ボディケア
2015.4.13

30代のお肌が渇望!万能「マカダミアナッツオイル」が優秀すぎ

肌のターンオーバーは、一般的に28日周期と言われることが多いです。しかし、加齢と共に新陳代謝が低下するため、その周期がどんどん長くなっていきます。

そのため30歳以降を迎えると、肌のくすみやごわごわが気になる方が多いのではないでしょうか? そこで今回は、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターでもある筆者が、肌のアンチエイジングにおすすめの“マカダミアナッツオイル”をご紹介します。

 

■マカダミアナッツオイルの良い点

(1)パルミトレイン酸が約20%~25%含まれている

人の皮脂(特に若者)に近いパルミトレイン酸を多く含んでいることが、このキャリアオイルの特徴です。そのため、老化肌や乾燥肌への使用に最適で、肌の弾力や再生、修復が期待できます。

(2)ビタミンE・A・Bが含有

ビタミン類が含有されているため、皮膚の若返りを助けます。皮膚への浸透性が高く、肌馴染みがとても良いので、足の先から髪の毛まで様々な部位に使用できます。

(3)保存性が高い

酸化のしやすさを数値で表したヨウ素価が低いと、酸化しにくいと言えます。マカダミアナッツオイルのヨウ素価は約70-80で、酸化しにくく保存性がよいため、一般家庭でも扱いやすいキャリアオイルです。

ちなみに、月見草油は約195-199、オリーブオイルは約75-90、ごま油(セサミ油)は約103-118、スイートアーモンドオイルは約92-114、ツバキオイルは約78-87です。今はやりのココナッツオイルは、約7~16のため、酸化しにくいといえますが、常温で個体であるので、スキンケアとしては使いにくいかもしれませんね。

 

■マカダミアナッツオイルの基礎知識

抽出方法・・・マカダミアナッツの果実の低温圧搾

感触・・・やや粘性はあるが、べたつき感は少なく肌馴染みがよい

香り・・・基本的にほぼ無臭。鮮度の低いものや抽出方法により、独特の香りのあるものもある

主な産地・・・オーストラリア、パラグアイ、ハワイ、マウイ

 

■マカダミアナッツオイルの使い方

(1)洗い流さないヘアトリートメントオイルとして使用

洗髪後、ドライヤーの前に少量を手に取り毛先になじませます。乾燥を防止することができる上、ドライヤー後も髪の毛がまとまりやすくなります。

(2)基礎化粧品で整えたあとに保護膜として使用

洗顔後いつものように化粧水類を顔に塗布したあと、ほんの少量を手になじませ、顔全体を両手でつつみこみます。朝のファンデーションの前に行うと、ツヤ感が出ます。

(3)全身のマッサージオイルとして使用

お風呂から上がったあと、着衣の前にマカダミアナッツオイルを全身に塗布しましょう。特に乾燥してかゆみがある肌におすすめです。

(4)頭皮とヘアのスペシャルケア

シャンプー前に、頭皮と髪によくなじませて頭皮マッサージをします。その後、蒸しタオルとラップをして10分ほどキープ。その後、シャンプーで洗い流して終了です。頭皮とヘアの乾燥が気になったときにおすすめです。

 

いかがでしたか? このキャリアオイルに、お好きな精油(アロマ)で香りをプラスしてもよいです。ぜひ使ってみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:小林麻利子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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