メイクHOW TO
2016.9.25

メイク下手さんの落とし穴!プロの真似で「のっぺり顔」…注意点3つ

雑誌で紹介されている方法でメイクしているのに、どうしても顔がのっぺりとした印象になってしまう……こんなお悩みを持っている人はいませんか? メイクで立体感を出したいのに、どうしても上手くできない。

今回はそんなお悩みを抱えている人に、上手に立体感を出すメイク術をご紹介します。

 

■顔はもともと立体としてとらえるべし

雑誌などで見ている、プロが施したモデルさんの顔は“紙面に載っている=平面”なので、その通りにメイクをしても、なかなかモデルさんのように仕上がりません。雑誌の平面でのメイクを自分の顔(立体)で再現できないことがメイク上達を妨げている原因の可能性もあります。

顔はもともと立体です。どんなに平坦な顔の人でも、影ができる箇所がある=立体なのです。それを踏まえた上でメイクをすることが大切。せっかく立体的になっているパーツを、平面で見てしまい、自ら顔をのっぺりさせることがないように気をつけてください。

 

■ファンデーションを全顔均一塗りするのはNG

立体感を意識しないメイクで、1番失敗しやすいのは、顔全体に均一のファンデーションを塗ってしまうこと。化粧下地までは顔全体に同じ厚さに塗ってOKですが、ファンデーションは部分によって塗り分けることをオススメします。

1番立体的に見せたいのは、頬のゾーン。頬は顔の中でも皮膚が厚く、ファンデーションで凹凸を作ることが可能です。さらに、人の視線は両目と鼻先を結んだ“三角ゾーン”に集まりやすいと言われていますので、頬の部分は手抜きをせず、きちんとメイクしましょう。

反対に、フェイスラインはお肌トラブルも少ない部分なので、ファンデーションを厚く塗る必要はありません。頬から自然にぼかすくらいで十分です。顔の中心からフェイスラインに向けてファンデーションの厚さを変えることで自然な陰影のグラデーションができ、小顔効果もあります。

 

■眉と眉の間が離れ過ぎるのは平坦顔へまっしぐら

目と目の間のスペースは目の横幅と同じくらいの間隔だとバランスの取れた顔に見える、“ゴールデンバランス”と言われています。しかし、目の位置を変えるのは難しい……。そこで、目が離れている人が注目したいのが眉頭の位置。眉の形や位置を変えると目の錯覚で目の位置も少し変わって見えてきます。

眉頭の位置を少し内側に寄せてあげると顔のパーツが顔の中心に寄った印象になり、はっきりとした印象に近づきます。また、眉頭をぼかす時に少し鼻筋につなげるようなイメージでぼかすと鼻筋がスーッと通った印象になります。

 

無意識に平面でのっぺり顔を作ってた!なんて人もいたのではないでしょうか。メリハリのある顔になりたい人は今回のメイク術を参考にファンデーションとアイブロウを見直してみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:高橋果内子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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