ニキビ克服は「基本ケア+インナーケア」の両面アプローチで!|美容ライター&17歳。メルボルン母娘美容Days

長女の高校留学を機に、オーストラリア・メルボルンに移住した美容ライター・夏目 円さん。海外で遭遇する美容のアレコレを綴るビューティログ第18回は、10代の天敵、ニキビ克服への道です。美容ライターの母直伝、「落とす、潤す」の基本をマスターして話題のコスメを使いこなし、さらにはインナーケアにも取り組んで、つるんと美肌へ! 【美容ライター&17歳。メルボルン母娘美容Days_vol.18】
17歳、ついにニキビを克服!?
今年になってから、娘の肌の調子がすこぶるいい感じです。この連載でもお話ししていますが、留学して半年程たった頃からニキビに悩まされるようになりました。すぐに皮膚科を受診したので悪化はしませんでしたが、昨年までは額にポツポツとできていました。
12年生(高校3年生)になり、学校の勉強も忙しくなっているので、睡眠時間が短くなることもあります。食事はきちんととっていますが、生活リズムに関しては、規則正しい……とはいえません。となると、スキンケアルーティンがしっかりできていることが大きいかもしれません。
スキンケアの基本を押さえることが美肌への近道
娘の肌はどちらかというと薄く、頰に赤みがでやすいです。Tゾーンはオイリー傾向ですが、そのほかは乾燥しています。とくに、目もとの乾燥には悩まされているようです。メルボルンは秋になり、気温がぐっと低くなりました。オーストラリアは温暖な国と思われがちですが、州によってまったく気候が異なります。メルボルンのあるビクトリア州は南東部にあり、日本と同じように四季があります。
寒暖差の激しいメルボルン。朝晩はだいぶ冷え込んできました。
「ねえねえ、最近、肌の調子がいいよね。スキンケア、変えたの?」
「とくに変えてないんだけど、たぶん、メイクをきちんと落としているのと保湿をたっぷりしてるからだと思う」
娘、素晴らしい回答です!
スキンケアの基本は“落とすことと潤すこと”。じつは、中学生の時にお手入れの方法を教えていたことが、しっかりと身についていました。
化粧水は重ねてハンドプレス&朝晩パッドで保湿!
クレンジングと洗顔は、長いことDUOとsuisaiを使っています。DUOはいくつか種類がありますが、娘がリピートするのは、毛穴汚れがごっそり落ちるブラックリペア。確かに、鼻まわりもつるつるですし、毛穴の黒ずみは目立ちません。suisaiは角質クリアパウダーを配合したグリーン。酵素洗顔なのでつるんとした洗い上がりがお気に入り。ちなみに、suisaiは夜1回の使用で、朝は洗顔料を使わずにぬるま湯で洗っています。
娘のDUO愛はスゴい。「もう、一生DUOを手放せない」というほど、ハマっています。
化粧水とクリームは、韓国コスメのドクタージャルト。青いボトルの保湿シリーズ、バイタル ハイドラ ソリューションを愛用しています。敏感肌にもやさしい処方で、コレを使うようになってから赤みが少し落ち着いてきたように思います。お手入れの仕方をちらっと見ていると、化粧水は2度、3度と重ねていました。しかも、肌の角層まで浸透するようにハンドプレスをしているじゃないですか! すばらしい、ホントにすばらしい……。クリームは、オイリーに傾きがちなTゾーンは少なめに、逆に乾燥する頰はたっぷり塗っているようです。
日本ほど韓国コスメブームは来ていないメルボルンですが、ドラッグストアで購入できます。
スペシャルケアは、日本でも大ヒット中のメディヒールのトナーパッド。ツボクサやナイアシンアミド配合の肌荒れ予防タイプで、化粧水をなじませた後に両頰にぺろんと貼って数分置いています。これは毎日朝晩2回使っていまして、とくに朝使うと日中はぜんぜん乾燥が気にならないとか。メルボルンのアジア系コスメショップで入手しています。
メルボルンでも購入できますが、昨年、一時帰国した際に大量購入していました。
1年365日、唇が荒れない理由はあの韓国のバズりリップのおかげ
秋になり、目もとの乾燥がひどくなってきた……というので、私の愛用品でもあるシゲタの目もと用美容液、ハイドロリペアアイセラムを上下のまぶたに少量のばしています。潤いが続きますし、ベタつきもなく、ふっくらハリがでるのでおすすめ! 気にしていたかさつきもかなり収まってきたようです。
寝る前のリップケアは、ラ・ネージュのリップスリーピングマスク。上下の唇にたっぷり塗って、いつもテカテカになっています。1年中ケアしているせいか、唇が荒れている日を見たことがありません。「このラ・ネージュ、ホントになくならないのー」とよく言っています。確かに容量たっぷり、1年以上は使っているはずですが、まだ買い換えていませんね。
シゲタの美容液は年齢的にまだ早いと思うのですが、保湿力の高さと香りの良さで娘も手放せない様子。
ティーン専用のサプリメントで、インナーケアをスタート
今年になってから、インナーケアもスタートしています。オーストラリアはサプリメント大国で、子ども用、ティーン用など年代別に製品が展開されています。こちらのSwisseも(その名にかかわらず)オーストラリア生まれで、ティーンエイジの女性用マルチビタミンは、スキンケアとストレスケアにアプローチ。粒もさほど大きく、細長タイプで飲みやすいようです。1日1粒なので、飲み忘れがないところもいいですね!
Swisseのサプリメント。60タブレット入りで20ドル(約2,000円)。飲み忘れがないように朝飲んでいますね。
それでも、たまに現れてしまうニキビには、ドラッグストアで購入できるアダパレンが主成分の治療薬を使っています。ニキビのできはじめに塗ると早く治るようで、娘にとっては“お守り”のような存在です。ちなみに、30gで60ドル(約5,400円)! 市販薬はけっこう高いのです……。
市販のニキビ治療薬。私も大人ニキビ(吹き出物)ができたときに借りていますが、確かに治りが早いです。
メルボルンは日に日に寒さが増し、気温とともに湿度も下がってきたので、母娘で保湿ケアを強化してします(私はエイジングケアも)。肌あれしませんように……。次回は、オーストラリアの高校生で流行っているネイルについてご紹介します。
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