ノースリ警報…!「夏の美バスト」は下着と姿勢から|ハミ肉も流れ乳もプロが解決
夏目前、ノースリーブが似合うバスト作りを始めませんか? サイズ云々よりも、トップが下がる、横に広がる、わきのハミ肉…といったノースリーブを着ると特に目立つ、シルエットの美しさを損なう要素を集中ケア!
ノースリーブの似合うバスト作り
【1】自分に合ったブラジャーを正しくつけよう
ブラジャーが窮屈、不快という人は、サイズが合っていない証拠。自分に合う下着は極上のフィット感でむしろ快適。わきや背中のハミ肉知らずのスラットしたボディラインが手に入ります。装着する際も前傾してわきの下からお肉をくまなくすくい寄せて(エステティシャン 三谷麗奈さん)
これはNG
□時間がたつとズレる
□肩ひもが下がる
□カップに隙間がある
□カップから胸が盛り上がる
□締めつけがキツイ
【2】カップつきインナーは胸が垂れる
手軽なので愛用者も多いカップつきインナーですが、そればかりだとバストのお肉が背中に逃げていくことに…。バストの9割は脂肪なので、自分に合うブラジャーを正しくつけ、きちんと支えてあげることが大切です(三谷さん)
【3】猫背でいると大胸筋が固くなりバストトップが下がる
猫背の姿勢でいると肩胛骨が左右に広がり、胸が縮こまった状態に。すると、バストアップに大きく関わる大胸筋がこり固まって衰え、バストが垂れる原因に。マッサージをする場合もまずはここをほぐすことから始めて(トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん)
【4】バストのこりを取り、胸を寄せて上げるエクササイズ
大胸筋ストレッチで胸を開こう(ボディワーカー 森 拓郎さん)
壁の横に立ち、右手を壁につける。ひじが肩より少し高くなるように。左手を右胸の上に置いたら息を吸い、吐きながら左側に体をひねり30秒キープ。反対側も同様に行う。
バストのこり、硬さをほぐす(水井さん)
鎖骨下、わき手前辺り(大胸筋)を指でさする。さらに肋骨に両手を添え、持ち上げるよう動かしたら、小指をアンダーバストのラインに添え、少し揺らす程度に優しくほぐしこりを取る。
マッサージでバストアップを目指す(三谷さん)
1. 4本指でアンダーバストのラインを内側から外側へなぞったら、親指の腹でわきの下をプッシュ。
2.腕を上げ、ひじ〜わきに向かって手で10回さすり、二の腕の脂肪を胸まで流し、余分な脂肪を胸に集める。
3.右手を胸の間に添えながら、左手で右側の背中の脂肪を右胸に集める。反対側も同様に各10回。
4.集めてきた脂肪をバストの中央へ寄せるイメージで、両手のひらで円を描くよう優しく10回動かす。
教えてくれたのは…
ボディワーカー 森 拓郎さん
数多くのモデルや女優が信頼を寄せる人気トレーナー。『30日で白Tシャツの似合う私になる』(ワニブックス)ほか、著書多数。
トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん
著書の『水井真理子の寄り添い美容 どんな時も誰でも、一生きれいが手に入る 決定版』(集英社)も話題に。
エステティシャン 三谷麗奈さん
プライベートサロン『R-BlooM』主宰。技能五輪世界大会に出場し、日本人で初めて世界2位に。後進の育成にも携わるすご腕エステティシャン。
『美的』7月号掲載
撮影/天日恵美子 イラスト/牛久保雅美 構成/村花杏子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。