美的GRAND
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2025.10.24

最も睡眠時間が短いのが50代女性?!大事なのは“睡眠の休養感”|美的GRAND

経年美化肌のために必須なのはわかっているものの、ついおろそかにしがちな睡眠。悩み多き大人世代が実践すべきはこの5つのアプローチ。美肌の土台作りにも健康にも、大切なのは良い睡眠。グラン世代を取り巻く睡眠の実情から、快眠へと促す具体的なメソッドまで、睡眠研究の第一人者に伺いました。

EDIT: 美的GRAND編集部

美的GRAND編集部

美的GRAND編集部

2018年に小学館が創刊した大人世代向け美容専門誌『美的GRAND』の編集部。40代以降の女性が抱える美容やライフスタイルの悩みに寄り添い、ドクター、研究者、美容ジャーナリスト、エディターなど各分野のプロフェッショナルと連携し、スキンケアからメイク、ヘルスケア、ウェルネスまでを多角的に紹介。「年齢に抗う」というアンチ・エイジングではなく、年齢ととともに自分らしい美しさを積み重ねていくというポジティブな“ネオ・エイジング”を提唱し、信頼できる知見をわかりやすく発信することを心がけています。

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SOURCE: 美的GRAND2025年秋号

美的GRAND2025年秋号

2025年9月12日発売頃発売

美的GRAND秋号では、「経年美化beauty」7つの流儀と題して、 秋冬の大人の美容ルーティンに取り入れたいことを…

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日本人の睡眠時間はどんどん短くなっている。重視したいのは “睡眠の休養感”です

久留米大学 准教授

八木朝子先生

私たちが睡眠不足を感じやすいのもそのはず、日本人の睡眠時間は1970年代以降、短くなる一方!「中でも最も睡眠時間が短いのが50代女性です。仕事や家庭での役割に加え、趣味や美容など身の回りに費やす時間も増えたことが影響していると考えられます。“忙しくても寝ずに頑張る”がもてはやされ、必然的に睡眠が削られてきた時代背景もありますね」(八木朝子先生)

睡眠の量は少々足りなくても、質を上げれば良い眠りを目指せる?「厚労省が推奨する6時間以上の睡眠をできるだけ確保しつつ、目覚めの“睡眠休養感”を重視しましょう。特に女性は更年期に入ると睡眠そのものが浅く、途切れがちに。まずは自分が取り入れやすいメソッドを1~2週間続けてみてください。手応えを感じられれば、それが安心感につながってさらに眠りが深くなる好循環のきっかけになるはずです」

睡眠休養感とは?

「眠ったことでどれだけ心や身体が休まったと感じられるか」という自己評価。主観的に睡眠の質を測る目安となります。

  • 朝、すっきりと起きられる
  • 目覚めたときに疲れが取れた感覚がある
  • 日中に眠気を感じない
  • 寝つきがスムースである
  • 夜中に覚醒せずに朝までぐっすり眠れる

\働く日本人の睡眠時間は減る一方!/

グラフは15歳以上の平均睡眠時間の推移。特に有業者の睡眠時間が年々減ってきている。

\最も睡眠時間が短いのは50代女性/

年代別・性別睡眠時間をみると40代以降は女性の方が睡眠時間が短くなり、50代前半では差が25分と最も大きくなる。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的GRAND編集部

2018年に小学館が創刊した大人世代向け美容専門誌『美的GRAND』の編集部。40代以降の女性が抱える美容やライフスタイルの悩みに寄り添い、ドクター、研究者、美容ジャーナリスト、エディターなど各分野のプロフェッショナルと連携し、スキンケアからメイク、ヘルスケア、ウェルネスまでを多角的に紹介。「年齢に抗う」というアンチ・エイジングではなく、年齢ととともに自分らしい美しさを積み重ねていくというポジティブな“ネオ・エイジング”を提唱し、信頼できる知見をわかりやすく発信することを心がけています。

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撮影: 吉田健一

スタイリスト: シダテルミ

構成: 野村サチコ

SOURCE: 美的GRAND2025年秋号

美的GRAND2025年秋号

2025年9月12日発売頃発売

美的GRAND秋号では、「経年美化beauty」7つの流儀と題して、 秋冬の大人の美容ルーティンに取り入れたいことを…

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