気になる「太めパーツが細く見える」ウエディングドレスの選び方
6月は、結婚式シーズンということで、雑誌などでもウェディング情報を目にします。以前の『美レンジャー』の過去記事では、「貧乳さん必見!体型別”似合うウエディングドレス”の選び方とは」をお届けしました。
そこで今回は、ぽっちゃり女子必見、コンプレックスを解消するウエディングドレスの選び方をご紹介します。今回も、ドレスショップ『フルール・ド・リス』オーナーの豊田さんにご協力いただきました。
■1:全体的なぽっちゃりをカバーするドレス
全体的に太めの女性の場合、洋服でもNGとされるのは、横幅を強調するデザインのものです。例えばティアードスカートの横向きのフリルは、まさに膨張するので避けましょう。
とにかく縦ラインを強調することが大切。これをドレスで活かすには豊田さん曰く、「すっきりしたAライン、プリンセスラインのドレスを選ぶことで、上半身を小さく見せる効果があります。さらにこの効果を最大限活かすためには、サテン地のハリ感でシャープさをもたせることも大切です」とのこと。
ぽっちゃりを際立たせるデザインを避けて、すっきり見えるラインのドレスを選ぶことがポイントです。
■2:巨乳ぽっちゃりをスリムに見せるドレス
バストのボリュームを目立たせるドレス、例えば妊婦さんのように見えるエンパイヤラインのドレスや、ハーフカップのハートカットドレスは避けましょう。バストが大きいと全体的に太って見えがちなので、バストのボリュームダウンに徹することが、大切です。
そこでドレス選びでは、「深めのビスチェやオフショルダーのデザインが最適。その他、ウエストの細さを強調するシンプルなデザインを選び、ウエスト付近にワンポイントのビジューデザインがあれば、なおベストです」と豊田さんは話していました。
■3:二の腕を細く見せるドレス
二の腕の太さを気にするあまりに隠そうとするのは、日頃の洋服選びでも、多く女性の間で見られる光景のひとつ。しかし、モテ服にありがちなパフスリーブのように、ちょい二の腕隠し系は、逆に二の腕が太く見える傾向にあります。これはドレスでも同じです。
豊田さんも「隠すより出した方がスッキリ見えるため、どうしても隠したいのであれば、さりげなくチュールやレースのショールで隠すのがおすすめ」とのことです。
■4:肩幅がっつりをカバーするドレス
ぽっちゃり体型で肩幅ががっしりしている女性が、ドレスによくあるアメリカンスリーブタイプのドレスを着てしまうと、随分ガタいのいい印象になってしまい損です。
そうならないためには、豊田さん曰く「ネックラインはV型のオフショルダータイプがおすすめ。デコルテの露出部分をV型でカットすることで、面積を小さく見せることができます。ウエストの細さを強調し過ぎるデザインを選ぶと、逆に肩幅が目立つため、むしろバストにパッドを入れてボリュームを出してあげたほうが、この場合、肩幅カバーになります」とのことです。
ぽっちゃり女性にありがちなコンプレックスを隠してくれる、ドレス選びのコツを紹介しました。ぜひ参考にして、大満足なウエディングドレスを見つけてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:高田空人衣
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。