1969年1月17日東京生まれ。川村学園短期大学食物学科卒業。米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー
企業や WEB サイト・各種メディアや媒体を中心に、レシピ・コラムなどの企画提案を行斬新なアイアデアやニーズを捉えた企画が人気を博し、CM用のフードコー ディネートやフードスタイリング、商業施設のフードプロデュースなど多岐に活動。 毎日続けられる事をモットーに、簡単・おいしい・お洒落、そして美容と健康に直結
したレシピを発信。2013年には、広尾のレストラン「レ・グラン・ザルブル」のフードプロデュース。最近は、食で世の中をもっと健康にしたいという想いを掲げ、脂質や栄養学をベースに、最も安全で効果的なダイエット法として「オイルファスティング」を開発し、普及に勤めている。
■公式YouTubeチャンネル「管理栄養士 関口絢子のウェルネスキッチン」
健康・ヘルスケア
2020.7.31
おにぎりダイエットは“コンビニおにぎり”でもできるってホント?真相を管理栄養士の関口絢子さんに直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日常生活で生まれる美容や女性のライフスタイルの疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は おにぎりダイエット について。おにぎりダイエットはコンビニおにぎりでもできるってホント? 管理栄養士の関口絢子さんにお答えいただきます。
Q:おにぎりダイエットはコンビニおにぎりでも効果があるってホント?
お米を食べてもダイエットができるというおにぎりダイエット。おにぎりならコンビニでも手軽に買えるけど、コンビニおにぎりでもダイエット効果があるって本当でしょうか。さっそく、この疑問を関口さんに聞いてみました!
A:ホント
「コンビニおにぎりでも手作りのおにぎりとダイエット効果は変わりません。コンビニのおにぎりは必ず冷ました状態で陳列されているので、ダイエット効果が期待できる食物繊維と同じような働きをする難消化性でんぷんのレジスタントスターチも含まれています」(関口絢子さん・以下「」内同)
店員さんからの「温めますか?」は断って
「ダイエット効果が期待できるレジスタントスターチは冷めたおにぎりに含まれるもの。温めると元のでんぷんに戻ってしまいます。そのため、コンビニおにぎりは温めたりせず、そのまま召し上がってください。具材も梅、おかか、昆布、たらこ、鮭などシンプルなものを選び、揚げ物やマヨネーズなどを使っている脂肪が多く、カロリーが高くなるものは避けましょう。玄米、もち麦、スーパー大麦や雑穀などのおにぎりだと、よりダイエット効果が高まります」
コンビニおにぎりは上手に利用して
「おにぎりダイエットは、自分の消費カロリーに合った個数に制限すること、冷えた状態であること、具材のカロリーにも配慮すること、などのルールを守れば、どんなおにぎりでもOKです。もちろん、コンビニおにぎりでも同様です。ただし、市販のおにぎりは添加物などが含まれている場合がありますので、手作りのものが用意できないときに利用するなど、使い分けをしても良いかもしれませんね」
ウェルネススペシャリスト
料理研究家・管理栄養士
関口絢子
取材・文/土屋美緒
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。