植物のチカラを堪能させてくれる『オシエム』から新3品登場
蓋を開けると、ふわわんと甘い香りがにおい立つ。やっぱり本物の香りはいいですね〜。天然精油の匂いに慣れちゃうと、ケミカルないかにも合成といった香りは、鼻が受けつけなくなっちゃいます、やはり。あっ、もちろん合成香料といっても全く新しい匂いを創造しているものは別ですよ。例えば“森林の香り”を模したつもりの似て非なるものに、私は少々ネガティブなだけ。
ところで、『オシエム』というブランドをご存知ですか？
2009年8月デビューなのですが、私などは、あのヤン・クズミレク氏が開発したというだけで、ひれ伏さんが如くでございます（笑）。
いまでこそおなじみの、オーガニックコスメだの本物のナチュラルコスメだの、とにかくその手のものがカケラも知られていない時代から、ひとつひとつガイドラインを作成してきたオーガニック＆アロマセラピー界の超超超〜大御所なんです、ヤン氏は。
薬草療法士・アロマセラピスト・調香師の肩書きを持ち、園芸学・薬草学・ホリスティック医学・自然療法学・栄養学の学位も有するなど、まさに芳香業界きってのプロフェッショナル。大学時代に園芸学を学び、世界初のオーガニック協会である英国の土壌協会のマーケティングマネージャーを勤め、オーガニック商品の認証マークを開発。その後漢方薬、自然療法、食事療法などの研究をはじめ、香水・化粧品業界にも携わるように。それまで細々とハーブや精油を製造していた零細企業を発掘し、新たな自然化粧品産業へと発展させてきたそう。
そんなヤン氏はコンサルタントとして数々の世界的な有名ブランド（大きな声では言いにくいけどO*****SとかB***S***とか）の開発に、裏方として携わっていらっしゃいました。そして自らが表に立ち開発した化粧品ブランドがこの『オシエム』なのです。
右の写真を見てみて。正直言って、オーガニック・ナチュラルといった系統のコスメには見えないですよね、華やかすぎて。でもヤン氏いわく、そうであるべきだと。
「ひとつひとつの細胞を本来持つエネルギーで満たすためには、スキンケアは喜びや幸せをもたらすものであるべき。官能的な芳香、うっとりするようなタッチ、テクスチャー。自然・科学・感覚が贅沢なまでに調和し、朝も夜もしっかりと働きかけるものでなければ」。確かに、その通りでございます！
オーガニック原料や先端の科学を用いるのは、手段であって目的ではない。薬効成分の働きかけとは別の部分の刺激も、新たな細胞の誕生を間接的に促すことは周知の事実。これぞ本当のホリスティックですね〜。
このオーガニックナチュラルコスメらしくないゴールドのパッケージに関してヤン氏は、「自然ほどゴージャスなものはない。まばゆいばかりの光に包まれているでしょ」とのこと。なるほどね。太陽の光に照らされた生命力あふれる植物は、こんなオーラを放っているのかも。
アロマセラピーとゴールドの容器はちょっと結びつきにくいかもしれないけれど、これは紛れもなく、超次世代型高効能スキンケアシリーズ。アロマセラピーをコンセプトにしたスキンケアを開発したのではなく、最良のスキンケアを目指したら、当然のようにアロマセラピーがコンセプトのひとつに入ってきた、ということなのだから。
今回の新製品は、顔・身体用スクラブ、シェービング料、ブライトニング美容液の3品。限りなく手間がかかる抽出法で作られた本物のモノイオイル、南太平洋の万能薬タマヌオイルなど、貴重であるがゆえに耳慣れない原料がたっぷり。そのほかにもスクラブ剤はココナッツファイバー、ブライトニングにホワイトデイジーなど贅沢な成分がぎっしりと配合されています。
スキンケアにおける本物とは何なのか？ その答えは人によって微妙に違っていたりするわけだけど、『オシエム』はたぶん限りなく万人に効く。そんな商品であっても然るべきと、私はつくづく思ったのでした。
［商品情報］
オシエム ラストリングセラム（50ml ￥18,900）
［2010年2月中旬 伊勢丹新宿店ビューティアポセカリー先行発売、4月3日全国発売予定］
オシエム スキンスムース（150ml ￥15,750）
オシエム モイスチャライジングシェイブジェル（150ml ￥9,450）
［2010年3月3日 伊勢丹新宿店ビューティアポセカリー先行発売、4月3日全国発売予定］
（photo：右上） 左から 今回の新製品のオシエム ラストリングセラム〈美容液〉、 オシエム モイスチャライジングシェイブジェル〈顔・身体用シェービング料〉、オシエム スキンスムース〈顔・身体用スクラブ料〉。左の美容液は美白用。とにかく香りも素晴らしくてうっとり。真ん中の商品はシェイプじゃなくてシェイブですからね。顔剃りの前につけて、終わったら洗い流して。そして私のお気に入りはスキンスムース。タヒチの美容香油モノイオイルがたっぷり入っているんだもん。モノイオイルとは、摘みたてのガーデニアをココナツオイルに15日間浸してつくられるという贅沢極まりないオイルなんです。もちろん肌はすべすべ?
（photo：A） もちろんヤン氏のスピーチも。正しいアロマセラピーを普及させるのが自らの使命とおっしゃっていました。
（photo：B） 8月に出たオシエムの既存品。ラグジュアリーでしょ。この高貴な輝きをあなたの肌にも！（笑）
（photo：C） プロ用の精油であるフレグラントアースを、誰にでも手軽に使えるよう、ヤン氏が目的別にブレンドしたアロマセラピューティクスのシリーズの一部。
（photo：D） ヤン氏が開発したプロ用精油のフレグラントアースの一部。土壌や抽出方法などありとあらゆることにこだわり抜いて造られた精油は有効成分がたっぷり。
取材日：2009/11/19（THU）
RIVIERA AOYAMA（外苑前）
※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
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