Other
2012.7.9

西の国美的通信vol.23 HANAオーガニックコスメⅠ@福岡

写真A /左から「hanacoキューブ(洗顔石けん)」¥3,500、「フローラルドロップ(化粧水)」¥3,500、「ムーンナイトミルク(乳液)」¥4,500
写真B/パッケージをあけると、中身は夜をイメージした濃紺な容器に入っている。これならベッドルームに置いていても、インテリアの邪魔になりません。
写真C/開発者の林田七恵さん。自らも肌トラブルに悩み、オーガニックコスメに助けられた経験を持つ人だけに説得力があります。
写真D/皮脂膜が弱まり敏感になる夜の肌にこそ使ってほしい「ムーンナイトミルク」。肌の浸透がよくベトつかないのが特徴。個人的にはこのミルクの香りが一番好き!
写真E/同社では100年の歴史を誇るブルガリアの「エニオ・ボンチェフ社」のローズウォーターを使用。写真は水蒸気蒸留法と圧搾法のみで作られた、認証を取得した花精油の数々。

夜専用のスキンケア? しかも、思わず深呼吸したくなるような心ときめく素敵な香り? たまたま友人から「HANAオーガニック」の存在を聞いた私は、昨年の暮れ、好奇心あまって開発者である林田七恵さんに会いに行きました。

なぜ夜専用のスキンケアなのだろう? 昼も使えた方がメーカー側からすれば数も出るだろうに。そんな疑問からお尋ねすると、「分かりやすくいえば肌は胃と同じなんですね。寝る前に暴飲暴食すると、胃がもたれたり、胃痛を起こしたりしますよね。これでは胃壁のターンオーバーができなくて、老化胃壁になってしまうため。つまり肌もターンオーバーしやすいように、夜のお手入れは化学化粧品に頼ることをやめて、自己回復力を高めていきましょう! というのがHANAオーガニックのコンセプトなんです」。なるほど! 胃に例えられると分かりやすい。オーガニック商品であれば、肌に余分な負担をかけず本来自分が持っている力が働くというもの。とはいえ、ひと口にオーガニックといっても、正真正銘のオーガニック商品というのはほんのひと握りです。「これは日本にオーガニックコスメの基準がないというのが、一番の原因なのですね」と林田さん。では、どう見分ければいいのかといえば、その目安となるのがオーガニックの認証基準。「外国にはフランスはエコサート、ドイツではBDIH、オーストラリアではACOというように、オーガニックコスメに関する厳しい基準とそれを満たしているかどうかをジャッジする認定団体があり、これらを満たしていないとオーガニックコスメと名乗ることはできないのです」。

やけに詳しいな~と思い経歴をおうかがいすれば、林田さんは某メーカーで13年化粧品作りに携わってきたスペシャリスト。こんな方が開発したオーガニックコスメであればなおさら、期待も高まります。ちなみに同社の商品は、フランスのエコサートの基準に則った10の約束で作られているそうで、内容は以下。

1. 95%以上は天然由来成分、またスキンケアの植物原材料の85%以上はオーガニックのものを使用します。
(化粧水、乳液は100%天然由来。またヘアカラーなど一部製品を除く)

2. 植物原料の産地、オーガニック認証などを出来る限り明確に表記します。
3. 遺伝子組み換え操作を行った植物は使用しません。
4. 石油系合成界面活性剤は使用しません。
5. カルボマーなどの合成ポリマーは使用しません。
6. 石油由来の成分は使用しません。
7. パラベン、フェノキシエタノールなどの合成防腐剤を使用せず、植物が持つ天然の防腐効果を利用します。
8. 植物エキスの抽出に石油系溶剤BG、PGなどを使用せず、発酵エタノール、植物性グリセリン、スクワラン、水などを使用します。
9. 石油系合成着色料であるタール色素の原料は使用しません。
10. 安全性が確定していないナノテクノロジーを利用した無機物の微粒子(100nm以下)の原料は使用しません。

理屈はどうであれどんな商品なのか、何事も体験派の私は実際に使わせてもらうことにしました。まずは(写真A)を見ていただいても分かるように、とっても素敵なパッケージ。まるで生きたお花が飛び出てくるようなシズル感です。いつもはすぐに捨ててしまうパッケージも、なぜかこれは捨てられず今はメークブラシ立てになっています。

HANAオーガニックの夜専用スキンケアは主に、洗顔石けん、化粧水、乳液の3セット。ところが、「ムーンナイトミルク」と呼ばれるこの乳液はオールインワンになっていて、基本ケアは洗顔→乳液でOK。これまで何アイテムも使ってお手入れしていた人からすれば、最初はちょっと物足りないかもしれませんが、日を追うにつれてだんだん肌に馴染んでくるから不思議です。続いて、化粧水の「フローラルドロップ」はどこで使うのかといえば、乳液の前に使ってもいいし、気分転換に顔にふきかける用途で使ってもいいというもの。なかでも、私は出張時などに持参して、ホテルの枕にふきかけます。すると、花の精油の香りが漂ってとってもリラックスできます。これは林田さんに教わったとっておきの使い方なのですが、完全にはまっちゃって、今では出張の必須アイテムになってしまいました。

さらに通常、スキンケア商品は洗面所においている私ですが、この2アイテムだけはベッドルームに置くことにしました。これならどんなにドロドロに疲れた日でも、メイクさえ落としてベッドに潜り込めば大丈夫。あとは片手をのばして乳液をとり、両手にのせて顔にペロリと塗るだけ。こんなに楽なスキンケアはありません。そのうえ清々しい花精油の香りをまとって、そのまま眠りにつけるシアワセたるや…これは体験した人にしか分からないHANAオーガニックの醍醐味といえるでしょう。お肌はもちろんのこと、心の満足感が高い商品のように思います。そんな感想を林田さんにお伝えしたところ、またまた興味深い情報が耳に入ってきました。これを書き出すと長くなるので、続きは次回へ!

<取材協力>
HANAオーガニック
http://www.hana-organic.jp/

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter google+ Pocket

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事