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2018.2.6

桜庭ななみ、夜の散歩がトレーニング替わり!?「自分のペースで歩いています」

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『レッドクリフ』シリーズや『M:I-2』などで知られるジョン・ウー監督と、W主演となる中国の俳優、チャン・ハンユーさん&福山雅治さんがタッグを組んだサスペンス・アクション映画『マンハント』が、2月9日(金)より日本で公開されます。

今回、本作に新人刑事の百田里香役で出演している桜庭ななみさんを直撃! 2015年から複数回にわたって台湾に短期留学し、中国語を習得するという努力家の一面を持つ桜庭さん。満を持して国際映画に初出演しますが、作品に対する思いとは? また、ナチュラルな美しさを保つためのリラックス法などをうかがいます。

大きなご褒美をもらえた気分

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――アクション表現で多くのファンを魅了する世界の名匠・ジョン・ウー監督作品に出演が決まった時の心境はいかがでしたか?

桜庭 とにかくうれしかったです! 台湾に留学をして中国語を勉強していくうちに、「海外の作品にも出たい」という思いが日に日に強くなっていて。なので、『マンハント』に出演が決まった時は、大きなご褒美をもらえたという気持ちになりました。

――語学はもともと興味があって始められたのですか?

桜庭 アジアの作品が好きで見ていたんですけど、最初は「喋れるようになれたらいいな」という軽い気持ちで始めました。でも、勉強しているうちにいろんな人と出会って、「もっとたくさんの人と中国語で会話できるようになりたい」「海外の作品にも出たい」という気持ちが強くなってきて。なので、今回は念願が叶ったという感じです。

――北京や台北で行われた『マンハント』の完成披露会見では、流ちょうな中国語で通訳を介さずあいさつもされていましたね。その語学力を認められ、キャスティングされたともうかがいましたが。

桜庭 監督と初めて面会でお会いした時は、特に役柄のお話などはしていないのですが、里香は刑事でありながら天真爛漫なキャラクターで。監督が思う里香のイメージに合っていたのか、そういうところをみてくださって選んでいただいたのかなと思います。

――監督からの演技指導で、印象的な言葉などはありましたか?

桜庭 監督はそんなに口数が多い方ではなくて、顔の表情で表現してくださる方でした。お芝居が終わった後に「良かったよ」っていう表情を見せてくださったのは、印象に残っています。

――日本の現場との違いはありましたか?

桜庭 全然違う言葉がいろんな場所で飛び交っていましたし、撮影のスタイルも違いました。ジョン・ウー監督だからこそ、こういうスタイルになったのかもしれないですが、このシーンはこういう風になったから、次の日はこうしようなど、元の台本から日に日に変わっていくんです。でもそれがいい影響を与えて、こうやってステキな作品が出来るんだなと思いました。

――中国語は、現場でのコミュニケーションでも役に立ちそうですね。

桜庭 今回、スタッフの方たちと、たわいのない会話をたくさんすることができました。現場には関係ない話ですが、台湾や中国の美味しいものやおすすめスポットなどについても、たくさん話せて。すごくいい勉強になりました。

体に良いチコリ茶を大河ドラマの撮影現場に持っていっています

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――今作はアクションが見どころの作品ですが、アクションのために体を鍛えたりはしましたか?

桜庭 私はアクションシーンがあまりなかったのですが、敵が来たときの隠れ方や銃の出し方は練習しました。銃の持ち方は、自分がイメージしていたものと、正式な持ち方がちょっと違っていて。もともとのイメージが強すぎて、それを矯正するのが難しかったです。

――ちなみに、普段はトレーニングなどされていますか?

桜庭 体を鍛えるということは特にしていないのですが、散歩が好きで、よく散歩に行きます。休みの日はスケジュールを組みたくないので、ゆっくりすることが多いんですけど、体も動かさないといけないので、自分のペースで歩いていますね。

静かな時に散歩するのが好きなので、夜に近所の公園に行くことが多いです。そこは桜や紅葉など季節感を感じられる場所で、夜だとそれにライトが当たっているのを見ながら歩くことができるんです。

――すごくロマンティックですね。

桜庭 すごく素敵な場所です。でも、一人なんですけどね(笑)。

――ほかに、普段の生活の中でリフレッシュできることはありますか?

桜庭 最近は、チコリ茶にハマっています。体に良いらしくて、去年の誕生日にマネージャーさんからタンブラーとお茶パックのセットをいただいて。毎朝タンブラーにお茶を入れて、『西郷どん』の現場に持っていっています。

――出演中のNHK大河ドラマ『西郷どん』は、桜庭さんの出身地でもある鹿児島が舞台ですね。

桜庭 最近、鹿児島に行く機会が多くて、地元の友人や両親と会えるので、リラックスできています。あと、地元の食べ物を食べられるのが、すごくうれしくて。特にさつま揚げが好きですね。あとは、お醤油! 鹿児島のお醤油は甘いので、初めて東京に来たときは違和感がありました(苦笑)。甘い醤油が苦手な方もいらっしゃるかもしれないですが、私は甘いお醤油で育ってきたので、帰ったら必ず口にします(笑)。

――では、最後に『マンハント』の見どころを教えてください。

桜庭 『マンハント』はアクションが魅力的で、迫力のある作品だと思うので、そこはぜひ注目してほしいです。また、そんなアクションの中で里香という役はクスっとできるようなシーンをつくっていると思うので、そこも楽しんでいただけるとうれしいです。

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インタビュー中は、情緒豊かな表情で、一つひとつの質問に丁寧に答えてくれた桜庭さん。次のインタビューでは、共演した福山さんの印象をうかがったり、透明感のある美しさの秘密に迫ります!

映画『マンハント』http://gaga.ne.jp/manhunt/

スカート: BLENHEIM イヤリング:DRESS UP EVERYDAY ネックレス・リング:共にlittle emblem
撮影/黒石あみ(本誌) 構成/高山美穂

 

【Profile】
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桜庭ななみ(さくらば・ななみ)
1992年10月17日生まれ。鹿児島県出身。中国語(北京語中級レベル以上)、韓国語(日常会話レベル)も話せるマルチリンガル。2008年に映画『天国のバス』で女優デビュー。その後、映画、ドラマと様々な作品に出演し、「第35回 日本アカデミー賞 新人俳優賞」(2012年)、「APN(アジアパシフィック プロデューサーズ ネットワーク)アワード2016」などを受賞。2018年は、放送中のNHK大河ドラマ『西郷どん』をはじめ、『SWAN SONG』(1月26日に全国公開)、『かぞくいろ』出演(2018公開予定)、『焼肉ドラゴン』(2018年初夏に全国公開)など出演作が続く。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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