舞台女優のテクで「夏のドロヨレ顔」回避！崩れないメイクのコツ4つ

夏真っ盛り！ 立っているだけでダラダラと汗が流れ、メイクはヨレヨレのドロドロ……。メイクをこまめに直す時間もないし、できれば朝の仕上がりのままなるべく長く過ごしたいですよね。

今回は舞台女優としても活動する筆者が、舞台メイクをヒントに崩れにくいメイクに仕上げるコツをご紹介します。

■1：スキンケアとティッシュオフで基盤を整える

ベタつく夏は肌が潤っていると勘違いされがちですが、紫外線や冷房のダメージが重なり実は乾燥状態にあります。メイク崩れを恐れてスキンケアを少量で終わらせれば、その時はさっぱりするかもしれません。

しかし、肌は乾燥を感じると肌の水分を飛ばさないよう、皮脂を分泌してバリアを張るため、後々顔がベタつき化粧が崩れやすくなります。

上記の理由から、夏も怠らずに保湿を行い、しっかり肌内部まで水分補給をしましょう。スキンケアをした後すぐにメイクをする場合は、必ずティッシュを顔に当て、余分な油分をオフしてください。ファンデーションのヨレを防ぐことができます。

■2：ベースメイクはフェイスパウダーがキモ！

何種類も重ね付けをしてしまうと化粧崩れの原因になるため、下地を使用する場合は日焼け止め成分も一緒になっているものがおすすめ。少量を薄く均等に伸ばしてください。

ファンデーションはこすらずに、スポンジを使って、叩き込むようにのせます。できれば汗や皮脂に強い、リキッドタイプがおすすめです。目の周辺や口元などのよく動く場所はヨレやすいため、スポンジを押し当てながら薄くのせていきましょう。

ベースメイクの決め手はなんといってもフェイスパウダー。フェイスパウダーをパフやチークブラシによく馴染ませたら、Tゾーンを中心にしっかりのせましょう。ファンデーションの油分を抑え、肌表面をサラサラにすることで化粧持ちがグッと良くなります。

■3：眉毛にもパウダーをON！

夏の眉毛には、汗や皮脂に強いリキッドタイプのアイブロウの使用をおすすめします。濃くなりすぎないよう、ペン先を立てながら少しずつ描き足すように引いていきましょう。

眉を描き終わったらアイブロウパウダーをとり、リキッドで描いた眉の上からのせていきます（無色のフェイスパウダーでも可）。ウォータープルーフ仕様のアイブロウで眉をしっかり描いたうえに、表面をパウダーでコーティングすることで汗や皮脂に強くなります。

それでも心配という方は、さらに上からアイブロウコートでコーティングをすると良いです。100均で売っていたりと、安価でも効果抜群のものがたくさん発売されています。ぜひお試しを！

■4：アイメイクをする前にひと手間かけて！

皮脂の分泌でアイメイクも崩れやすいこの時期。そこでアイメイクの色落ち、パンダ目防止のためにも折り曲げたパフの角を使い、アイメイクをする前に目の周りの細かい部分までフェイスパウダーをつけると良いです（上画像参照）。フェイスパウダーをつけることで3と同様に、表面がパウダーでコーティングされるため、汗や皮脂に強くなります。

そして、アイシャドウはチップではなく指を使うのがポイント。指で押し当てながら馴染ませることで粉浮きせずに密着させることができます。

リキッドアイライナーやジェルライナーを使用する場合は、最後に同じ色のアイシャドウで軽くなぞるか、無色のフェイスパウダーをまぶたに少しのせます。パウダーが油分を吸着し、肌表面がサラサラになるので長持ちしますよ。

上記4つ以外にたまには顔の産毛もお手入れしましょう。ファンデーションの密着度が上がり、化粧ノリが良くなります。スポンジが汚れているとファンデーションが均等につかないため、スポンジのお手入れもこまめに行ってくださいね。

初出:美レンジャー  ライター:鈴木たかこ

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