スキンケアニュース
2024.10.5

大人が幸せになる!エイジングケアの秘密「金継ぎに着想を得たSK-IIの新たなサイエンス」

「空間生物学」を用いて新たに判明した大人肌の事実!金継ぎに着想を得たSK-IIの新たなサイエンスから、今の肌をもっと愛せる、自分への糸口をつかんで時を重ねるほど美しくなる。今年8月に京都で開催されたSK-IIのイベントの様子をご紹介します。

「空間生物学」を用いて新たに判明した大人肌の真実|加齢した肌は「細胞間コミュニケーション」が低下していた!

肌研究の権威にお話を伺う貴重な機会

この秋、SK-IIから大人美に関する新提案が発表されました。時を重ね育まれた大人の美しさに価値を見いだし、若さとは異なる、大人だけの異次元の美しさを目指す—。この考え方をあらゆる角度から体験できるイベントが8月に京都で催され、『美的』も参加しました!

現地で取材班を待っていたのは、京都大学医学研究科皮膚科学教室 教授の椛島健治先生と、SK-II グローバルR&Dリサーチフェローの宮本久喜三博士。SK-IIと京都大学は10年にわたり共同研究を行っており、これまでさまざまな研究成果を発表してきました。今回の取材で伺ったのは“空間生物学”という先進のサイエンスを用いてわかった、肌の新たな事実。

「肌は膨大な数の細胞で構成されていますが、隣り合う細胞も遠くの細胞も互いに連携をとって、すこやかな状態を保っています。空間生物学を用いることで、そのコミュニケーションの状態を把握することが可能になりました」(椛島先生)

「椛島先生との共同研究により、大人の肌は、若い肌に比べ細胞同士のコミュニケーション力が減っていることがわかりました。同時に、この点に着目することで、大人肌の新たな美しさへの扉が開いたのです」(宮本さん)

\とても気さくにお話しくださった椛島先生/

(右から)お話をしてくださったSK-II 宮本久喜三博士、京都大学医学部 椛島健治先生。取材を担当したエディターの大塚真里、『美的』チームとしてツアーに参加したトータルビューティアドバイザーの水井真理子さん。研究にまつわる止まらない質問すべてに、温かく真摯に答えてくださいました。今後の誌面作りに生かします!

空間生物学とは?

生体組織全体の情報を収集、知られざる事実を見いだす
対象となる生体組織の、一部でなく全体の情報を立体的に収集し、知られざる事実を見出すサイエンス。主に医療で使われ、その可能性が注目を集めています。SK-IIは京都大学との協業により、化粧品ブランドとしてはいち早く、空間生物学を研究に取り入れました。

細胞間コミュニケーションとは?

肌のすこやかさを維持するための、細胞の活動
肌の細胞は、近くだけでなく表皮と真皮といった離れた場所にあっても情報を交換しています。空間生物学を用いた研究で、大人の肌は隣り合う細胞の接着力が低下すること、遠くの細胞との連携が弱まることが判明しました。

SK-IIと京都大学の共同研究でわかった真実!

時を重ねた肌では細胞間・皮膚層間の連携が弱まる
空間生物学を用いて、表皮の各層間のコミュニケーションの量を示した「セルチャット グラフ」。左の若い肌に対して右の大人肌は線の数が少なく、コミュニケーションが低下していることがわかります。

時を重ねた器に、新たに美術品としての価値を宿す|“金継ぎ”体験で自分の今を愛することを知る

金継ぎで修復した器は強さと美しさが高まる
大人美に価値を見いだすというSK-IIの考え方は、時を重んじる陶磁器の修復技法「金継ぎ」に着想を得たもの。大切に使ってきた器を、漆と金で丁寧に修復することで、新たな美しさと価値を授ける…。この素敵な考え方を体験すべく、京都で金継ぎ職人として活動する黒須ゆうかさんを講師に、水井真理子さんが金継ぎを体験しました。

「金継ぎに興味はありましたが、体験は初めて。修復しているというよりも新たに再生している気持ちの方が高まり、美しいラインを入れたことで生まれる風合いにワクワクしました」(水井さん)

「漆によって接着された器は、時を重ねるごとにその強度が高まっていきます」とは黒須さんの言葉。細胞のコミュニケーションが高まることで時を重ねるごとに美しさが高まる大人肌との共通点を感じる、貴重な体験でした。

黒須さんから学ぶ金継ぎのストーリー

「金継ぎには、欠点を隠すことなく受け入れるという美学があります。食器であるため、すべて天然素材で行うというのも特徴です」(黒須さん)

漆による修復を体験。完成が楽しみ!

金継ぎは複数の工程があり完成まで数回の作業を要するため、今回は漆と金を塗る工程を少しずつ体験。完成が楽しみです。

エステティシャン・髙橋ミカさんのメソッドを堪能|大人の肌を慈しむプレステージスパを体験

大人の肌に必要なお手入れを知る贅沢な時間
SK-IIからこの秋、金継ぎに着想を得た新しいエイジングケアラインが誕生します。人気エステティシャンの髙橋ミカさんが、この製品を贅沢に使ったスペシャルメソッドを考案。水井さんが体験しました。

「ミカさんのメソッドは肌の内側から元気になっていくようなリズミカルなタッチ。終わった後の肌のハリとツヤに驚きました! 今回の取材や体験を経て、自分の生涯ひとつの肌をケアすることの大切さを知りました」(水井さん)

「マジックスキャン」で肌状態の確認も

SK-IIのカウンターで体験できる肌測定器「マジックスキャン」。この秋から、より詳細に自身の肌状態がわかる新機能が搭載されました。

1.塗布するときは下から上、内から外へ動かす
化粧水や美容液、クリームを塗るときは、顔全体になじませた後、下から上、内から外へと手を滑らせる。

2.フェースラインを引き上げるように流す
さらに、指の腹全体であご先をつまみ、骨格に沿って耳の下まで流すとフェースラインがすっきり整う。

3.こりがたまりやすい顔の中心部も流す
人さし指を折り曲げて第2関節を鼻の横に当て、頰骨の下をフェースラインまでぐっと流す。気持ちいい!

『美的』2024年11月号掲載
撮影/大同香代子、張田亜美 イラスト提供/SK-II 構成/大塚真里

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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