次世代の医療として話題のサービス「オンライン美肌治療サービス」を体験!|美tech探訪記 vol.5

美容ギア・遺伝子解析・AIやビッグデータを駆使した新世代のサービスまで…キレイの未来がここから始まる!? 美tech探訪記! 22世紀からやってきたビューティロボット・美ザエモンが案内します。今回は「ANS. オンライン美肌治療サービス」を深掘り!
VOL.05|ANS.(アンス)「オンライン美肌治療サービス」編
\時々ゆらぐので予防ケアが知りたい!/
美容皮膚科にかかりたいと思っても、どこのクリニックに行けばいいのだろう? と迷ってしまいますよね。そんなとき、オンラインの美肌治療も選択肢のひとつ。「ANS.(アンス)」は、2023年1月に本格リリースしてたちまち、次世代の医療として話題になっているサービスです。現在利用している人のうち、約45%がニキビ治療、約45%がシミ・肝斑治療、残りの約10%がアンチエイジング&その他の治療を受けているのだそう。
お悩みを改善する飲み薬や塗り薬を処方してもらえるのはもちろんのこと、症状が治まった後も良い状態をキープできるよう、医師の診断に基づいてサプリメントやドクターズコスメなどを取り入れた美肌管理を継続することができます。
オンラインだからこそ、治療を継続するかどうかや費用に関してじっくり検討して、自分のタイミングで結論を出せるのもうれしいところ。現在、なんと初回サービス利用者の9割以上が2回目も継続しているというデータからも、“肌のかかりつけ医”をもつ安心感や満足感がうかがえます。
忙しかったり心に余裕がないとき程、肌のトラブルって起こりがち。クリニックに行く時間がとれないときも、オンラインでスピーディに医師の診察を受けられるサービスです。
【DATA】
スマホで肌診断と医師によるオンライン診療が受けられて、肌悩みや目指したい肌に応じた美肌薬やコスメを自宅に届けてもらえる。費用は、処方される薬やサプリメント、化粧品の内容に応じて決まるため幅がありますが、現在はひと月で¥6,000 前後の治療内容を選ぶユーザーが多いそう。吹き出物・ニキビ・シミ・肝斑・エイジングケアなどが対象で、花粉症の薬も出してもらえます(自費診療)。ただしアトピーや蕁麻疹など血液検査が必要となるような疾患は対象外となります。https://ans-skin.com
POINT1:とにかく早い!スピーディさも魅力です
既存のフォームに肌悩みなどを入力する「問診」を終えてしばらくすると、医師から連絡が入りチャット診察がスタートします。その待ち時間がかなり短くて*、最初はビックリするはず。セルフで写真を撮って送り、肌の状態を医師に診てもらいます。
スピーディに診察や薬の処方が受けられるよう、サービス体制がかなり工夫されているのがANS.のすごいところ。悩みが起こったとき、すぐに治療が始められるのは大きなメリットです。
*混雑状況により、待ち時間は変わります。場合によって長く待つこともあります。
POINT2:もうリバウンドしない!途中で飽きない仕組み
薬を数日間塗って症状が治まったら、それで治療を終わりにしてしまう人は多いはず。でも、皮膚のトラブルは繰り返しがちなもの。症状を一時的に抑えるだけでなく、肌が土台から健やかに整うまで、数か月間正しい肌管理を続けるのが、実は悩み解決の近道です。
診察時に撮った肌の写真がログとして残るので、治療と共に肌がどう経過しているのかを見ることができます。また診察以外に、ケアの悩みなどをアドバイザーに相談することもできます。
POINT3:かかりつけ医の下で一生続けたい美肌管理
トレチノイン(とても作用の強いビタミンA皮膚薬)やハイドロキノンなど“攻め”の外用剤から、ビタミンや整腸剤など“育む”サプリメントやコスメまで、医師の判断の下、今の肌状態に合うケアを選んで未来の理想の肌を育てていくことができます。
2025年2月から、花粉症の悩みも治療の対象に! サービスの利用頻度にしばりはないので、悩みの多いシーズンだけ診察を受けて薬を処方してもらう、といった使い方もできます。
『美的』2025年7月号掲載
撮影/松原敬子 イラスト/しまだなな 構成/もりたじゅんこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。