大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112
日本からの直行便で、5時間ほど。美容やグルメ、夜景…と、女子がときめくキーワードが詰まっている大都市、香港。
女性同士の中でも、とりわけ母娘でこのエネルギッシュな街を訪れるのであれば、香港のラグジュアリーを感じられるホテルで、ゆっくり香港グルメやスパを堪能してみるのはいかがでしょうか?
今回の滞在は、香港島の中心、セントラル(中環)にたたずむ「マンダリン オリエンタル 香港(Mandarin Oriental, Hong Kong)」。
1963年の開業以来、世界中のセレブリティに愛され続けてきたホテルは、2006年秋に全館改装され、リニューアルオープン。オリエンタルな雰囲気とモダンな設備が融合されているからか、使い勝手が良いのに、どこか温かさが感じられます。
ハーバービュー ルームは、ビクトリア湾のパノラミックな風景が広がる、大きな窓を備えた客室。中国独特の伝統工芸品に、ジム・トンプソンのシルクのファブリックがあしらわれています
さらに、客室内で目を惹くのが、中国産の黒大理石などを使った、広く使い勝手の良いバスルーム!
バスタブの広さや、お湯の貯めやすさも秀逸でしたが、特筆すべきはシャワー。
ラグジュアリーホテルでは、可動式のシャワーとレインシャワーの2つまではよく見かけますが、レインシャワーが、2つの可動式のシャワーとなっていて、使いやすさはもちろん、心地よい水圧がまんべんなく身体に行きわたる感触に、母娘揃って感激でした!
アメニティはボッテガ・ヴェネタ。高級感にあふれています。
明るい光が注ぐ白い大理石の窓辺には、デイベッドとコンパクトな書斎が配されています。
窓辺の向こうにある港の夕暮れの情景は、いつまでも眺めていられる美しさでした。
さて、せっかく香港を訪れたのですから、本格的な広東料理を一度は食べておきたいもの。
そこで私たちは、ミシュランで1つ星を獲得している25Fの「マン ワー(Man Wah/文華)」へ。創業年の5年後、1968年にオープンし、革新を続けてきた料理は、地元の方々にも定評があります。
クラシックな色調とインテリアに、鮮やかなピンク色が映えるテーブルウェアなど、娘世代はもちろんのこと、母親世代も心がときめくよう。
今回は、揚げたタラとオリーブ(黒豆と5つのスパイスとともに)、イベリコ豚のバーベキュー(ロンガン蜂蜜)、豚のひき肉の餃子入り上海風スープというアペタイザーに、キノコとアスパラと共に中華鍋で炒めたハタ、揚げた車エビをスパイシーココナッツソースでいただくメイン、焼き餅……と、こだわりの食材を次々にいただき大満足。
中国茶や、タピオカ入りマンゴークリームにザボン、ココナッツが入ったデザートに、中華風プティ・フールまで、エンターテインメント性に優れていたのが印象的! 多彩な食材をモダンにアレンジした広東料理は、一口ずつに新たな発見がありました。
ドレスコードにピンクを身に着けて、おめかしして訪れたいレストランです。
母娘で訪れる香港旅であれば、一緒にホテルスパを受けることもおすすめです。
「ザ・マンダリン・スパ(The Mandarin Spa)」は、23F~25Fの3フロアに及ぶ広さです。
予約時間の45分~1時間前には、スパの受付を済ませるのがベスト。代謝と血行を促進するチャイニーズハーブのスチームサウナや、小石を敷き詰め足を刺激する温冷のクナイププールでゆっくりと体をほぐしてお茶をいただき、身体を緩めてからトリートメントへ移るのが理想です。
今回受けた施術は、「チャイニーズ メリディアン マッサージ((60分・月~木:1,390HKD・金~日:1,440HKD)」。
東洋医学をベースに、全身の経絡に沿って、ツボを押していき、身体の中のエネルギーを巡らせる施術です。
また、このマッサージのオプションとして、解毒作用があると言われるカッピングも体験できます。
私は今回、吸い跡が残るカッピングを控え、ホテルオリジナルのクリームで首を入念に揉みほぐし、マンダリン、フランキンセンス、ジンジャーがブレンドされたオイルで、全身をマッサージしていただくことに。ツボを捉えた施術で、夏バテ気味の身体もリフレッシュできました。
母娘で同じ部屋をリクエストすることもできますよ。
美食にあふれている香港では、お土産探しも母娘旅の楽しみのひとつ。
母娘のどちらの世代にもウケが良いのが、「マンダリン オリエンタル 香港」のケーキショップでしか手に入らない、「ローズペタルジャム(180g:HKD218、380g:HKD268)」。
香港通の女性たちの間で絶大な支持を得ているジャムで、ベリーにローズの香りが広がる甘美さが特徴♡
そのままお湯を注いだり、紅茶にいれたり、ヨーグルトやスコーンに添えていただくと、帰国後にもホテルステイを思い出して、優雅な気持ちになれました。目上の女性へのお土産としてもおすすめです。
懐かしさと新しさが融合し、いつ訪れても、新しい発見のある香港。母娘旅こそ、ホテルやお土産選びにこだわると、滞在の満足度がグンと上がるはずです。
<取材協力>
マンダリン オリエンタル 香港(Mandarin Oriental, Hong Kong)
マンダリン オリエンタル ホテル グループ 日本リザベーション オフィス:0120-663-230
大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
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