地味顔がより際立つ!絶対やめたい「のっぺり顔」を招くNGメイク
目鼻立ちが、クッキリとした顔立ちに憧れる……という女性は、少なくありません。少しでも華やかな顔立ちに見せるため、メイクを濃くする人もいますが、実はただ濃くするだけではクッキリ顔には近づけません。
それどころか、逆に能面のように、立体感のないのっぺりとした顔立ちになってしまう可能性も。
そこで今回は、のっぺり顔を招くNGメイクと、クッキリ美人に近づくためのメイクのコツをご紹介します。
■1:マット系ファンデーションのしっかり塗り
ツヤのないマット系ファンデーションは、上品でふんわり柔らかい印象を演出するには、ピッタリ。
しかし、“ふんわり柔らか”と“メリハリくっきり”は、真逆。顔の立体感をより際立たせる場合は、マット系よりもツヤのあるリキッドファンデーションの方がおすすめです。
■2:お粉のはたきすぎ
仕上げのパウダーをたくさんはたくことで、顔全体が白く、ツヤが失われてしまうことも。ベースメイクが厚塗りになると、さらにのっぺりとした印象になってしまいます。仕上げのパウダーは大き目のブラシにとって、ササッと薄く全体的にのせる程度でOKです。
ブラシでパウダーをとり、手の甲にトントンと余分な粉を落としてから使用すると、つけすぎを防げます。
■3:左右の眉頭が離れすぎ
基本のまゆ毛の描き方では、眉頭の基本位置は、目頭の真上です。眉頭がこれよりも外側になるとやさしい印象にはなりますが、クッキリ顔からは遠ざかってしまいます。
おすすめは、基本位置より、やや内側に眉頭をもってくること。眉頭と眉頭の間隔が短くなることで、求心的でパーツがハッキリした印象になります。
また、眉頭をぼかす際、やや鼻筋につなげる気持ちでぼかすと、鼻筋がグッと際立ちます。
■4:頬骨を無視した”まんまるチーク”
チークは入れ方ひとつで、顔の印象がガラリと変わります。頬骨に沿って入れることで骨格が際立って、メリハリが出ます。しかし、今流行のまんまるチークは、骨格を考えずに頬の中心に血色をプラスするので、メリハリ感は出ません。
クッキリ顔を目指すのであれば、頬骨の少し下あたりに、頬骨に沿う形でチークブラシをスライドさせると、頬の高さが強調されるのでおすすめです。
■5:シェーディングやハイライトを一切使わない
ベースメイクが一色で、均一にベタ塗りされていることで、のっぺり感がより強まってしまいます。大切なのは、仕上げとしてベースメイクに奥行と高さを出すこと。
目頭から鼻筋にかけてノーズシャドウを入れ、フェイスラインにも影を作ると、グッと目鼻立ちがクッキリして見えます。また、Tゾーンや頬骨にハイライトをプラスすると、高い部分をより高く見せることができます。
以上、のっぺり顔を招くNGメイクをご紹介しました。ちょっとしたコツひとつで顔にメリハリが出るので、是非試してみてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:玉村麻衣子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。