ボディケア
2011.11.4

大高博幸の美的.com通信(75) 各社の2品から選べば大満足!! ハンドクリームいろいろの巻

秋深まり、冬将軍到来。今年はなぜか各社からハンドクリームが続々届き(新製品に限らず既存の人気アイテムまで)、嬉しい悲鳴といったところ
冬が近づけば「ハンドケア特集」の出番ですが、今回はひとつのメーカーから2品以上発売されているハンドクリームを取り上げてみます。なぜなら、それらのどこがどう違うかが分かりやすく、ジャストな1品を選びやすくなるはずだから。
以下、(A)テクスチャーの違い、(B)香りの違い、このふたつに大別して御紹介。(A)は乾燥の度合い or いつ使うかによって選ぶ、(B)はその日の気分やファッション感覚で選ぶ、が基本です。



(A) テクスチャーの違いで選ぶ

ニュートロジーナ® ノルウェー フォーミュラ ハンドクリーム (56g、オープン価格)
極寒の地・ノルウェーの漁師さんたちのハンドケアレシピを基に研究開発された製品で、EUでは売上げNo.1のロングセラー。純度99%のグリセリンが主成分。使った瞬間からしっとり滑らかな手肌に。
ニュートロジーナ® ノルウェー フォーミュラ インテンスケア ハンド トリートメント (15mL、オープン価格)
上記製品をベーシックタイプとすれば、コチラは集中ケアタイプ。極度に乾燥した手肌に効果大。高純度濃縮グリセリン+皮膚細胞の再生を促すアラントインetc.が、硬化した手指を柔らかく整える。
裏ワザ的ですが、ベーシックタイプをなじませた後、すぐに吸収した部分に集中ケアタイプをプラスするといった方法が身につけば、ハンドケア上級者。この2品に限った話ではありませんが、どちらもベタつきなど感じるコトなく心地よく使えます。要は適量を用い、足りないと感じたら付け足すコト。

メルヴィータ ザ・エッセンシャルズ ソフト ハンドクリーム(100mL、¥2,310)
フランスの自然派ブランドの製品で、蜂蜜やシアバター、植物エキスetc.が乾きがちな手肌をケア。軽く滑らかな使い心地。日常使い向き。
メルヴィータ ザ・エッセンシャルズ エクストラリッチ ハンドクリーム(150mL、¥3,150)
油分リッチ、エモリエンシィなタイプ。シアバター+ココアバター+アルガンオイルに加え、アロエベラや小麦蛋白etc.を配合。“エクストラリッチ”と聞くと「ベトつくのかも」と想像しがちですが、濡れたような感触でのびた後、しっくりとなじみます。このブランドの良さを如実に感じさせる1品。

ヴィ・ムーブ モイスチャー ハンドクリーム(昼用) (50g、¥1,260)
アモイズ・ケイという日本の新会社の製品で、コチラは日中用。バリア機能を保護するワセリン、雑菌から守るチャ葉エキス、保湿のためのアロエベラ、滑らかに整えるアルガンオイルやスクワレンetc.を配合。“仕事中の手肌をしっかり守る”がコンセプト。
ヴィ・ムーブ モイスチャー ハンドクリーム(夜用) (50g、¥1,680)
ナイトケアに最適な処方。ヒアルロン酸やアロエベラに加え、シアバター+アルガンオイル+マカデミアナッツオイルetc.を配合、しっとりと柔らかい手肌に導きます。“睡眠中の手肌のバリア機能をしっかり回復させる”がコンセプト。
この2品は10月5日に新発売されたばかりで、フェースクリームのように昼用と夜用にはっきりと分けて処方された点がユニーク。

ベーネ プレミアム ボディケア ダイヤモンドローズ ハンドクリーム (35g、オープン価格)
ヘアケア製品で知名度の高いベーネが、8月18日から新発売。シアバター+アルガンオイル+アボカドオイルにダイヤモンドと真珠の粉末を配合し、保湿+輝きのメークアップ効果を実現。デイタイムやパーティシーンでの使用に特に最適。
ベーネ プレミアム ボディケア ナイトモイスト ハンドクリーム (50g、オープン価格)
スーパーヒアルロン酸に濃厚シアバター+アボカドオイル+アルガンオイルetc.を配合したナイトケア用。モチモチした滑らかな手肌に導く。
2品とも、ブルガリア産のバラの香りが、ほのかに淡く漂います。

キスミー マミー ハンドクリーム(60g、¥630)
料理や育児の合い間にも使いやすい、100%食品成分で作られたハンドクリーム(食品に使用される成分の範囲内から厳選した成分で作られているという意味)。まろやかなテクスチャーで、手肌になじませて1~2分後、スベスベした感触に変化します。赤ちゃんや小児にも使用可能(ただし、その場合は保護者の指導監督のもとで、が前提)。
キスミー 薬用 ハンドクリーム(医薬部外品、65g、¥525)
VE誘導体+グリセリン+カンフル配合のロングセラー(ボトルタイプ、75g、¥630)に、チューブタイプが新登場。しもやけ・ひび・あかぎれを防ぎながら、かゆみ止め的効果もあり。匂いやベタつきは、なじませて1~2分後にフェードアウト。
この2品は、8月1日から発売が開始された新製品です。

(B) 香りの違いで選ぶ

ジュリーク ハンドクリーム (4種、各40mL、¥3,675/各125mL、¥7,350)
保湿&リペア効果と同時に「エレガントな香りも楽しみたい」という方々の間で大好評。テクスチャーはリュクス&リッチ。油分やエキスはすべて植物性で、香りの異なる4種が発売されています。
ローズ・・・甘く優雅なアンティークローズの香り。
ラベンダー・・・ほのかに甘く爽やかなハーブ系の香り。
シトラス・・・すっきりと爽やかなグリーン系の香り。
ジャスミン・・・芳しく官能的なジャスミンの香り。
手肌だけでなく、腕全体やレッグラインにもなじませれば、さり気なく香水を纏ったかのようなニュアンスに。
《ココで臨時News!!》 11月1日からクリスマス限定品として『ハンドクリーム キット』(¥10,290)が発売中。4種(各40mLの現品サイズ)をカラフルなギフトボックスにセット。とてもお買い得なので、特にジュリークファンの皆さんは大至急カウンターへ!

ボーテ デュ サエ ナチュラル パフュームド ハンドクリーム (2種、各50g、¥1,995)
シアバター+蜂蜜+アロエベラ配合、比較的軽やかな使い心地。香りは複雑なブレンドがなされていて、“香りの展開”を楽しめます。日本製。
ローズブーケ・・・バラを中心とする花束のイメージ。フルーティなトップノートから徐々にウッディに変化、ラストノートは優しい花の香り。
アンバーフローラル・・・個性的なオリエンタルテイスト。柑橘系のフレッシュなトップノートから徐々にスパイシーに変化、ラストは温かいアンバートーン。
アンバーフローラルは、9月9日に追加新発売されました。

ネイチャーズゲート ハーバルブレンド ハンドクリーム (3種、各88mL、¥987)
オーキッドの香りに加え、11月1日から2種が新発売されてトリオ展開になったばかり。リーズナブルな価格ながら、アメリカ合衆国農務省オーガニック認証の植物&植物由来成分を使用しています。
オーキッドの香り・・・ひと言で表現すると爽やかな香調。
ローズの香り・・・ひと言で表現すると気品ある香調。
さくらの香り・・・ひと言で表現するとやさしい香調。

もう時間切れですが、最後に読者からの質問にお答えします。
(Q) 最近の大高さんのハンドケア&爪まわりのケアアイテムを教えて!
(A) フムフム、お安い御用です。
普段は、ニュートロジーナの2品、メルヴィータのリッチタイプ、ジュリークのジャスミンの計4品を使うコトが多いのですが、週に2回はフルコースのケアをしています。
(1) まずはベキュアのワンダーハニー 蜜林檎ゴマージュで手指をごく軽くスクラブ。ぬるま湯で洗い流したらタオルドライし、
(2) アルージェ ホワイトニング ミストセラム(新製品。高保湿な美白系ミスト)を手の甲にスプレーしてなじませてから、
(3) ヴェレダ スキンフード(新製品。顔にも全身にも使える軟膏のようなクリーム)でマッサージし、
(4) そのまま木綿の手袋をして眠ります。
手指の肌がベストコンディションに整うのは、その翌朝です。

爪まわりのケアは週に1回程度、上記の(2)と(3)の間に行っています。
貝印の新ブランド“KOBAKO nails”のキューティクル リムーバーを甘皮部に塗り、“キューティクル プッシャー”で甘皮を押し、“マルチ リムーバー クロス”で拭き取ります。

仕事で1日中外出する時は、ニュートロジーナのインテンスケア ハンド トリートメントを携帯。
家では7ヶ所にハンドクリームを常備。7ヶ所に…は今までどおりです。ではまた!

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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