お悩み別ケア
2009.11.4

2010美白WARSの口火を切ったクラランス、独自の最新植物成分をはじめて医薬部外品に投入

2010年に発売になる最新美白コスメの情報が徐々に出始める時期になりました。

まず第一報が聞こえてきたのはクラランス。新植物成分「シーリリー」を使用した美白ラインが誕生します。美白の既知のメカニズムを超え、より進化した美白製品を作り出すために、選んだ主役はやはり植物エキス。アルブチンやルシノールなどの医薬部外品の有効成分の多くは植物エキスに含まれる有効成分から探しあてたものです。

その立役者は、クラランス製品開発・製造責任者のリオネル・ドゥ・ベネッティ氏。できたてのWHITE PLUS enrichedのライン6品を携えて来日したところ、HOTなお話を伺うことができました。

「シーリリー」の医薬部外品への使用認可が取れたのが昨年9月、昨年末に来日したときにはシャンパンを持参して、スタッフ一同乾杯したそうですから、会社を挙げての喜びようが伝わります。認可までには2年かかったとか。新規成分を配合した最新化粧品が市場に出るまでには、成分研究から試作品から実効調査まで、長い長い道のりがあるんですね。

2010年3月発売予定の最新美白ラインには、新植物成分「シーリリーエキス」が配合されています。ブルターニュの浜辺に咲く稀少なシーリリーの花から抽出されるエキスには、メラノサイトの樹状突起と呼ばれる部分が伸長するのを抑える働きがあるそう(樹状突起が大きくなると、それだけメラニンを貯め込むスペースができてしまう)。

そもそもWHITE PLUSのシリーズには、メラノサイト全体をカバーしてメラニン環境から守る働きがあるのですが、肌のダメージが進んだ段階ではそのブロックを破る可能性もあるのだとか。この新成分ならそのリスクも回避できるわけで、さらにパワーアップということです。詳しくは、美白シーズンの『美的』本誌の特集で詳しく読めると思いますよ!

ベネッティ氏はこの仕事を始めて30年以上、1976年よりクラランスの研究開発部門のトップになり、現在はクラランス研究所及びクラランス総合研究所の会長兼所長と、クラランスの商品開発を率いてきた方です。
ヨーロッパの自然派指向の話、健康管理の話(マラソン2時間58分の記録の持ち主!)と、有意義な時間を共に過ごすことができました。

数か月後には、力を入れた発表会が開かれることと思います。発表会レポートをお待ちくださいませ!

[HP]http://jp.clarins.com/

*text by 美的.com*

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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