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2022.11.27

柿澤勇人さん「世界に届く作品の一歩としたい」|ミュージカル『東京ラブストーリー』スペシャルインタビュー

日本のミュージカル界を支える柿澤勇人さん。この冬、あの『東京ラブストーリー』がミュージカルになって再来♪柿澤さんが意識している日頃のケア方法をお聞きしました!

芝居では「これでOK」とは思いたくない。恋愛モードを思い出したい!


30年前、「月曜21時は渋谷から人が消える」といわれたドラマが『東京ラブストーリー』。“カンチとリカ”のすれ違い恋愛の切なさが社会現象ともなった伝説のドラマだが、今回は柴門ふみの原作漫画を基に舞台をバブル期から2018年に移し、初めてミュージカル化。柿澤さんは主人公のカンチを演じる。

「当時のドラマを見ると、リカ役の鈴木保奈美さんがとってもかわいいんですよ…。僕は考えすぎるところがあるので、リカみたいに明るく自由な女性は魅力的ですし、カンチの優柔不断さも理解できます(笑)。ドラマは携帯電話がない時代ならではのすれ違いがテーマですが、現代はスマホがあるからこそのすれ違いもある。恋という感情、本当に大切な人は誰なのかといったメッセージを30曲もの楽曲に乗せて表現できるのは楽しみでしかないです」

今や日本のミュージカル界を支えるひとり。日本発信の作品を「世界に届く作品の一歩としたい」と意気込む。

「観終わった後も音楽を聴くだけで情景や感動が蘇ったりと、音楽の力を感じるのもミュージカルの魅力。世界中で再演されている作品と違い、日本初のミュージカルはプレッシャーも大きいですが、感動を届けられるように頑張りたいです。ミュージカルは僕の役者人生の原点なので」

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源実朝役を繊細に演じ、映像の世界でも活躍。同世代の俳優との共演は刺激になっている。

「芝居には常に迷いがあって、でも『このくらいでいいか』とは思いたくないので、自分を追い込んでしまいがちですが、トップ俳優の方々程、作品や日本の芸能が面白くなるためのことを考え、苦しみながら自分と闘っているので、背中を押されます」

舞台よりも肌の状態が目立つ映像の仕事が増えてから、ケアにも気を遣うように。

「風呂やサウナ、運動で代謝を上げたり、ホットタオルで顔や首を温めたり。シートマスクも使ったり、自分の手に負えないときは美容医療の力を借りたりすることも。いい恋をしていると肌ツヤも良くなる感じがありますが、今は恋をする感覚を忘れているので、舞台を機に恋愛の感覚を思い出したいです!」

It’s my it!

女性のうなじ

やっぱりキレイだなと思います。うなじを出されたら、コロっと恋に落ちてしまうかもしれません(笑)。

朝はスムージー!

材料はバナナ、ミックスベリー、豆乳、甘酒、プロテインヨーグルト。これで夕方までもちます。不調を感じたら玄米を食べます。

 

Profile.

かきざわ・はやと/1987年神奈川県生まれ。劇団四季を経て、ミュージカルを中心に活躍。近年はドラマ『真犯人フラグ』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など映像作品にも活躍の場を広げている。,23年3月のミュージカル『ジキル&ハイド』に主演予定。

ミュージカル『東京ラブストーリー』


’18年の東京を舞台に4人の男女の人間模様を描く。柴門ふみの伝説的漫画を初ミュージカル化。
音楽:ジェイソン・ハウランド 演出:豊田めぐみ
出演:柿澤勇人/濱田龍臣、笹本玲奈/唯月ふうか(Wキャスト)ほか
11月27日~12月18日の東京公演など全4都市で公演

 

『美的』2022年12月号掲載
撮影/杉江拓哉(TRON) ヘア&メイク/松田蓉子 スタイリスト/杉浦 優 構成/松田亜子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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