お悩み別ケア
2022.3.2

【Q&A】日焼け止めの選び方は? SPFとPAって? 「美白&UVコスメ」の基本を知ろう!

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春になると美白&UVコスメの新作が続々と登場し、コスメ好きなら誰もがワクワク。正しく選んで最大の効果を得るために、まずはそれぞれのことをよく知りましょう!

なぜ必要?どう選ぶ?まずは美白&UVコスメの基本を知ろう

エディター

大塚真里さん

スキンケアの取材をライフワークのように続けて25年。得た知識をベースに考え、分析するのも趣味。今回は美白とUVを分析します!

Q1.美白コスメを使うべき理由って?

A.好印象の決め手となる透明感と清潔感のため
“美白”という言葉から、美白コスメ=白肌を作るものというイメージがありますが、実は違います。人にはそれぞれ生まれもった肌の色があり、目指す肌の色もノールール。色白が好きな人もいればおしゃれっぽいオークル肌が好きな人もいます。美白コスメを使うべき理由は、白くなるためではなく紫外線から守るため。日焼け止めだけでなく美白コスメも、肌を守ってくれます。紫外線によるメラニンの生成を抑え、抗酸化作用などによってダメージも防止。肌には透明感と清潔感が宿ります。それは肌の色と関係なく、好印象を与えてくれるものなのです。

\美白コスメがしてくれること/

  1. メラニンの生成を抑え、 シミ・そばかすを防ぐ
  2. それによって 肌に透明感と清潔感が
  3. 抗酸化作用によって エイジングケア効果も

 

Q2.美白コスメで今あるシミは消えますか?

A.最近できた、肌表面のごく薄いシミは消えることも
肌は紫外線を浴びると褐色の色素であるメラニンを作り、それを傘にして細胞を守ろうとします。美白コスメは、肌の中でメラニン生成の原因となる活性酸素が増えるのを抑制したり、メラニンの生成を抑えたりして、これ以上メラニンが増えるのを防ぎます。つまり既にあるシミを消すのではなく、新たなメラニンの生成を防ぐのが美白コスメの基本の役割です。ただ、メラニンの代謝を促す働きをもつ美白コスメも多く、抑制と代謝の相乗効果で表面の新しく薄いシミが消えることはあります。

 

Q3.「医薬部外品」とそうでないものの違いは?

A.正確には“美白コスメ”=医薬部外品です
「医薬部外品」とは、美白や抗炎症、シワ改善、乾燥の改善など、肌に一定の効果があると公に認められた「有効成分」を配合し、さらに安全性を守るためのルールに則って処方したコスメのこと。美白コスメとは、正式には「美白有効成分」を配合したものを指します。とはいえ、例えばビタミンCを高濃度に配合すると医薬部外品の認可は下りなくなりますが、メラニン生成抑制効果は高く、優劣をつけることはできません。

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Q4.日焼け止めのSPFとPAについて、改めて知りたい!

A.それぞれ、UV-B波とUV-A波をカットする指標です
紫外線には、波長が短く主に表皮に働いてシミやくすみの原因となる「UV-B波」と、波長が長く真皮まで届いてシワやたるみの原因となる「UV-A波」があります。SPFはUV-B波をカットする指標で、レベルは1~50+。PAはUV-A波をカットする指標で、+~++++というレベルで示されます。昔はSPF・PAの数値が高いと感触が悪いものも多かったのですが、今はUVカット剤をコーティングする技術などが進化し、デメリットは少なくなっています。

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Q5.SPF50+の「+」ってなんですか?

A.SPF50以上の紫外線カット効果をもつという意味
SPF1とは、紫外線を浴びてから日焼けが始まるまでの時間を約20分遅らせるという意味。SPF50=約1,000分、つまり約16時間半で、1日のうちで紫外線が降り注ぐ時間数を超えています。そのため、日本では無意味なSPF競争を防ぐ目的で表示可能なSPF数が50までと決められていて、50以上はすべて「SPF50+」と表示されます。

 

Q6.マスクの中や室内で過ごす日も日焼け止めは必要?

A.とりあえず全顔に毎日塗るのがおすすめです
白や淡色のマスクを使う人は多いと思いますが、明るい色は紫外線を透過するので、マスクの中も含め全顔に日焼け止めを塗っておくのがベターです。その方が均一にしっかり塗れるし、部分塗りよりもむしろラク。室内で過ごす日も「窓際に行かなければOK!?」などとは考えず、とりあえず日焼け止めを塗っておくのが賢い美肌の守り方。

 

Q7.日焼け止めの選び方がわからない!

A.SPF25以上を目安に好みのテクスチャーを選び、たっぷり使って
多くの人がUVコスメを選ぶ基準にするのはSPF・PA。この指標は塗る厚みと相関性があり、薄く塗ると守る効果が落ちてしまいます。数値が高いものを買っただけで安心してしまい、薄く塗って守れていると思い込むのは危険。SPF25以上というのをひとつの目安にして、好みのテクスチャーのものを選び、たっぷり塗るのがおすすめ。

 

『美的』2022年4月号掲載
撮影/渡邉宏基 イラスト/Shapre 構成/大塚真里

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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