メイクHOW TO
2017.10.16

今秋の流行顔はブラウンがカギ!プロが教える「ワントーンメイク」

今季流行のネイビーカラーやベロア素材。秋のトレンドファッションはいち早く取り入れているのに、メイクだけは通常モード……。これでは、いつまで経っても古臭い印象のままかも!?

そこで今回は、資生堂ジャパン主宰の「最新トレンド 秋のお出かけメイクセミナー」に潜入! メーキャプアーティストの生の凄技から、自宅で実践するコツをご紹介します。

 

プロのヘアメイクが伝授!最新トレンド「ワントーンメイク」

今回教えてくださったのは、資生堂のCM撮影や広報活動でのヘアメイクを中心に、NY・東京コレクションなどでも多岐にわたり活動されている中山夏子氏。

中山さんによると、2017秋メイクのトレンドの1つが“ワントーンメイク”。目元、チーク、リップに同じカラーを使用し、洗練された印象に仕上げるというメイクだそう。早速プロセスを見ていきましょう!

(1)ベースメイク

まずは、イマドキ肌を手に入れるベースメイクから。透明感と素肌感を感じさせるシア―マットな肌を目指していきます。

使用するのは、肌色・質感をコントロールし、美肌へ導く日中美容液・化粧下地マキアージュ 『ピーチチェンジベース CC』(30g/オープン価格)。パール粒を取り出し、額・両頬の中央(多め)・鼻先・あご先にのせていきます。中央から外側へぼかしながら広げて。

続いて、美容液スフレのリキッドが素肌風に仕上げてくれるファンデーション、マキアージュ『ドラマティックリキッド UV』(全7色/オープン価格)をスポンジに出し、先ほどの下地同様に頬・両頬の中央・鼻先・あごにオン。顔の中央はしっかり、外は薄くなるようにスポンジで滑らせるように広げていきます。このひと手間で、自然な立体感が生まれ、小顔効果が得られるのだとか!

(2)眉

眉もこれまでの太く直線的なラインから、この秋はナチュラルな太さと、少し曲線のある女性らしい眉へシフト。

どんな眉も印象自在に仕上げるパウダータイプのアイブローパレット、マキアージュ『アイブロースタイリング 3D 』(全3種/オープン価格)の“ロゼブラウン”を使用し、付属の短い方のブラシ(シャープカットブラシ)でパレットの一番左(1)の“眉尻すっきりパウダー”を取り、眉山から眉尻をぼかしながら描いていきます。

次に(2)の“印象チェンジカラー”赤とブラウンの2つのパウダーを混ぜ合わせ、眉頭~眉尻にかけてふんわりと曲線を意識しながら足します。

(3)の“彫深パウダー”を大きな方のブラシ(ふんわりカットブラシ)に取り、目頭側の骨格の影に沿って淡くぼかし自然な立体感を。

最後に、短いブラシ(シャープカットブラシ)で一番右にある(4)の“立体ファイバー”を取り、薄くまばらな眉や毛量をアップしたい部分にのせて奥行き感のある立体的な眉毛に仕上げていきます。

(3)目元

目元は落ち着いたトーンのソフトなスモーキーアイズがトレンド。瞳の色と同化して、自然に瞳を大きく見せてくれるマキアージュ『ドラマティックスタイリングアイズ BE303(リッチカフェラテ)』(全5種/オープン価格)を使用。瞳の色研究から生まれたブラウンが、とけこむようになじみ自然に瞳を大きくみせるアイカラーです。

パレット下段のとけこみグラデカラー(2)(3)(4)をMIXしながらぼかしていくことで、自然なヌケ感のある目元が完成します。下まぶたも同様に、色をのせると目元を大きく見せてくれる効果が!

アイライナーは、まつ毛とまつ毛の間を埋めるように引いていきます。マスカラは、まつ毛の根元部分を立ち上げるように、たっぷりと塗って。目尻側は、再度重ねづけすることで、切れ長な大人っぽい目元に。

(4)チーク

チークは、”誰でも似合うベストポイント”にのせることが重要! 鏡に向かって顔を斜め45度にしたら、鼻先と耳の付け根を結んだ線の真ん中あたりを起点に、ふんわりと楕円形を描くように入れていきます。

(5)リップ

肌馴染みのよいマットなベージュブラウンをセレクト。直接塗ってしまうと、厚みのある印象になってしまうので、ブラシで輪郭をやわらかくぼかし広げていきます。

落ち着いたトーンメイクでは、眉毛とマスカラにメリハリをきかせることが重要! ナチュラルな中にも、強さと立体感のあるメイクに仕上がりますよ。

 

筆者も自宅で再現!「セルフ ワントーンメイク アイメイク編」

早速、筆者も2017秋トレンドメイクのワントーンメイクを自宅でチャレンジしてみました!

まずは、自分の瞳にピッタリな運命のブラウンが見つかるアイシャドウパレット『マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズ』の診断から。

スマートフォン専用コンテンツ『I (EYE SHADOW)』(https://www.ieyeshadow.jp)で、自分の顔を自撮りするだけで、瞳の色を自動的に解析。自分史上最高の目元が叶う“運命のブラウンパレット”を導いてくれますよ。

筆者の診断結果は、“BE303(リッチカフェラテ)”。とけこみグラデカラーの(2)・(3)をブラシでMIXして、目のキワからアイホールへ向かってふんわりとぼかします。目のキワは、しっかりと外側へ向かって溶け込むようにぼかすことがポイント。

さらに、眉毛・チーク・リップメイクを。口紅は、今回はSHISEIDO『ルージュ ルージュ』(全24色/3,600円)の新色、BR721を使用。瞳のブラウンと相性ぴったりのローズをほんのり感じるヌードカラーです。

これでワントーンメイクが完成!

 

色で主張しなくとも、しっかりと立体感と華やかなのあるメイクが今年の旬。秋のトレンドファッションとも、ピッタリ合いそうですよね! ぜひ試してみてくださいね。(※価格は全て編集部調べです)

 

初出:美レンジャー  ライター:木土さや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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