写真映えメイクのコツと上手に撮られる方法を伝授!|有村実樹のビューティ・ハックvol.37

『美的』公式インスタ@bitekicomインスタライブと連動連載♪美容が毎日を「楽」(ラク・たのしく)にする!有村実樹さんの連載第37弾です! 今回はモデルとして20年近く写真に撮られてきた経験から、写真に写る際のコツをご紹介いただきました♪
vol.36 写真写りを良くするには?
\インスタラブもチェック!/
メイクは“面”よりも“線”を意識! 撮られ方もひと工夫してみよう
\他撮りでも盛りたい/\華やかな印象を残したい/\写真映えメイクのコツは?/にお答え!
モデルとして20年近く写真に撮られてきた経験から、写真に写る際のコツをご紹介!女子会など、集合写真を撮りそうな日は、メイクと写り方をぜひ参考にしてみてください♪
「写真用のメイクのコツを取り入れて、自信をもって撮影を楽しんで」
ニット¥5,929(ジュン〈VIS〉)イヤリング¥5,390(ロードス〈GYELEP〉) リング[人さし指]¥11,000(ココシュニック〈ココシュニック オンキッチュ〉) リング[中指]¥191,400(ココシュニック)
新年度が始まり、会食などで写真を撮るような場面も多いのでは? そんなとき「しまった…」と後日写真を見返して後悔しないためのコツをいくつかご紹介したいと思います。
まずはメイク。「写真撮影があるかも」と思って張り切ってメイクをすればする程、厚塗りになって、白浮き&大顔見えするおそれが…。ポイントは、“ベースはミニマムに、ポイントメイクは線を意識する”ということ。リアル(3D)から写真(2D)になる際、ベースメイクやアイシャドウ、チークといった“面”のメイクよりも、眉、アイライン、マスカラ、リップラインといった“線”の方が美人印象に見せる上で効果的なんです。
さて、写り方。すっきり小顔に見せようとサイドの髪で輪郭を隠すという人が多い気がしますがこれは間違い。フェースラインは隠さずに見せた方がすっきり見えます。あと、体真正面で写るのは正直ハードルが高いので、立ち位置はセンターではなく端っこが狙い目です。せっかくの思い出なのでかわいく写りたいですよね。次の撮影の機会はぜひ意識してみてくださいね。
写真映えメイクのコツはこちら!
1.ベースメイクはミニマムに!首まで明るくしておくとキレイ
肌のアラは写らないし、老け見えするので厚塗りは不要。首元までトーンアップして、白浮きを防いで。
2.眉は“眉尻”をくっきりさせること!
眉がぼやけていると、目元全体がぼんやりするので、眉はキリッと。特に眉尻は最後までくっきり描いて。
3.アイラインは長さ・太さよりも隙間埋めを重視
目尻を延長しすぎると写真だと目が細く見える場合も。目のフレームをくっきりさせることを最優先に。
4.マスカラは上だけ!しっかり長さを出そう
繊維入り下地を仕込んで、まつげの線での存在感を。パンダ目の予防のために、マスカラは上まつげだけ!
5.唇はリップライナーでエッジを描いておく
撮影前にぜひ塗り直しておきたいのがリップ。リップラインで輪郭を描いておくとお直しも簡単でキレイ!
眉&目元
\線で効かせて/
眉はパウダーでぼかさず、眉尻までシャープに描ける眉リキッドがおすすめ。アイシャドウはグラデにせずまぶたの陰影を深めたら、アイラインはこげ茶で、まつげの下からと上から隙間を埋めて黒目をくっきり見せて。まつげは長さと束感、カールアップを意識して華やかに。
右から/「眉尻はリキッドでシャープに」
カネボウインターナショナルDiv. KANEBO デザイニングアイブロウリクイド LE1 ¥3,300
「まつげ上下から隙間を埋めて」
イミュ デジャヴュ ラスティンファインE クリームペンシル ダークブラウン ¥1,320
「長さもカールキープも」
カネボウ化粧品ケイト ラッシュマキシマイザー HP 2.0 EX-1 ¥1,320
「まつげ根元から存在感を」
資生堂 マジョリカ マジョルカラッシュエキスパンダー 孔雀ロング BK999 ¥1,650
「アイシャドウで抜け感を」
セザンヌ ライティングアップアイシャドウ 01 ¥693
リップ&デコルテ
リップライナーで唇の輪郭をひと回り大きく、口角をキュッと引き締めて描いておくと、リップを重ねるとふっくら際立つ! デコルテが開いた服の場合、下地やデイクリームで首元を明るくなめらかに整えておくとキレイ!
右/「首元をさりげなく明るくしてハリ感のあるなめらか質感に見せられる」
カネボウ化粧品 ミラノコレクション ドレスアップクリーム2025 SPF20・PA++ 50g ¥8,800(6月7日限定発売)
左/「素の唇の色にも自然になじみ、輪郭がくっきり引き締まる」
セザンヌ 影色リップメイカー 01 ¥660
女子会などの集合写真撮影で使える!上手に撮られる方法
Point1.手前の髪は後ろに流す!フェースラインは隠さず見せよう
手前に来る毛束は後ろに流したり耳にかけたりしてフェースラインを見せること。隠すより潔く見せた方がすっきりした印象に見えます。
Point2.体は斜めにして、隣の人にくっついて写るとGOOD
カメラに対して体は斜めに。グループで撮る場合、奥になる方の肩は隣の人で隠すくらいがGOOD。親しげで楽しい雰囲気も演出できます。
Point3.肩は軽く引いて、指先や所作まで意識を向けて
前肩にならないように肩はすっと後ろに引いて。肩にカーディガンを羽織るのも◎。指先に緊張感をもたせるとエレガントな印象に。
『美的』2025年6月号掲載
撮影/中島 洸(人物)、河野 望(静物)ヘア& メイク/ M A KI スタイリスト/楠 玲子 構成/村花杏子、多喜景子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
本誌の記事やインスタライブ、自身のインスタアカウント(@arimura _miki)で公開する美容法や動画がわかりやすいと人気。企業向け美容講座の講師などでも活躍。植物療法士の資格も取得、ストレスケアの方法をシェアするなど生来の優しさに基づく情報発信や、出産後さらに磨かれた美しさで、読者からも絶大な人気を誇る。