エディター・ライター。自ら立ち上げた出版レーベル『BOOK212』より初の絵本『ピンクのカラス』を刊行。
・問:https://book212.com
シャネルの化粧水で満たす、上質な光があふれる肌|美的GRAND
美容エディター・松本千登世さんが厳選。『このコスメが、すごい!~生命力化粧水編~』
極上の1滴で、透明感の奥行きを一から手作り
Brand / シャネル
Item / サブリマージュ ラ ローション
サブリマージュの中核、ヴァニラ プラニフォリア PFAとヴァニラ プラニフォリア ミルクのパワーを融合。肌の炎症を抑え、生き生きと輝かせて、若々しい印象を与える肌の指標すべてにアプローチ。125ml ¥25,300
上質な光があふれる肌
「ファインダーを通して見ると、はっきりと『差』がわかるんです。表面だけを取り繕っている肌か、奥の奥から真に潤っている肌か。光のあふれ方が全く違うから」。あるフォトグラファーが撮影中になにげなく呟(つぶや)いた一言に、どきりとさせられました。ヘア&メイクアーティストやスタイリスト、モデルもその場にいたスタッフ全員が「えーっ、本当に?」と驚きながらも「なんだか、わかる気がする」。実は私も、ずっと言葉にできないでいたもやもやは、もしかしたら、彼女の言うその差かもしれないと思いました。
年齢を重ねる程に、目に見えるシミやシワとはまた違う、心が感じる「生命感」という美肌のベクトルがあるような気がしていました。もっとわかりやすく言葉にするなら、「透明感の奥行き」みたいなもの。表面の一層奥が水で満たされ、目に見えない透明のヴェールで包まれていて、そのさらに奥からふわんと柔らかい光があふれ出ている、みたいな……。光を操るプロフェッショナルであるところのフォトグラファーだからこそ、その差がわかるんじゃないかと思ったのです。
透明感に奥行きがあると気づかされたのは、実はこのシャネルのサブリマージュ ラ ローションがきっかけでした。手にとると、化粧水のイメージを軽々と超え、美容液? 乳液? と思う程、濃密。肌にのせると、その濃密なテクスチャーが表面で官能的にほどけ、奥へ奥へと穏やかに広がって、芯からじんわりと満ち満ちる。その感覚に夢中になって重ね塗りする程に、トーンも質感も変わり、透明感がどんどん積み重なっていく……、そんな実感が得られるのです。
シャネルスキンケアの最高峰、サブリマージュ。シャネル化粧品研究所が新たな発見をする度に、最新の成分やフォーミュラで革新的なアイテムが生み出されています。そんなイノベーティブな1滴を、透明感の奥行きを一から手作りするように毎朝毎晩。あふれる光がシミもシワも跳ね返す、本物の大人の美しさはこうして生まれます。
『美的GRAND』2024夏号掲載
撮影/シバサキフミト(DONNA) スタイリング/高橋尚美 構成/松本千登世、三井三奈子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。