エディター・ライター。自ら立ち上げた出版レーベル『BOOK212』より初の絵本『ピンクのカラス』を刊行。
(問)https://book212.com
ディオールのサイエンスのすべてを注ぎ込んだ化粧水で、柔らかな光が巡る肌に。|美的GRAND
美容エディター・松本千登世さんが厳選。『このコスメが、すごい!~生命力化粧水編~』
肌を愛でるという至福の感覚が美を巡らせる
Brand / ディオール
Item / プレステージ ラ ローション エッセンス N
シリーズ共通のグランヴィル ローズのパワーを凝縮。ローズペプチドに加え、スクワランを新配合し、微小炎症を抑えると共に、肌修復と潤い持続を実現。バリア機能を高めながら、ハリと弾力をかなえる。
150ml ¥20,900
柔らかな光が巡る肌
30代になりたての頃、私はある美容のプロフェッショナルに、「あなたは、肌をデニムのように扱っているでしょう?」と指摘されたことがあります。デニムのように乱暴に扱うから、固くゴワついたデニムになる。丁寧に扱えば、柔らかくなめらかなシルクになる可能性を秘めているのに、と。それは、私の洗顔やクレンジングの間違いを正すためのたとえでしたが、裏には深い意味があって「肌をデニムにするか、シルクにするか」は私の向き合い方、もっといえば、愛で方次第なのだと、言われた気がしました。
肌がエイジングしていくのは、誰しも当たり前のこと。でも、肌に対する心のありようで、見た目や質感をもっともっと上質に育てていくことはできる、年齢を重ねる程に肌をもっともっと好きになることはできる……。彼女が言いたかったのは、きっとそういうこと。この言葉は、実は今も私に希望を与え続けています。
ディオールのディオール プレステージ ラ ローション エッセンス Nに初めて触れたとき、「この1滴に、肌が愛されている」と静かな興奮が全身を駆け巡りました。肌当たりはどこまでもまろやか、それでいて、肌の上で瞬時にみずみずしさに変わり、なじませている間に肌が次第にぱっと明るく、ふっくらと柔らかく変化していく。そして、見た目と質感がループ状に上向いて、光が巡り巡っているかのような、ほのかなピンク色の肌が出来上がる。この1滴を通して肌を愛し続けたら、この先にきっと好きな自分が待っているに違いない……、そう確信できるのです。
ディオール サイエンスのすべてを注ぎ込み、「リバース エイジング」という革新に挑み続けているディオール プレステージ。そんなシリーズのファーストステップとして生まれたこのローションは、自分を愛でた先にあるまだ見ぬ肌を期待させてくれる。年齢を重ねることが楽しみになるはずです。
『美的GRAND』2024夏号掲載
撮影/シバサキフミト(DONNA) スタイリング/高橋尚美 構成/松本千登世、三井三奈子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。