下地とファンデ、パウダーで作るシンプル小顔ベースメイク
「下地とファンデーション、フェースパウダーの段階から、小顔ベースメイクは始まっています」と言う、ヘア&メイクの松井里加さん。顔全体を自然なツヤ肌に仕上げ、フェースパウダーで側面のツヤを抑える。顔の中心部に光が集まって、すっきりシャープな印象になるテクニックを教えます!
自然な小顔メークのためにできるだけ薄く仕上げる
下地とファンデーションでポイントとなるのは、使う量。松井さんが手にとる量は、直径1㎝程度と少なめです。薄い方がツヤが出やすいのと、後にシェーディングを重ねるので薄く仕上げたいというのがその理由。
「下地は手で乳液のようにのばし、ファンデーションはスポンジを使うと薄くムラなく仕上がります。フェースパウダーはチークブラシを使うとサイズが程よく、狙った部分につけられます」(松井さん)
\使うのはこの3品/
ツヤ下地
くすみを自然にカバーするコーラル。SUQQU リファイニング プライマー SPF25・PA++ 25㎖ ¥6,000
ツヤファンデーション
右/ランコム タンミラク リキッド SPF15・PA++ 全8色 30㎖ ¥6,000
マットフェースパウダー
エレガンス フェザー ヴェール 001 SPF10・PA+ ¥7,000
Step1 下地は乳液のようにのばす
下地を直径1㎝程度とり、両頰にやや多め、額とあご、鼻先には少なめにのせる。指の腹全体を使って顔全体にムラなくのばし、密着させる。
Step2 ファンデーションはスポンジで
ファンデーションも下地と同様に直径1㎝程度とって顔の5か所におき、スポンジで内から外へとのばす。細かい部分はスポンジの角を使って。
Step3 フェースパウダーを顔の内側に
フェースパウダーを手もちのチークブラシに含ませ、顔の側面、眉尻より外側にふわっとのせる。ブラシを使えば薄く均一につけられる。
Step4 小鼻のくぼみにも少量なじませる
ブラシに残ったものを、小鼻のくぼみにもなじませる。これで側面と小鼻のわきがマットになり、中心部のツヤが際立つので立体感がアップ。
\完成/
下地とファンデーションで肌全体にツヤを足しただけでも、高い部分が光を反射して自然なツヤが。鏡を遠目で見るとよくわかります!
美的5月号掲載
撮影/中野祐美(A.K.A.・人物)、松本拓也(静物) ヘア&メイク/松井里加(A.K.A.) スタイリスト/武政(人物)、山本瑶奈(静物) モデル/藤野有理 デザイン/増田恵美 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。