プロが伝授!平野ノラ化しないための「正しい大人のカラーアイメイク」
今季流行のファッションに合わせて気になるのが、秋冬のトレンドメイク!2017A/Wコレクションでは、目元にカラフルな色づかいを施したメイクをいくつかのメゾンが採用して話題となりましたよね。
とはいえ、普段アイシャドウで色モノを取り入れるのは抵抗がある方も多いのでは? 使い方を間違えてしまうと、たちまちバブリーな平野ノラメイクなんてことも……。
そこで今回は、資生堂ジャパンで開催された“最新トレンド 秋のお出かけメイクセミナー”にてトップヘアメイクに教えてもらった、自分でも実践できるトレンドメイクテクをお伝えします。
プロのヘアメイクが伝授!最新トレンド 「カラーメイク」
今回メーキャップを教えてくださったのは、資生堂の宣伝・広報活動における撮影でのヘアメイクを中心に、NY・東京コレクションなどでも多岐にわたり活動されている中山夏子さん。
今季トレンドのメイクの1つが、目元にポイントを置いた”カラーアイメイク”だそう。ファッション同様に、メイクもブルーやネイビーなどの寒色系が注目されてるのだとか! 今回は、軽さもありながら、インパクトのあるアイメイクを伝授していただきます。
(1)目元
使用するのは、まぶたのトーンや発色、化粧もちをアップするまぶた用CCベースがセットされたインテグレート『アクセントカラーアイズ CC』(全5種/オープン価格)の“BL692”。アイライン代わりになる“ラインカラー”にアビスブルーが入ったパレットです。
まずは指に(1)のCCベースを取り、上まぶたにぼかしていきます。続いてチップに(2)のハイライトカラーを取り、自然なツヤと立体感が出るようアイホール全体にのばして。
(3)のミディアムカラーは、チップで先ほどのハイライトカラーよりも少し狭い範囲に。最後に太チップで(4)のラインカラーを取り、しっかりと切れ長な印象のラインを入れていきます。
ラインを入れるときのポイントは、目尻から始めること。目尻から決めていくことで、跳ね上がり過ぎず、すっきりと真横に伸びる美しいラインが決まるそう! チップは立てずに目尻と並行に置くようにし、目尻側から中央へ向かってワンストローク、目頭から中央へ向かってワンストローク、と2回に分けて引いて繋げるようにすると誰でも簡単にキレイなラインを入れることができますよ。
カラーメイクでは、下まぶたにはラインは入れない方がベター。目元全体にヌケ感が出ます。
(2)リップ
秋冬は毎年濃い色・深い色が定番ですが、今季はベージュ系のナチュラルリップがトレンド! 今回のカラーメイクでは目元にインパクトがあるので、口元は“引き算”で軽さを演出していきます。透け感のあるグロスで、色も肌なじみのいいコーラルピンクやベージュ系がオススメ。
今回はインテグレート『ジュージーバームグロス PK792』(全11色/オープン価格)を使用していました。
早速自宅で「カラーアイメイク」を再現!
教えていただいた最旬トレンドの“カラーアイメイク“を、自分の顔で再現&復習してみました!
(1)目元
インテグレート『アクセントカラーアイズ CC BL692』のCCベース(1)を指でアイホール全体にのばしていきます。下まぶたや目尻にものせることで、小じわが目立ちにくくなる効果も!
次に付属の太チップ片面に(2)のハイライトカラーを取り、アイホール全体に重ねます。さらに涙袋にも重ね、目元の明るさをアップさせます。
太チップ反対側に(3)のミディアムカラーを取り、アイホールよりやや狭めに重ねます。最後に、細チップに(4)のラインカラーを取り、目尻から中央へ、目頭から中央へ1つのラインを繋げるようにぼかしていきます。
カラーラインが入っているので、アイライナーは必要なし。マスカラを重ねれば完成!
(2)リップ
ぷっくりとした唇になるように、先にリップバームやプライマーで唇のコンディションを整えておきます。
インテグレート『ジュージーバームグロス PK792』をチップで直接唇の中央にのせ、全体に広げます。ふっくら厚みのある唇になるよう、再度中央部分に重ねづけしたら、上下の唇を擦りあわせるように馴染ませて。このワンステップで、グロスの持ちも良くなりますよ。
目元と唇にヌケ感を作ることで、秋冬にピッタリな遊び心のあるトレンドメイクに仕上がります。最近メイクはマンネリ……という方こそ、ぜひ取り入れてみてくださいね。(※価格は全て編集部調べです)
初出:美レンジャー ライター:木土さや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。