボリューム感なので、小顔効果も狙えます。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、顎下3〜4cmのボブ。表面にレイヤーを入れ、ふわっとした動きとくびれをプラス。さらに、毛先が動くようにスライドカットを施します。前髪は、おでこの肌が見えるように間引くようにカット。

カラーは、5レベルのバイオレットアッシュに。地毛風カラーで、髪を柔らかく見せ、透明感を与える色味。肌馴染みもいい美人カラーです。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
円錐型のロッド(20mm前後)でSカールをつくるようにパーマデザインします。アウトラインは、外ハネにするのがポイント。
スタイリングは、半乾きの状態でソフトタイプのジェルを全体に揉み込み、自然乾燥するだけ。ウェットならモードっぽく、ドライな質感ならフェミニンに仕上がります。最後に、毛先をつまむように束感を出すとグッド。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 歳嶋建国さん

【2】厚めバング無造作カールミディ

Point

オン眉の前髪は眉上1センチで厚めに設定。チョップカットで束感を作りやすく。軽くカールをつけたらバームでスタイリングして束感を作る。

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【how to“ベース&カラー”】
鎖骨上に長さを設定して裾は重めに。
表面にレイヤーを入れて動きをつけるため、スライドカットで毛量調整。

【how to“パーマ”】
頬の高さから1.5回ミックスにパーマをかけてウエーブを作り面長をカバー。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

「前髪なし」ミディアム×黒髪パーマスタイル【3選】

【1】丸顔さん・面長さんカバーも叶うゆるパーマミディ

Point

重めのベースに、パーマの動きをプラスすることで柔らかさのある重軽デザインを実現。前髪の長さを骨格に応じて合わせれば、どんな顔型にも似合う万能ミディ。アイロン不要なので、時短&簡単スタイリングにしたい人にも◯。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨ラインでグラデーションスタイルに。トップにのみレイヤーを入れ、さらにスライドカットで浮遊感をプラスします。前髪は、リップラインを基本に、丸顔さんは長め、面長さんなら短めと骨格に合わせてカットします。

カラーは、8レベルのココナッツベージュに。ベージュの柔らかさに加えて、しっとりとした質感で深みがある色味です。赤みをおさえたニュートラル色なので、アッシュからのカラーチェンジにもぴったり。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜38mmのロッドを使い、毛先から2回転の平巻きに。トップのみ、根元まで巻き込むことでふんわりとした柔らかいカールを叶えます。

スタイリングは、ソフトワックスにオイルを少し混ぜ、中間から毛先に揉み込みます。オイルをMIXすることで、ツヤ感とゆるっとしたニュアンスが出しやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】根元パーマのヨシンモリミディ

Point

韓流風の大ぶりなカールは、リッジはしっかりめだけど“たゆん”とした柔らかさが感じられるのがポイントです。

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【how to“ベース&カラー”】
全体の長さを鎖骨よりやや長めに設定し、ワンレングスでカット。顔まわりに軽い動きがでるよう独立したレイヤーを入れます。前髪は鼻の中間くらいで切ってから、スライドカットでサイドとつなげます。

カラーは上品なツヤ感のある8レベルのチョコレートブラウンに。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマはトップと前髪の根元にかけ、ナチュラルな立ち上がりに。トップのボリュームが欲しい人に根元パーマはおすすめです。
スタイリングは、32mmのアイロンで強めの外ハネを巻いて、耳上の髪は内巻きにしながらゆるめのS字カールに仕上げます。前髪と顔まわりのレイヤー部分は、根元からリバースに。セミウェットな質感でややセット力のあるオイルを毛先にしっかり塗布した後、手に残っているオイルは前髪と顔まわりに根元からなじませます。ひし形シルエットとふんわり感を整えたら完成です。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 武者ひなのさん

【3】かきあげバングのラフウェーブミディ

Point

アイロン仕上げでは叶えられない、ゆるっとしたナチュラルカールの重なりが女性らしさを演出しながら色気もプラス。また、かきあげバングとすることで、色香のある雰囲気をアップさせます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでやや前上がりにカットし、顔まわりとトップにレイヤーを入れて軽さを表現します。前髪は目にかかるギリギリの長さで薄めにとり、スタイリングによってはかきあげでも、下ろしてもOKな長さにします。

カラーリングは、7レベルのラベンダーベージュに。日本人特有の髪の赤みを抑えつつ、透明感と柔らかさを演出する色味で、肌写りをキレイに見せる効果も。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20〜22mmのロッドで毛先を一回転半巻きます。表面は毛先巻きでなく中間巻きにして柔らかいニュアンスに。

スタイリングは、髪が乾いている場合はスプレーなどでセミウェットな状態にしてから、シアバターやオイルクリームを毛先から根元まで塗布します。キレイに仕上げるコツは、スタイリング剤を手に取ったら、手の平だけでなく指先や指の間までまんべんなく伸ばし、髪にしっかり揉み込みながらつけること。前髪は軽く濡らしたら根元が立ち上がるようにドライヤーの風を当て、ふんわり仕上げます。パーマスタイルなので、スタイリング剤は必須であることをお忘れなく!

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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