スキンケアニュース
2025.10.11

『美的』読者が「スキンケア」に求めていることはコレ! スキンケア偏差値・実情は?

成分、処方研究は年々加速するばかり。各化粧品会社によるコスメの進化はすさまじいのに、どうして私の肌悩みはなくならない…!? 『美的』11月号ではそんなひとりひとりに合うスキンケアを導き出す「美的スキンケアサロン」をOpen! 『美的』読者のスキンケアインサイトに基づき今のあなたのスキンケア状態を解説します。正しいスキンケアの選び方、効かせ方、使いこなし方をアップデートして。

EDIT: 美的編集部

美的編集部

美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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SOURCE: 美的 2025年11月号

2025年11月号

11 月号

9月22日頃発売 ¥1,060

今の9〜10月は、残暑が終わらない上に乾燥は進んできて天候も不安定で肌調子を崩しやすい、“魔の季節”。<br> だけ…

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『美的』読者のスキンケア偏差値・実情は!?

“自分に合う”手応えをスキンケアで得たい!
スキンケア偏差値は全体的に高めの『美的』読者ですが、アンケートを見ると、しっかりスキンケアをしていても悩みは尽きないよう。年代ごとのスキンケアニーズを見てみると、20代は「効果」、30代は「肌との相性」「成分」、40代以降は「肌への優しさ」を重視する傾向が。肌質や肌悩みの変化を感じ始める30代は特に「自分の肌に何が合うのか?」を模索するタイミングなのかもしれません。とはいえアイテムは多種多様にあり、情報もあふれる中、何を選ぶべきかは、読者にとって大きな課題のようです。

美的クラブ71人が回答
調査期間:2025年7月24日〜8月4日
回答者平均年齢:36.2歳
1か月のスキンケア代:平均¥14,508
1か月の美容代:平均¥26,300
美容医療経験率:40.8%

Q1.肌質は?


水分と油分のバランスがとれた普通肌と答えたのは1割に満たず、半数近くが乾燥肌と回答。オイリー肌は意外にも少数派。

Q2.今の肌悩みは?

1位 くすみ・シミ
2位 くま
3位 乾燥
4位 毛穴の開き
5位 たるみ
酷暑&紫外線の影響もあってか、肌トーンに関する悩みが圧倒的多数。乾燥肌の人が多いため、乾燥悩みも多い傾向。

Q3.スキンケアに求める効果は?

1位 保湿
2位 透明感
3位 エイジングケア
4位 ハリ
5位 毛穴の引き締め感
毎日のスキンケアでは、シミやシワなど具体的な肌悩みの改善というよりは、潤いを補給し、コンディションを整えたい模様。

Q4.スキンケア選びで大切にしていることは?

1位 効果
2位 テクスチャー
3位 配合成分
4位 コスパ
5位 手軽さ
回答者のほぼ全員が「効果が欲しい」と回答。その上でテクスチャーの良さや成分にこだわりつつ、コスパが良いのが理想的。

Q5.スキンケア品別の使用率は?


化粧水の使用率はなんと100%! さらに、年代とクロス分析すると、年齢が上がる程、使用品数が多いという傾向も見られた。

Q6.スキンケア情報は何から得る?

1位 Instagram
2位 雑誌
3位 Web
4位 YouTube
5位 X
SNSや雑誌などのメディアから情報を得ており、店頭や人づてなど、リアルな情報はさほど重視されていないよう。

Q7.スキンケアを新調する動機は?

「肌の変化や新たなトラブルを感じるようになったから」
「新作スキンケア情報を見かけて気になったので」
「今使っているものがなくなりそうなので新規開拓を」
自分の肌をよく観察していて、変化や悩みに応じてスキンケアを替えていこうという意欲の高さがうかがえます。

Q8.スキンケア選びに対する悩みは?

「成分や添加物などもっと情報に透明性が欲しい」
「本当に自分の肌に合っているのか効果がわからない」
「アイテムの種類が多すぎて選ぶのが難しい」
「価格と効果は釣り合っている?高いと続けられない」

「自分の肌に合う=効果がしっかりとわかって、かつ続けやすい価格のものを手軽に見つける」のが理想!

緊急開催 美的クラブのスキンケア座談会から見えてきた!“私たちがスキンケアに、本当に求めることはコレ!”

本企画担当エディター

村花杏子

美的クラブ

初谷亜美さん(専業主婦・33歳)

美的クラブ

西村絵梨那さん(会社員・28歳)

美的クラブ

深谷沙織さん(講師・37歳)

美的クラブ

加藤有里奈さん(主婦・36歳)

調べて試して納得してスキンケアを選びたい!

村花 皆さん、ズバリ今のスキンケアに手応えは感じている?

初谷さん 正直、今使っているスキンケアに対する満足度はあまり高くないんです。手応えは特にないけれど、肌あれしないのでなんとなく使い続けている感じ。

加藤さん わかります! 新しいものに切り替えて肌あれしたらどうしよう…と不安ですよね。

西村さん 1本使い切る頃にスキンケア情報をリサーチして、新しいものにトライしますが、結局どれがいいのかよくわからないんですよね。

深谷さん 私は肌悩みに応じてアイテムを買い足すのですが、新たな肌悩みがどんどん出てくるので、キリがない気がして…。

加藤さん で、化粧品だらけになっちゃいますよね…。

村花 スキンケアを切り替える決め手やグッと来るキーワードってありますか?

西村さん 私はSNSなどで流れてきたものの中でビビッと来たものをリストに追加して、成分をリサーチした上で決めています。タイミングも大事ですよね。

初谷さん 私は“時短”というキーワードに弱いです。家事や育児で、ただでさえスキンケアを後回しにしがちなので、楽にケアができるアイテムが魅力的ですね。

深谷さん 私は朝、鏡を見て「シミが…!」と思ったら美白ものを買い足す、みたいな感じで自分の肌悩みや肌の変化がきっかけですね。その上で開発への思いやヘア&メイクさんのコメントなどを調べて、お店にも見に行きます。

加藤さん 私も店舗で試したい派です。毎日使うものなので香りの好みもすごく重要。

村花 皆さんバラバラだけれど、どの理由もめちゃめちゃ共感できます! では、今、スキンケアに求めることとは?

加藤さん 乾燥やくすみ、毛穴、シワ…肌悩みが増える度にスキンケアをプラスしていくのが大変で…。全部まとめて、1本で解決してくれたら多少高くても結果的にコスパはいいな、と思います。

初谷さん 確かに! 一式ライン使いをしたいけれどそれだとかなり高くなりますし。韓国コスメなども賢く取り入れて、コスパ良く効いている実感が欲しいです。

深谷さん 以前使っていたものでも、ちょっと違うかも…となること、ありませんか? いきなり切り替える前に、ちょっと試してみたいんですよね。

西村さん 同感です! お試しサイズを充実させてほしいと常々思っていて、特にシリーズ一式でお試しサイズがあるとうれしい。

深谷さん 1回分じゃなくて、1週間くらい続けて使えると、自分に合うのかわかる気がします。

村花 確かに、いきなりフルサイズで買い替えるのはハードルが高いかもしれませんね。さて、ズバリ、皆さんがスキンケアで目指したい肌って?

4人 ファンデいらずの肌!

加藤さん 私は毛穴ケアを頑張っていますが、最終目標はファンデいらずの肌になりたいです。

村花 全員一致!? スゴイ!

事実、アンケートでもこんな声が多数!!
“新しいスキンケアで肌あれしないか不安”
“まずはお試しサイズを使ってから決めたい”
“効果が実感できるものを使いたい”
“美容医療とスキンケア、両軸で頑張りたい”
“長く続けられる価格も大”
“安定した肌をスキンケアでキープした”

結論! コスパが良くて“効く”スキンケアを見つけて目指すはノーファンデ肌!

\効率良くケアをしたい/\情報を見極めなきゃ/\本当に合うものって?/\全部同時にケアしたい/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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SOURCE: 美的 2025年11月号

2025年11月号

11 月号

9月22日頃発売 ¥1,060

今の9〜10月は、残暑が終わらない上に乾燥は進んできて天候も不安定で肌調子を崩しやすい、“魔の季節”。<br> だけ…

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