綿棒で…4つのツボを刺激!疲れ目まで解消「目元のクマ」速効ケア術
先日の『美レンジャー』の記事「内側からツボ刺激!“ほうれい線を消す”歯ブラシ美容…名医が指南」では、医学博士であり、数々の著名人への施術でも知られる『Dr. Liu Method ハリアップ』総院長の劉勇先生に、歯ブラシを使って、ほうれい線を目立たなくさせるツボ押し法を教えていただきました。
今回は、ほうれい線と同じくらい女性を悩ませる“目元のクマ”に有効なツボを伺ってきたので、ご紹介します。使うのは、歯ブラシではなく……綿棒です。意外ですが、「面積の小さなツボを、美容鍼のように的確に刺激できる」(劉先生)そうですよ!
■綿棒1本で!“目元のクマが消える”ツボ
目の下のクマを解消したいときは、以下の順番にツボ押ししてみてください。
(1)太陽(たいよう)のツボ
目尻の外側の骨がややくぼんだところに、左右両方にあります。以下の写真を参考にしてください。
太陽を押すと、側頭部全体の筋肉が刺激され、目の周りの血行を良くする働きがあります。お肌と垂直に、気持ちいいと感じるくらいの力加減で押すことがポイントです。
(2)印堂(いんどう)のツボ
左右の眉頭の真ん中にあります。以下の写真を参考にしてください。
眉間の緊張が緩和されるだけでなく、眼精疲労にも効果があります。また、脳下垂体が刺激されて、脳の働きも向上します。お肌と垂直に気持ちよい強さで押してください。
(3)睛明(せいめい)のツボ
目頭の2mm側、鼻柱との間にあります。以下の写真を参考に、左右両方行ってください。
クマや充血、炎症に効果があるだけでなく、疲れ目による視力の衰えも回復してくれます。綿棒の先を当てて、適度な力加減で鼻柱の方に向かって押しましょう。
(4)四白(しはく)のツボ
黒目の真下1cmのところ、頬骨の上にあります。以下の写真を参考に、左右両方行ってください。
眼精疲労による充血や炎症の予防、目の下や頬のたるみにも働きかけ、目元の若返り効果があります。綿棒の先を当て、斜め上に向かって程よい力加減で押してください。
ツボ押しをした後は、マッサージで揉み解したり、コップ一杯の水を飲むようにしたりしましょう。さらに、規則正しい食生活、質の良い睡眠をとることで効果も実感しやすくなります。
いかがでしたか? きれいにメイクを仕上げても、クマがあっては疲れて老けた印象になってしまいます。綿棒1本でできる簡単なツボ押しなので、ぜひ試してみてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:磯部奈央
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