雑誌『美的GRAND』、『美的』にて毎号記事を手がける。元々アトピー素因をもつ体質で、幼い頃から肌トラブルに見舞われるたび、肌のコンディションはメンタルにも密接につながっていると実感する。正しいスキンケア法を知った現在は、ときに原因不明のじんましんや湿疹に悩むときもありつつ、おおむね良好な肌状態をキープ。
Instagram @junko_morita__
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年齢とともに肌の生まれ変わる力は低下していきますが、それを“巻き戻す”働きをしてくれる成分がビタミンAです。数々の美容家や美容ドクターに愛用されている、実力派の名品美容液を紹介します。【もりたじゅんこ「本当に買うべきベストコスメ」vol.6】
40歳を過ぎると、肌も体も「昔とは違うな…」と本当に実感するようになります。
一晩寝れば元に戻っていた昔が嘘のよう。ダメージや疲れを溜めやすくなるし、それがどんどん見た目の悩みとなって現れやすくなってきます。
そんな“鈍化”した肌の働きを巻き戻してくれる特効薬といえば『ビタミンA』。肌の代謝を土台から促進してくれます。肌に塗布するビタミンAにはいろいろな種類があって、美容皮膚科でのみ採用される“劇薬”レベルの医薬品から、朝夕安心して使える化粧品成分まで、さまざまなバリエーションがあります。有名どころだと「レチノール」(ビタミンA誘導体の一種)は、シワ改善効果のある有効成分として薬用コスメに採用されています。
私は職業柄、さまざまな美容のプロに愛用品を伺う機会があるのですが、少なくない確率で「実は長年愛用している」と聞くビタミンAコスメが、エンビロンの「C-クエンスセラム」です。実はこれ、“知る人ぞ知る”部類の、ちょっとマニアックなコスメ。というのも、今でこそECサイトで購入できるようになりましたが、昔は取り扱いのある医療機関やエステでしか買えなかったのです。しかもなかなかに高額! ちょっと試してみるには、ハードルが高いんですよね。
たとえば写真は私の愛用私物ですが、パッケージの下部に「4+」という数字が明記されています。実はこれ、同じものを買おうと思っても、一見さんは購入できません。スタートはレベル1から。2本以上使うと次のレベルへと進めます。その理由は、作用が強く副反応が出やすいビタミンAに対して肌を慣らすため。つまりレベル4を使っている私は、7本以上シリーズでリピートしているというわけです。
ビタミンA美容の選択肢がいろいろある中で、どうして「C-クエンスセラム」が長続きするかといえば、“バランスの良さ”“総合力の高さ”といったところだと思います。
ビタミンAコスメって、実は選ぶのが難しいんです。濃度が高ければ良いというものでもないし、あまりにマイルドなものだと手応えが薄い。人によっても相性があって、誰かが良いと言っていたものが、自分には合わないということがけっこうあります。
「C-クエンスセラム」は徐々にレベル上げをしていくから、その難点がだいぶ解消されている。そして、単にビタミンAの濃度で勝負するのではなく、ビタミンCやビタミンE、ペプチドや抗酸化成分などがバランスよく配合されていて、総合的にエイジングケアをしてくれるのです。(ちなみに、さらにビタミンA濃度を高めた「A-ブースト」という上級者シリーズもあるのですが、個人的には「C-クエンスセラム」の方が断然、美肌実感があります。コスメって成分の濃度だけじゃない…! としみじみ納得)。
余談ですが、私が公私ともどもお世話になっている皮膚科のドクターも看護師さんもこのセラムの愛用者で、ときどき実施されるキャンペーン期間にまとめて購入しているそうです。「1本あたりは高額だけれど、これ1本で美白もハリ育成もターンオーバー促進もできるから、ほかのアイテムがいらない」とおっしゃっていて、そんなところも信頼を深めている理由のひとつです。
C-クエンスセラム 35ml
レベルによって価格も変わります
1:¥16,500 2:¥18,700 3:¥20,900 4プラス:¥24,200
*トライアルできるミニサイズのセット(¥8,800)もあります(数量限定品)。
プロティアジャパン エンビロン公式サイト:https://environ.jp
雑誌『美的GRAND』、『美的』にて毎号記事を手がける。元々アトピー素因をもつ体質で、幼い頃から肌トラブルに見舞われるたび、肌のコンディションはメンタルにも密接につながっていると実感する。正しいスキンケア法を知った現在は、ときに原因不明のじんましんや湿疹に悩むときもありつつ、おおむね良好な肌状態をキープ。
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。