ライフスタイル特集
2016.7.24

胸が大きいだけなのに!上半身が「人より太く見える」NGコーデ3つ

日本の若い女性の平均ブラカップ、いくつだと思いますか? 女性に大人気の下着ブランド『トリンプ』が発表した「カップサイズ別売上推移」をみると、ここ30年にわたり日本女性の胸は大きくなっているんです。

例えば、Dカップサイズの売上は1980年には、全体の4.5%しか占めていないのに、2014年には24.1%にも! これは2014年の売上カップとしては2番目に高く、1番の売上はCカップの26.3%なのだとか。つまり、『トリンプ』ブラを購入した半数の女性はCカップ以上で、それより大きいサイズのブラ(E・Fカップは22.2%)を合わせると、Cカップ以上が約8割にもなるんです。

このようにグラマーさんが増えた現在では、大きな胸が邪魔をして洋服のコーデに困っている女性もいると聞きます。

そこで今回は、国内で初めて“胸のサイズから洋服を選ぶ”ことを可能にしたアパレルブランド『HEART CLOSET』の代表、黒澤美寿希さんに、”上半身が人より太って見えちゃう”NGコーデについてお話を伺いました!

 

NG1:デコルテが開いていない

黒澤さんは、H65のバストサイズが悩みで服選びに困りつづけた経験から、このブランドを立ち上げたそう。

「胸が大きい人は、襟元からバストトップスまでの距離が長く、この部分が一面に布で覆われていると、首が短く窮屈な印象に見えるんですよ」と説明する黒澤さん。上半身を覆う布の面積が多いと、バストがよりボリュームアップし太って見えるそうなんです。

特にシャツを着る場合は、ボタンを上まで留めてしまうと上記の線の距離が長くなります。この距離が長い女性は、上手に肌見せする必要があるのだとか。

「谷間が見えない程度まで襟をあけて、デコルテ見せをしたほうが抜け感が出てすっきりとした印象になります。立体的で大きな襟だと、襟からバストトップスまでの距離が短くなり、ほっそりとして見えると思います」。

 

NG2:ウエストラインをマークしない

グラマーさんにはAラインワンピも太って見えちゃうアイテム。バストトップスが人より高いので、そのままストンとしたシルエットだと、ウエストやヒップ周りに空気が入り、子供がスモックを着たようなスタイルになってしまいます。

「ワンピを着るときはウエストにベルトを必ずしています」とメリハリコーデの大切さを説く黒澤さん。

スカートやパンツをはくときは、トップスより濃い色を持ってくる、ベルトをする、などウエストを強調しましょう。

「また、どうしてもバスト周りが膨らむので、デコルテだけではなく手首、脚、足首など、華奢な部分を肌見せしたほうがスリムに見えますよ」とのこと。

今季流行っているオールインワンや、マキシワンピには、ウエストマークがないスタイルが多いので要注意ですね!

 

NG3:胸元にデザインがあるトップス

「大きな襟はOKなのですが、胸のところにフリルやギャザーがついている、バスト部分にロゴがついている、バストのすぐ下に切り返しがついているようなデザインはNGです」と、黒澤さんは言います。

フリルやギャザーは胸元をよりボリュームアップする上、ロゴや切り替えしの位置が不自然になってしまうときも……。今年流行のフリルがついたオフショルは、ガッツリと華奢な肩を見せてバランスをとったほうがよいでしょう。

 

胸が目立つ洋服は嫌だなと思っているグラマーさん、夏セールも終盤を迎えたこの時期、ショッピングの参考にしてみて下さいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:此花さくや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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