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2021.10.29

眉アートメイクも3Dが人気!話題のクリニックに行ってみた(後編)【三井三奈子「50代からの美容アップデート」vol.2】

リモートワークやステイホームでノーメイクの日が続くも、「眉だけでもしっかりしていればギリギリ何とかなるのでは?」と、横着者の私はアートメイクに駆け込んだ。結構な出費ですが、費用対効果は大きいはず。今回の後編は実際に眉毛を描く段階からのおはなしです。【三井三奈子「50代からの美容アップデート」vol.2】

眉毛1本1本描いてあるその様子はまるで「だまし絵」レベル!

20数年ぶりのアートメイク体験(前編はこちら)で、毎日のメイクがかなりラクになった……ということで完全に気が緩み、「2か月後くらいを目安に2回目来てくださいね」という約束を忘れていた私。いや、忘れていたのではなく、単にズルズルしてしまっただけですが、「さて、2回目行くか」と重い腰を上げたのは半年後……。そんなだらしなさが災いして、予約電話を入れたら1回目にお願いした吉田さんは産休に入ってしまったという! しかし大人気クリニックとあって全く予約が取れないのだが、「キャンセル待ちしたいです!グランドマスタートレイナーじゃなくていいです!」と頼み込み、たまたまキャンセルが出た「グランドマスター」の鈴木さん(@medicallbrows_suzuki)にお願いすることに。※通常は1回目と2回目で施術者のクラスが下がることはないので今回は私のわがままによる特例です。

滝沢カレン似の鈴木さんいわく「この仕事が好きで好きで、すれ違う人の眉を全員チェックしちゃいます。アーチ、平行、アーチ、平行……って心の中でつぶやいちゃいます」。とても研究熱心で、乾燥肌なのか脂性肌なのか、キメが荒いのか細かいのかで、1回目の色の定着、色素拡散、退色などの傾向が変わる、ということをご自身の施術経験の中でデータ化してる理論派看護師。

「まずはどれだけ定着しているか見せてくださいね」と鈴木さん。初回から半年後の定着はこんな感じ。※個人差あります。あくまで51歳、わりと脂性肌、インナードライ、キメ粗めの場合の例ということで。

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アートメイクの中でも毛流れ1本1本を描くタイプの場合、初回は定着しづらいと言われていますが、そこそこ残っていますね。
「前回より太めに」とオーダーしたところ、鈴木さんは「黄金律のセオリーに従って、瞳の大きさよりは細いほうがいい」と。私の場合瞳の大きさが10ミリくらいなので、8ミリでお願いしました。ちなみに「みんな施術者をどうやって選んでいるの?」と尋ねたところ、「例えば、当院の場合は施術者にランク付けがあり、それもひとつの指標です。ただそれよりも、いろいろな人の施術例を見て一番好みの人にするのがいいですよ」と。ランクだけを基準に選ぶよりも、その人が描く眉や仕上がりのイメージが好みだったらそのほうがいいのでは?と。なるほどね。施術者の皆さんはインスタで自分の施術例をアップしているので、そこで比較検討するのがよいとのこと。そして「当日はいつものメイクで来てください」と。これ肝心。私なんかは「どうせ落とすのだから」と眉を描かずに来てしまっていました。鈴木さんいわく「普段の眉の描き方を見ると、その人のコンプレックスがわかるんですよね」。確かにそうかも!皆さん、ぜひいつもの眉で行きましょう!鈴木さんを質問責めにしつつも例によって眉のデザインに1時間。「ご自身でチェックしてください」と鏡を手渡してくれるのですが、「ここから見ていいですか?」と私が持つ手鏡と同じ位置でガン見してくる鈴木さん。確かにそのほうが施術者とされる側、見ている距離が同じなわけで。思い違いとか齟齬(そご)がないですよね。リクエストもちゃんと伝わります。

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麻酔の間に美容点滴もお願いしました。どんよりしている顔色を少しでも明るく、ということで白玉点滴(https://om-clinic.com/price)を。

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点滴は美容医療担当の中西ナースが的確にぷすり。私はたっぷりのぜい肉に埋もれているせいか「血管探すのが大変」と言われることが多いのに、かわいい顔してデキるわね。

そして完成!2回目直後でこんな感じ。

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昔、極薄&麻呂眉の友人に失礼ながらアートメイクを紹介したところ、「生活、いや、人生が変わった」と感謝されたことが(私は単に勧めただけだったのに!)。その後、彼女は妊娠・出産。出産直後赤ちゃんとの記念撮影の際も「眉なしで写るのを覚悟していたけど、一生の記念に残る写真が満足いく顔で撮れた。人生で一番有意義な15万円の使い道だった」と。私も毎日の眉描きから解放されてめっちゃラク。この費用対効果ってばすごい。もし薄眉で悩んでいる人がいたら、アートメイク、ぜひ考えてみて。

メディカルブロー表参道院 東京都渋谷区神宮前5-2-19 表参道山田ビル1F
http://m-artmake.com

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美的GRAND編集部デスク
三井三奈子

出版社、化粧品会社、海外で広告代理店勤務を経て現在は『美的GRAND』エディトリアルディレクター。小学館『ミニレディ百科』をバイブルにしつつ、サンタさんに頼んだ『ダリヤお子さま化粧品』セットを使い倒しながら、「わたしは雑誌をつくる人になっておしゃれ情報をみんなに届けるの!」と小学2年生でこの道を志す。10歳から45歳まで、ずっと吹き出物に悩まされ、齢50歳でようやく落ち着く、どちらかというと皮脂多め系。

Instagram @minashanshan

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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