奇跡の64歳・天野佳代子おすすめのwithマスクの日にこそ使いたい春コスメは?【カヨッキズム volume.13】
ビューティディレクター・天野佳代子が読者からの質問に答える人気連載。withマスクの日にこそ使いたい春コスメは?
Q.マスクメイクにおすすめの春コスメを知りたいです!
A.落ちても目立たない、肌なじみ色が推し!
マスクにメイクがつくのがイヤで、ノーメイクかアイメイクのみです、という声をよく耳にします。でも、飲食など人前でマスクを取ったとき、顔の下半分にせよノーメイクの肌をさらした瞬間に、好感度はだだ下がってしまいがちです。長時間マスクに覆われている肌は、ムレやこすれによって皮脂だまりができやすく、けっこうな汚肌状態になっているからです。マスク生活であっても、メイクは全顔にちゃんとして、トイレの度にメイク直しをしましょうね。
そもそもマスクにメイクがつく分には問題ないのです。ダメなのはマスクにメイクをもっていかれた後の肌。リップが頬についていたり、チークが変な形になっていたり。ファンデーションのムラはリップやチークに比べて目立ちにくいですが、色ものは悲惨なことになるので要注意。
だから、マスク生活に必須なのは肌に密着する“落ちにくいメイク”です。万が一、頬への色移り事故を想定して、目立たないようなナチュラルカラーのチョイスも必須です。今年の春夏新色コスメにはご時世が反映されて、落ちにくい処方&なじみカラーが多数見受けられました。
目元は私がずっと推しているほんのり赤み系カラー。アイカラーで目元に血色感を与えて、元気さを大いにアピールしましょう。
マスクメイクにおすすめの春メイク
【Eye】柔らかい赤みベージュのアイシャドウ
「肌なじみ抜群。左上のピンクベージュをまぶたに幅広く、右下の赤茶はライン使いで。右上のハイライトでくすみを一掃」
シャネル レ キャトル オンブル 374 ¥6,900(限定品)
「どの色もふんわり優しく発色。自然に血色を出したい人に適したパレット。微細なパウダーにより、まぶたのキメが整った印象に」
パルファム ジバンシイ ル ヌフ ジバンシイ No.6 ¥7,600(限定品)
【Cheek】マスクにつきにくいクリーム&ティントチーク
「イエベもブルベも関係なく、どんな肌色でもなじむベージュチーク。クリームタイプで長時間色あせなし」
エレガンス スリーク フェイス N PK106 ¥3,000
「新しいテクスチャーのリキッドチーク。色は赤系ベージュ。ウォーター処方でつけた瞬間にピタッと密着」
アディクション チーク ティント 001 ¥2,800
【Lip】パウダリーな質感で唇になじむリップ
「マットタイプの赤ベージュ。赤みを差したいときに最適なナチュラルカラー」
シュウ ウエムラ ルージュ アンリミテッド リキッド マット M BG 01 ¥3,600
「唇が染まったような仕上がりになる人気シリーズ。新色は肌色を思わせる洗練ベージュカラー」
SUQQU コンフォートリップ フルイド フォグ 08 ¥5,000
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Profile
天野佳代子
『美的』創刊当時からのエディターを経て、現在はお姉さん版である『美的GRAND』編集長。年齢不詳な美肌っぷりがTV番組『マツコ会議』ほかで話題になり、初の美容本『何歳からでも美肌になれる!』は発売後たちまち売り切れ続出! 『美的GRAND』も好調で、完売を連発。春号は発売中。美のモチベーションが上がる「肌も体も髪も絶対老けない秘策」をお届けします!
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『美的』2021年4月号掲載
文/天野佳代子 文・構成/加藤絢子(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。