シワやたるみって化粧品でどうにかできる?保管場所はどうしたら良いの?コスメの素朴な疑問|あきば美容研究生のメンズ美容塾 vol.93
「これってどうなの?」と思うようコスメや美容法の素朴な疑問ってありますよね。調べても欲しい答えが出てこなかったり、どう調べたら良いのかわからないことも結構あると思います。
というわけで今回はそんな美容についてのハテナにお答えします!YouTubeチャンネル『プチプラスキンケア研究所』にて美容情報を発信している美容好き芸人のあきば美容研究生が、『美容の素朴な疑問』というテーマでお話させていただきます!質問などがありましたら、インスタグラムのDMからをどうぞ。
コスメや美容法の素朴な疑問
年齢とともにシワやたるみが…化粧品でなんとかなる?
そもそも化粧品って何ができるの?というまさに素朴な疑問ですね。人は年齢を重ねていくと肌の「コラーゲン」や「エラスチン」が不足したり、壊れてしまったりして、シワやたるみが生まれます。こういった年齢的なシワやたるみの改善はできません。なぜなら化粧品は肌表面の角質層にしか浸透できず、奥深くの「真皮」にあるコラーゲンやエラスチンには影響を与えられないのです。では化粧品を使っても意味がないか?と言えばそんなことはありません。化粧品にできる老化対策は「予防」です。塗ることで、日焼け止めをコラーゲンやエラスチンを作る繊維芽細胞を傷つける紫外線を避けることができます。そうすることで、未来のあなたの肌を守ることができます。
化粧品の保管場所は?使用期限は?
ひんやりした感触が心地よかったり、腐りにくくなるのでは?と思ったりして、基礎化粧品を冷蔵庫に冷やして保管する人っていますよね。冷蔵保管の指定がない限り、良いことではありません。中身の品質が悪くなったり、成分に変化が起きてしまったりします。特に指定がなければ日の当たらない冷暗所で保管するようにしてください。基本的にはパッケージなどに記載されているものがほとんどです。読むのがめんどくさい、という気持ちもわかりますが、化粧品を本来のエネルギーを発揮させて使うのが美肌への第一歩だと思って、新しいコスメを買ったらまずチェックするのをクセづけてください。
また使用期限については未開封の状態で3年、開封後は1年というのが基本ですが、剤型や季節によってはその限りではありません。例えばポンプ式のクレンジングボトルなどは空気中の水分が中に入りやすいので、できれば2ヶ月くらいで使い切った方が良いかもしれません。同時に複数のアイテムを使うのは素敵ですが、使いこなせてこそです。アイテムそのもののケアもきちんとしましょうね。
ダブル洗顔ってなぜやるの?絶対必要?
クレンジングを選ぶ際に気になる「ダブル洗顔」。ダブル洗顔とは、クレンジング後に洗顔料で顔を洗うことで、クレンジング剤を肌に残らないようにすることが目的です。これがいるかどうかはクレンジング剤の剤型によります。界面活性剤はメイクを水に流すので、これが主体になっているミルクやリキッドタイプは基本的にダブル洗顔はいりません。逆にオイルやクリームはクレンジングの後も肌に油分が残るので、基本的にダブル洗顔をした方がいいものが多いです。メーカーさんの考え方にもよりますが、「ダブル洗顔不要」は良いポイントとして考えられていることが多いので、パッケージなどに書いてあることが多いです。ただ、たまにそういったことが書いてなくても、実はダブル洗顔不要というアイテムもあります。ベストは初めて購入したアイテムについてはメーカーさんのHPなどで調べてから使うことをおすすめします。
説明書ってやっぱり大切
基本的に肌にとって良いかどうかはその人の肌質によって違うので、自分の肌をセンサーとするのが大事。でもメーカーさんは当然「こんな風に使って欲しい」という想いを持って開発しています。その想いが書いてあるのが取り扱い説明書。どんなにめんどくさくても、新しいアイテムやリニューアル後などはきちんと確認してから使い始めるのが大切です。正しく使って、それでも合わない時は遠慮なく切り替えましょう!あなたにあった無理のない美容を楽しんでくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
またYouTube『プチプラスキンケア研究所』でも美容情報も発信してますので、合わせてご覧いただけたら嬉しいです。ではまた次の連載でお会いしましょう!
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
SMA所属。日本化粧品検定1級、化粧品会社での勤務経験を経てお笑い芸人に。YouTube『プチプラスキンケア研究所』にて最新の美容情報や季節ごとの気になるテーマやなどを配信中。『めざめるパワー』というコンビで漫才しています。