大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112
「一度行ったら、何度も行きたくなる」と、あちこちから聞いていた「赤倉観光ホテル」。そんな、創業82年を超える日本の高原リゾートの草分け的な存在のクラシックなホテルに、ついに私もお籠りできる機会が訪れました。
標高1000メートルからの絶景が壮観な「赤倉観光ホテル」は、温泉に恵まれたスパ&リゾート。ホテル内で多くの楽しみが満喫できるのはもちろん、ゴルフにスキー、スカイケーブルでの山頂散策…と、季節を問わずあらゆる楽しみが詰まった場所です。
ホテルに訪れてすぐに、素敵な秘密を教えていただきました。場所は、本館にある格調高い雰囲気と伝統の味を守り続けているフランス料理のメインダイニングルーム「ソルビエ」。
なんと、シャンデリアの光がスプーンに反射して雪の結晶となって見えるのです。粋な仕掛けに、思わず「わぁー!」と声を上げてしまいました。
聞けば、「窓際ではない席のお客様も楽しんでいただけるように」とのこと。妙高の四季折々の絶景とお料理が楽しめるのはもちろんですが、このようなおもてなしにこそ、心がじんわり動かされますよね! 皇室の方々や、世界各国の要人たちに愛されるのもうかがえます。
ちなみに、その名称“ソルビエ”とは、日本語でナナカマドを意味しているのだとか。
さて、冬のお籠り旅のハイライトとも言えるのが、スパ体験。2009年に新たに増築された「SPA&SUITE」棟にあるのが、ビューティ女子必見の「ヘブンリービュー アース スパ バイ クラランス(Heavenly View Earth SPA by CLARINS)」です。
まずはラベンダーティーと酵素ドリンクをいただき、ゲルのようなアースロッジへ。
「この空間は、お母さんのお腹の中をイメージして作られています」と担当セラピストさん。トリートメントの前に香りを楽しみながら深い呼吸を行い、五感を研ぎ澄ませます。
薬石のぬくもりや重さを感じたり、セージやヨモギ、杉を用いたハーブスチームから、野鳥の羽まで登場したり…と、大地との繋がりを存分に感じられるでしょう。
大自然のエネルギーを意識したリチュアルを終えると、「クラランス」の製品を惜しみなく全身に使用した“クラランス タッチ”のオールハンドのボディトリートメント「ル マサージュ」(60分 ¥18,500、90分 ¥28,500)がスタート。
ホテルメイドの米麹を使った甘酒、赤倉温泉の湯の花や、妙高の野草をブレンドしたバスソルトに、地酒と酒粕をブレンドしたスクラブでフットバスを楽しみ、身も心も癒される心地よさ。ボディオイルが選べたので、私は大好きな「ボディ オイル リラックス」をチョイス。バジルやビターオレンジなどの精油の香りと、足首から腰、背中、肩へと抜ける、ゆったりとしたハンドストロークに肩や背中のコリがほぐれていきます。年末にご褒美気分で訪れたのですが、1年の疲れが吹き飛ぶようでした。
トリートメントメニューはバラエティ豊かで、「クラランス スキンスパ」専用に処方されたプロ用の製品を惜しみなく使うフェイシャルや、野草蒸しや野草シロダーラ、ボディやフェイシャルなどからその日のコンディションに合わせて完全オーダーメイドできる「オーダーメイドセラピー」など、“赤倉観光ホテル”らしいメニューまで!
こちらの「アース スパ」、温泉施設とスパルームが併設された作りになっているので、温泉で体を温めたら、そのままバスローブを羽織っただけで、トリートメントルームに移動できるのも素晴らしいですね。
至れり尽くせりの施術を堪能したら、プレミアム棟の最上階にあるレストラン「アクア グリル ダイニング」でディナー。
館内のレストランの中でも、随一の眺望の良さが魅力で、日中には全ての席から周囲の山々が見渡せます。
マグロのマリネ、サルシッチャのトマトパスタ、サーモンのポワレと青じそのクリームソース、国産牛フィレ肉のグリル…と贅沢にもフルコースに舌鼓を打たせていただきました。前菜は日替わりで、お魚料理は月1くらいで変更となるようです。
心も身体もゆるゆるほぐされて、深い眠りにつきました。
<取材協力>
大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
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