ボディケア
2011.11.16

揺れが原因で起こる「お尻のたるみ」を防ぐ超簡単な方法

あなたは、自分の後ろ姿をよく見たことがありますか? 全身に気を遣って見ているつもりでも、後ろ姿だけは普段、まじまじと見る機会は意外と少ないものではないでしょうか。

なので、ふとショーウィンドウに映る自分の姿を見て、「あれ?」と驚きを感じる方が多いはず。そう、お尻は意外と人に見られているパーツであり、知らぬ間に形や大きさで年齢を推測されてしまっているのです。

 

■お尻のたるみは“揺れ”が原因だった!

ワコール人間科学研究所の報告によると、お尻の形の変化は揺れによって起こることが明らかになりました。年代別特徴は、以下の通りです。

20代・・・丸くて締まりがある

30代・・・お尻下部の筋肉が衰え、脂肪がついてくる

40代・・・ウエストにくびれがなくなると同時に、お尻が垂れはじめ四角くなる

50代・・・お尻の外側に肉がなくなり、お尻の付け根に脂肪が流れ込む

“二の尻”という造語ができるくらい、お尻と太ももの境目はたるみやすい危険地帯! この二の尻がたるんでいると、形や大きさだけの問題ではなく、太ももの付け根が下がって見えるため足が短いという印象に。

普段、歩くだけで思った以上に揺れているお尻。この揺れがお尻のたるみの原因になるなんて、驚愕の事実ですよね!?

また、同社700人の男女を対象にした調査によると、垂れたお尻や太ももの境目がわかりにくいお尻は老けた印象を受けるとのこと。できれば、そう思われたくないものですよね。

……しかし、一体どうしたらつんと上向きなお尻をキープできるのでしょうか。

 

■どうしたらお尻がたるまないようにできるの?

お尻の揺れがたるみの原因ならば、それを抑えればいいのです。自分のサイズに合ったガードルを着用し、揺れを抑えることが予防法といえます。

ガードルは揺れを抑えるだけでなく、すっと引き締まった美しいシルエットを作り出してくれるので、日々着用するようにしてみてください。

ちなみに、二の尻クイーンに認定されたタレントの優木まおみさんも、トレーニングや食事制限をしたり、ガードルでスタイルをキープしたりしているとコメントしていました。

 

■お尻の簡単エクササイズ法

トレーニングをする時間がないという方は、下記のようなエクササイズが効果的です。

まず、椅子やカウンターに手をついて真っ直ぐに立つ。そして、片足ずつ後ろに20センチ程上げた状態を10秒間キープする。

この動きを5回程度行うと、お尻と下腹にプルプルと効いてきます。筋肉の緩みも美しいヒップラインを崩してしまうので、お尻に意識を集中しながら正い姿勢で歩く癖をつけるのも有効ですよ。

また、合わせてセルライト用のスリミング剤を使うと、引き締め効果も期待できます。

 

他には、過去に“もも”と“お尻”を鍛える方法を『鍛えておかないと急速に老ける下半身の筋肉ツートップ』で、上向きヒップのためのウォーキング法を『あまり知られていない「気になる部分」を若返らせる方法【ヒップ編】』で紹介していますので、こちらも参考にしてみてくださいね。

ちなみに、理想のヒップサイズは、身長×0.53で算出することができます。上向きなお尻をキープするために、まずは自分のサイズを測定し、これを目標にエクササイズを始めてみてはいかがでしょうか?

 

【参考】

「加齢による体型変化と、美しく見せるポイント(おなか・ヒップ編)」株式会社ワコール

※ ワコール人間科学研究所|下着ではじめるからだのエイジングケア [おなか・ヒップ編]|ワコール

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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