美的GRAND
スキンケアニュース
2023.2.27

SUQQU PR小野芽以子さんの美にまつわる人生「仕事か育児かの選択を迫られたときも。諦めなかったから今があります」|美的GRAND

大好きな化粧品の良さを伝えたい。曇りのない一心で、仕事と子育てを両立してきただけでなく、数々の夢もかなえてきたSUQQU PRの小野芽以子さん。そのパワーの源と、そして美しさの秘密を教えていただきました。

30代は変化の連続。
ふたりの子供を出産し、「仕事か育児か」の選択を迫られたときも。諦めなかったから、今があります


SUQQU マーケティング部 PR マネージャー 小野芽以子さん(41歳)
肌あれが解消した感動体験から化粧品に興味をもち、大学卒業後にフランス系の大手化粧品会社に入社。そこでPRとしての経験を積み、世界的なジュエリーブランドのPRを経た後、SUQQU PRに。ふたりの男のコの母でもあり、仕事、育児と多忙な日々を送る。

小野芽以子のビューティライフストーリー

化粧品が好きになったきっかけは肌あれを解消してくれたその効果に感動したから

学生時代の小野さんは、化粧品にはほとんど興味がなく、ソフトボールや競技スキーにいそしむスポーツ少女。アウトドアスポーツに、やはり肌の乾燥や日焼けはつきもので、当時は肌あれに悩んでいたと言います。そんな小野さんを救ったのが化粧品。
「母が見かねて買ってきてくれたのですが、使い始めてすぐにトラブルは解消。その効果に感動しました。そこから化粧品に興味をもち、化粧品に関わる仕事を目指すきっかけとなりました。

「宝物」と思える経験は、無我夢中で頑張りぬいた日々の積み重ねから生まれた

大学を卒業し、新卒として入社したのは、フランス系の大手化粧品会社。最初はマーケティングに配属され、1年後に社内異動でPRへ。

「憧れはあったのですが、いざやって見ると大変。社会人としての経験も浅い中、膨大な仕事量に追われる日々で、毎日ほぼ終電で帰宅していました」。

極度の緊張やプレッシャー。眠れない夜や体調が優れない日々も少なくなかったそう。

「当時は厳しいなと思っていましたが、今思えば、PRとしての基礎はすべてこの時期に養われました。そのときは必死でわからなかったけど、何ひとつ無駄な経験はなかった。すべてが大切な財産です」

化粧品PRを6年務めた後、仕事の幅を広げたいと、世界的に有名なジュエリーブランドのPRへと転職。同じPRでも、化粧品とは全く違ったアプローチであることに戸惑いながら、本物のラグジュアリーを知ることに喜びを感じたと言います。

「ブランドジュエリーは、歴史もあり、芸術品のような感じ。 PRの仕事も、ブランドの世界観やイメージをいかに壊さず、さらに発展させていくかを考えることにたくさんのエネルギーと時間を割きました」

仕事と育児で大忙しの毎日。抱え込まず、周りに助けを求めたことで、道は開けた

仕事の変化だけでなく、この時期はプライベートでも大きな変化が。

「この6年の間に、出産を2度経験しました。家事は夫や両親が強力にサポートしてくれて、問題なかったのですが、子供の保育問題には苦労しました」

長男は、昼のお迎えが必要な幼稚園を受験し合格。

「お昼時間のお迎えが、働くママに難しいのはもちろん、次男は保活に敗れて待機児童となってしまったため、仕事か育児かの決断に迫られました。もう仕事を諦めるしかないのかと悩んでいたときに、SUQQUからお話をいただいたんです。幼稚園への送迎を理解していただいたこと、会社にフレックスタイムや時短の制度があったこと、次男の預け先も程なく見つかったこと、同僚のサポートを得られたこと。奇跡が重なって、PRの仕事を続けることができました」

さまざまな苦難を乗り越え、大好きな化粧品PRとしての仕事を続ける。これは小野さんにとって特別なこと。

「仕事と子育て。両方の望みがかなったのは、やはり自分ひとりの力ではなく、家族の理解と協力、そして同僚のサポートがあったからこそ。ただ無理はしていないんです。大変なときは“助けて”と叫んでいましたね。ひとりで抱え込んでいたら、とっくにつぶれていたかもしれません。いつかは私も誰かを支え、助けていけたら嬉しいです」。

小野さんのお仕事年表

2005年(23歳)|肌あれが改善した経験から大学卒業後は化粧品会社に就職

スポーツに明け暮れた学生時代に、日焼けや肌あれに悩む小野さんを救ってくれたのが化粧品。
「卒業後は迷わずこの業界を目指し、フランス系の化粧品会社に就職しました」


入社直後はマーケティング部に所属し、フランスから提案された商品を日本に適応させる業務を担当。

2006年(25歳)|憧れのPRへ異動。仕事の基礎をしっかり学んだ時期

PRには6年間所属。
「毎日終電が当たり前。仕事に没頭した時代です。当時は不安や心配もありましたが、今思えば、このときの経験が、今の仕事の基礎になっていると感じます」


新製品発表会での1枚。
「さまざまなことを経験し、濃厚な時間を過ごせた20代でした」

2012年(31歳)|PRの仕事の幅を広げたい。ジュエリー業界へ転職

PRとしての仕事もこなせるようになってきた時期。違う世界も見たいと思うようになり、世界的に有名なジュエリーブランドへ転職。6年間の間に出産も経験。


世界最高のラグジュアリーに触れた貴重な6年間。「歴史の厚みに感動。学びも刺激も多い日々でした」

2020年(38歳)|SUQQUのPRマネージャに就任。子育てとの両立に奮闘

SUQQUに転職し、その2年後にマネージャに就任。
「同僚のサポートや家族の理解があるからこそ、大好きな仕事が続けられています」


SUQQUのPRチーム。
「いつもメンバー同士で、自然と助け合える、頼もしい自慢のチームです」

My favourite 01 【Tableware】
幼い頃から好きな洋食器は、趣味と実益を兼ねた“日常アート”

お父様の実家が洋食器の製造・輸出の会社だったこともあり、小さい頃から上質な食器に囲まれて育った小野さん。
「柄というより絵画を見ているような感覚。眺めるだけで気分が上がります。忙しくて、お惣菜を買ってきた日も、お気に入りの食器にのせるだけで、満足感が変わるんです」


愛知県瀬戸市で、洋食器の製造・輸出の会社を経営していた御祖父。
「これはその会社で作ったティーカップ。祖父が亡くなって16年ですが、今も大事に使っています」


小野さんいちばんのお気入りが、このLenox社のAutumnシリーズ。
「ホワイトハウスでも使われているアメリカのブランド。おもてなしにも大活躍しています」


イギリスの陶磁器メーカー「Minton」のconsortシリーズ。
「お料理が映えるので、最もよく使っている食器です。カップまでフルコースでそろえています」

My favourite 02【Activity】
子供と一緒に楽しみながら、運動&スタイルキープ

ソフトボール、競技スキーと、学生時代はスポーツ少女だったという小野さん。
「仕事と子育てで1日はあっという間。今はジムに通うことは難しいのですが、実は子供と一緒に遊ぶだけでけっこうな運動になっています。グランピングやカヌーなど、新たなことにも挑戦でき、楽しく運動不足を解消しています」


これまで大の苦手だった“虫”や“土”も、子供たちとのグランピングで克服。
「自然の魅力を見直すいいきっかけになっています」


男のコふたりなので、アクティブにならざるを得ないと小野さん。
「冬もけっこう汗だくです」


これまで経験したことがなかったカヌーにも挑戦。
「アウトドアは好きなので楽しいです」

My favourite 03【Navy coordinate】
“ママ”カラーの定番ネイビーに、自分らしさをプラスしたコーディネートやグッズに夢中

長男に続き、現在は次男が通う幼稚園では暗黙のルールで、保護者の華美な服装はNG。上品で清潔感のあるネイビーでまとめるのがお約束。
「初めは戸惑いましたが、今はネイビーが大好き! みんな同じ色でも退屈にならないよう、自分なりの“遊び心”を加えるようにしています」


ネイビーという縛りがあっても、おしゃれなママは確かにいる! と小野さん。
「意外と差がつくんです。丈の長さにこだわったり、リボンやレースを効かせたデザインにしたり、小物も工夫しています」


子供服やグッズを通して、それまで知らなかったブランドと出合い、中にはコレクションしているものも。
「これはすべてフェイラーのもの。好きなものが広がりました」

小野芽以子の美肌ルーティン

不動の人気を誇るアイテムを数多くもつSUQQU。そんな名品ぞろいの中でも特に小野さんが愛用しているものは?スキンケア、ファンデーション、メイクまでその特性を知り尽くしているからこそのこだわりセレクションをご紹介します。

SKINCARE|一生添い遂げたい“巡らせる”クリーム

ナイトタイムのスキンケアルーティンに欠かせないのが、SUQQUのアイコン的マッサージクリーム。
「今は3代目ですが、より摩擦なくマッサージできるようテクスチャーも変化しています。使い続けている人はやっぱりキレイだなと実感しています」

マッサージ後は、輪郭までスッキリ。
「3分で完了する簡単ステップですが、子供が寝た後、ゆっくり自分をいたわる時間は貴重。仕事と子育てでこわばった表情をほぐし、ハリや透明感をもたらしてくれます」。
SUQQU デザイニング マッサージ クリーム 200g ¥11,000
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BASE|スケジュールに合わせた“艶”を選んで、肌印象を変える

SUQQUのファンデーションにマットはなく、すべて「艶」。
「艶といっても幅広く、SUQQUはその違いが楽しめるんです。強く光る艶、こっくりまろやかな艶など、その日の予定によって変えることで、より完璧な肌を演出できます」

左/スッキリした艶のリクイドは、点で光る仕上がり。プレゼンなど、凛とした印象に仕上げたいときに。
SUQQU ザ リクイド ファンデーション 30ml ¥11,000
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右/重厚感のあるしなやかな艶のクリームタイプは、食事会や保護者会などに大活躍。
「着物にもよく合います」。
SUQQU ザ クリーム ファンデーション 30g ¥11,000
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MAKE-UP|絶対に失敗のない“鉄板”メイク3点セット

「SUQQUアイカラーの締め色は黒を極力減らしているのですが、02の締め色は大人の目元を本当にあか抜けた感じに引き締めてくれます。リップとチークは肌なじみ抜群で、時間がないときもこのセットでメイクが決まります」

左/「ほのかに透けるマット感でキレイに発色」。
SUQQU シアー マット リップスティック 07 濃胡桃 ¥5,500
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中/アイカラーで最も売れているカラー。
SUQQU シグニチャー カラー アイズ 02 陽香色 ¥7,700
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右/「適当に塗ってもキレイに仕上がります」。
SUQQU メルティング パウダー ブラッシュ 09 可憐咲 ¥6,050
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『美的GRAND』2023冬号掲載
撮影/資人導(SEPTEM/人物)、山口恵史(静物) ヘア&メイク/広瀬あつこ 構成/北林道子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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