ボディケア
2013.9.10

女性の多くが悩む「足のむくみ」の原因は足に合わない靴だった!

一目ぼれの靴を買ったのはいいけれど、足に合わなかったという経験、女性なら誰でもありますよね。

『株式会社ブラケット』の調査では実に86.1%の女性が、「自分の足に合わない靴を履いたことがある」といい、足に合わない靴を履き続けたことのある女性は、全体の60.7%という結果となりました。

なぜ無理して足に合わない靴を履くのか聞くと、「せっかく買った靴なのにもったいないから」(43.7%)という回答が最多で、履き心地よりもデザインを優先するという女性がとっても多いのです。

 

■足に合わない靴は冷えやむくみの原因

夏場でも多くの女性が悩む“冷え”。足に合わない靴を履き続けたことのある人で、“冷え”に悩んでいる女性は56%と、足に合わない靴を履き続けたことのない人の33%に対し、およそ1.7倍という結果に。

一概には言えませんが、足に合わない靴を履いている女性ほど、冷えに悩む傾向にあるようです。 FHA認定シューフィッターの高橋周平さんによると足に合わない靴を履くことと、足の“冷え”や“むくみ”は関係があるといいます。

「足に合わない靴を履いているということは、多くの場合、靴が足にフィットせず“足の裏の筋肉をほとんど使っていない”状態です。本来の人間の歩行は足の裏の筋肉をしっかり使うもの。ここの筋肉が使われていないと、血行が悪くなり、老廃物がたまりやすくなり、足の冷えやむくみに繋がると考えられます」

冷えやむくみは脂肪を蓄積させてしまい、脚が太くなる原因に。合わない靴を履いているだけで、脚が太くなってしまうのです。

 

パンプスを選ぶ時に、どんなことに気を付ければよい?

「多くの方が、パンプスを選ぶ際に無意識に行っている間違いが“最初につま先から合わせること“。パンプスは、スロープと呼ばれる部分のみで足を支えているので、つま先が長いタイプのパンプスなどは別ですが、まずはかかとから足を合わせ、一般的にはつま先が0.5cmほど空いている状態がベストです。

0.5cm空いているというのは、パンプスを履いた状態で指先を押さえた時にパンパンにきつくないという感じです」。

 

時にはパンプスを履いて1時間も歩いたり、街中を小走りしたり。痛い靴だと本当に足を痛めてしまいます。まずはしっかりと試し履きして、足の指がちゃんと伸ばせるか、少し先に余裕があるかなどチェックしてから買うようにしたほうがよいですね。

 

初出:美レンジャー  ライター:庄司真紀

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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