お悩み別ケア
2016.6.16

毛穴悩みはもう解決!目立たなくさせるには3つの心得が大切でした!

この時期、目立つ〝黒ずみ毛穴〟〝ぽっかり毛穴〟〝たるみ毛穴〟、10日以内にまとめて消してしまいましょう!

kd_美的6月号-毛穴2

毛穴にはいろいろあるけど…解決策はひとつなんです!
毛穴シスターズ

まるでイチゴのようにボツボツと点状に目立つ「黒ずみ毛穴」、頬の辺りを中心にミカンの皮のように広がる「たるみ毛穴」、ボコボコと皮膚が陥没したようになっている「凹凸毛穴」…。毛穴悩みにはいろいろなパターンがありますが、〝なぜ毛穴が目立ってしまうのか?〟という大本の原因を考えれば、すべてはシンプルな解決策に行き着く、とビューティアドバイザーの水井さんは解説します。

そもそも肌の表面には、盛り上がった部分(皮丘)と、その周りを取り囲むくぼんだ部分(皮溝)とがあります。編み目のように存在するそれらを総称して〝キメ〟と呼びますが、キメが乱れた肌程、くぼみにある毛穴が目立ちやすくなってしまうのです。
「本来、毛穴は奥まった部分(皮溝)にあるもの。それが悪目立ちしてしまうということは、周りの部分(皮丘)が乾燥したりあれた状態になっていて、しぼんだ状態になっていることを意味します。肌を潤してふっくらとさせるケアが必要です」

また、毛穴も肌の一部。毛穴部分の角質は常にターンオーバーを繰り返しています。本来、アカとして剥がれ落ちるべき古い角質が穴の中にたまってしまうと、皮脂や汚れと混じり合って固い「角栓」に。大きな塊となり、毛穴を押し広げてしまいます。
「特に、乾燥が進んで固くなった肌程、古い角質が剥がれ落ちにくくなるので注意が必要です。潤いで満たして肌を柔らかに整えれば、古い角質が自然と排出されて〝詰まりにくい毛穴〟になるはず。その後で、ターンオーバーを整えるケアを加えれば完璧です」

毛穴対策というと、汚れをオフするケアばかりに関心が向きがちですが、本当に大切なのはその後だということ!まずは、毛穴消しの心得をしっかり胸に留めて。

 

《毛穴消しの心得》
心得1 〝急がば回れ〟
毛穴汚れを強制的に除去しても、穴がぽっかりとあいたままでは、すぐに再び詰まってしまいます。毛穴周りのキメがふっくらと育つまで、まずは10日間ケアを続けましょう。

心得2 〝いじめてはダメ〟
毛穴目立ちの原因のひとつは、ターンオーバーの乱れです。毛穴詰まりが気になるからと無理に押し出したり強くこすったりすると、肌がダメージを受けてターンオーバーが乱れ、ますます目立ちが悪化します。

心得3 〝気にしすぎない〟
毛穴は本来小さいもの。本人が気にしすぎというケースも多いです。デコルテまで鏡に映したときに見えないようなら、他人の目には映らないということなので、あまり気にしすぎないで。

 

教えてくれたのは・・・・

ビューティアドバイザー
水井真理子さん
「特別なアイテムを使わなくても、朝晩行う基本の正しいお手入れで毛穴は消える」が持論。

 

撮影/鈴木希代江(人物)、河野 望(静物) ヘア&メーク/相馬久美子(blast) スタイリスト/大島有華(静物) イラスト/小迎裕美子 モデル/大森晶絵 デザイン/GRACE.inc 構成/もりたじゅんこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事