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2019.8.9

炭水化物抜きダイエットは危険ってホント?真相を専門家に直撃!

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“ダイエットとカロリー”について。炭水化物抜きダイエットは危険って…ウソ? ホント? タニタ開発部主席研究員で栄養士の西澤美幸さんにお答えいただきます。

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Q:炭水化物抜きダイエットは危険ってホント?

「炭水化物抜きダイエットをすると、体重が減るのが早い」、「確かに効果はあると思うけれど、からだにとっては本当によいの?」などと、巷で聞こえてくるのは賛否両論の声。

さっそく、この疑問を西澤さんにぶつけてみました! 果たして答えは……?

 

A:半分ホント、半分ウソ

「エネルギー源となる炭水化物をすべてカットしてしまうのは、もちろん危険です。しかし、炭水化物の摂り過ぎを防ぎながら、質のよい炭水化物を適量摂取するのは、効果的なダイエット法のひとつです」(西澤さん・以下「」内同)

 

老化を促進…⁉炭水化物抜きダイエットのデメリット

「炭水化物を抜くと、からだの中の食物繊維や糖質をエサに生きている“腸内細菌”や、代謝を促進して肌の調子を整えたり、太りにくくしてくれたりする私たちのからだによい働きをもたらしてくれる菌のバランスを崩してしまいます。そうすると、反対に便秘や肌荒れ、痩せにくくなる、イライラしやすいなど、老化にも影響を及ぼします。

さらに、糖質は即効性の高いエネルギーなので、集中力や思考力など脳が使いやすい重要な栄養源となります。糖質をカットすると一切脳が働かなくなる……というわけではなく、代わりに脂肪が原料となったケトン体が働くので安心を。とはいえ、1食あたり40gの糖質は摂ったほうがからだの中は正常に働きます。

1食で摂る糖質40gの目安は、白米のごはん……お茶碗かなり軽めに1杯(100~110g程度)、食パン6枚切り……1.5枚、ラーメンの麺……0.6玉(麺を4割ほど残すイメージ、はちみつ……大さじ2~3杯ほど。参考にしてみてくださいね」

 

正しい炭水化物抜きダイエット法とは?

「前述の通り、炭水化物をすべてカットしてしまうのはお勧めしません。トータルの炭水化物量を抑えながら、質のよい味方になってくれる炭水化物を選ぶことが大切です。選ぶときのポイントは、“食物繊維が多いこと”、“人工的に精製されていないもの”。

全粒粉や玄米などの穀類や豆類、野菜などを組み合わせて、積極的に食物繊維やミネラル、ビタミンを摂るようにしましょう」

 

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株式会社タニタ 開発部主席研究員 栄養士
西澤 美幸

学生時代よりタニタの体脂肪計開発プロジェクトチームに参加。世界初の乗るだけではかれる体脂肪計をはじめ、体組成計、活動量計などの回帰式や判定アルゴリズムを開発した。栄養士の資格を持ち、技術開発研究者と栄養士の二つの視点から健康とからだに関する講演の講師も行っている。

文/木土さや

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