健康・ボディケア・リフレッシュニュース
2023.5.16
「美しいコスメをもっときれいな写真で残したい」と思うこと、ありませんか?美的GRANDが教える、コスメ撮影のワザ vol.2 【構成で魅せる】
お気に入りアイテムの記録用、またはSNSやブログへの投稿用など「美しいコスメをもっときれいな写真で残したい」と思うこと、ありませんか?そこで、『美的GRAND』編集部エディター・Oがプロカメラマン・小池紀行さんに取材!大人女性にすぐ役立つ【スマホで撮る“コスメ撮影”の技とテクニック】を学びました。
複数アイテムをまとめればバリエーションは無限大⁉
O 同じカテゴリーのアイテムには似た形のものが多くて、どうしても似たような写真になってしまいます…。 小池 撮影したいコスメに、関連するほかのコスメやアイテムも加えて構図を“構成”してみましょう。たとえばヘアケアならシャンプー、トリートメントだけでなく、ブラシなど立体的で変化に富んだ形のアイテムなども一緒に。複数アイテムを組み立てて、立体感のある構図を構成します。O 長さのあるブラシの置き方ひとつで、画像に奥行き感が! コンディショナーの正面に落ちる影もいい感じです。 小池 シャンプーもコンディショナーも比較的ベーシックなフォルムだからこそ、ブラシを加えた構成力が効いてくるんです。 O 形が違うものを組み合わせることがポイントなんですね。 小池 そうですね。でもこれとはまた別に、同じ形のものを複数組み合わせて組む構図もあります。
同アイテムで構成すれば変化もリズムも!
小池 ケースは同じで中の色が違うリップ複数で“構成”した一例です。6本とも形がまったく同じなので、ランダムに置いてもまとまり感、統一感、リズム感が保持されやすいんです。
O 先程の写真の中心部分だけに寄った構図も素敵。ランダムに置いているからこそ、トリミングの違いでまた違った印象に!
小池 もう少しきっちりと並べてみるとまた違った印象になります。 O 形の違うアイテム複数での構成より、同じ形のアイテム複数での構成のほうがよりまとまりやすく、ハードルが低いように感じました! 小池 そうですね。ぜひほかにもいろいろ試してみてください。
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続く次回の「大人っぽく素敵に!コスメ撮影のワザ vol.3」では「光」に注目。ぜひ併せてチェックを。
美的GRANDが教える、コスメ撮影のワザ vol.1 【強弱で魅せる】
文・写真/大塚真奈美
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
コスメを中心とした静物撮影が得意分野。『美的GRAND』本誌でも撮影を担当。CASK代表。