大人女性こそ似合う、ショート×パーマヘアスタイル【17選】
ショートヘアはパーマでニュアンスを付けると寝ぐせも気になりにくく、簡単におしゃれが叶います。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからおすすめのパーマショートヘアをご紹介します。
ショート×パーマの【魅力】
- お手入れが楽で、朝のスタイリングにも時間のかからないショートヘア。緩~くパーマをかければ、さらに簡単でお洒落ヘアを叶えます。動きが出しやすく、ボリュームのコントロールも自在で美シルエットに。
- ふわっとしたパーマスタイルは、ボリューム感が欲しいエイジング世代にもおすすめ。
ショート×パーマはこんな人にぴったり!
- 初めてショートにチャレンジする人や脱マンネリを狙いたい人にも◯。
「顔型カバー」が叶うショート×パーマスタイル【4選】
【1】「面長・丸顔カバー」が叶うショート×パーマ
Point
顔まわりの柔らかい動きや、サイドのボリュームが出やすくなるので、面長さんのカバーにもぴったり。また、丸顔さんは、バングを長めにすれば、顔まわりをすっきり見せることができます。アイロンが苦手という人にもおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
カットは、襟足1cm、サイドの長さは耳下、前髪は鼻下の長さでグラデーションに。トップにはレイヤーを入れつつ、アウトラインには重さを残して外人っぽく仕上げます。
ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜38mmのロッドを使います。毛先のラフな外ハネは、ねじって逆巻に。全体は、太めのロッドで平巻きにします。
スタイリング剤は、ややドライなワックスを選びます。中間から毛先にセット剤を馴染ませたら、弱風のドライヤーで、手を振って、髪を散らすイメージでスタイリングします。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】「面長カバー」が叶うショート×パーマ
Point
緩やかなパーマとウェットな質感で魅せるショートヘア。バングをマッシュベースでつくり、面長のカバーも。髪の動きが出にくい人、簡単にスタイリングしたいという人はぜひチャレンジして。【how to“ベース&カラー”】
襟足の長さをやや残しサイドグラデーションにカット。トップは重めに、前髪はすっかり目が隠れるくらいの長さでカットします。セニング&スライドカットで量感調整をします。
カラーは11レベルのライトグレージュをセレクト。アッシュ系でありながら、グレーのニュアンスが加わり、春の光に透けるようなシアー感のあるカラーに仕上がっています。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20mmのロッドをメインに使い、ランダムにゆるくかけます。前髪は太めのロッドで内巻きに巻きます。スタイリングは手軽で簡単!7割ほどドライヤーで乾かしてから、スタイリング剤を全体的につけてから、ムギュっと揉み込んでカール感を調整します。スタイリング剤は、ウェットな質感とツヤ感を出すバームを選んで。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 河野沙耶佳さん
【3】「下膨れカバー」が叶うショート×パーマ
Point
下膨れを目立たせないよう、トップにふんわりとした動きが出るように、ワンカールのやわらかいパーマをかけて輪郭カバー。ひし形シルエットになっているので下膨れ顔ショートの方でもシュッとして輪郭が細めにみえます。【how to “ベース&カラー”】
ショートボブは少し前下がりにカットして小顔効果に。レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいひし形シルエットにして下膨れをカバー。前髪は流し目にして、シースルーバングに。
カラーは9トーンのトープグレージュ。ベージュベースに少しグレーを混ぜて透明感のある柔らかい質感になるので、透け感が出て重たい印象をなくします。
【how to “スタイリング”】
下膨れさん特有の重たさが出ないように、束感を作って抜け感を出しました。32ミリのアイロンで平巻きに巻きすることでふんわりとみえて下膨れがカバーされます。最後にバームを全体的につけて、毛先に束感を出してふんわりと動きのあるヘアにすることで優しいふんわりショートの出来上がり。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【4】「骨格カバー」が叶うショート×パーマ
Point
フェイスラインがカバーできるので、骨格カバーしたい人にも。スタイリング剤を揉み込むだけなので、スタイリングが楽なのも嬉しい。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、リップラインのショートボブに。表面には角を取る程度のレイヤーを入れ、前髪は鼻先の長さでカットします。
カラーは、ラベンダーグレージュを7レベルで。暗めのカラーでも透明感があり、光に当たった時の透け感が秀逸。くすみ感のあるカラーですが、肌なじみがよく、肌をキレイに見せてくれます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜14mmのロッドを使い、表面は中間巻き、トップは平巻きでデジタルパーマをかけます。柔らかい質感と髪へのダメージを考え、デジタルパーマを選んで。ドライな状態で、オイル:ワックス=1:1でMIXしたものを揉み込むだけの簡単スタイリング。前髪は、ドライヤーで乾かす際に、立ち上がりをつけるとグッド。
担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 柏田彩乃さん
「髪質カバー」が叶うショート×パーマスタイル【4選】
【1】「広がりやすい髪をカバー」するショート×パーマ
Point
ワンカールパーマなので、髪が広がりやすい人も。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。えり足を長めにすることで、初ショートでも抵抗なく挑戦しやすいデザインに。また、流しもできるうざバングなら、幼くならず、2WAYも叶えます。
カラーは、8レベルのアッシュブラウンに。透明感のある人気色ですが、クールな印象を与え秋カラーにおすすめ。キレイな色を長く楽しめるのも特徴です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、16〜20mmのロッドで平巻きのデジタルパーマをかけます。ノンパーマなら、26mmのカールアイロンで内巻きにワンカール巻きます。
どちらの場合も、ワックスを馴染ませる時に、外ハネにしながら動きを出します。最後に手に残ったものを前髪の毛先につけたら完成です。
担当サロン:Rougy (ロージ) 大石沙季さん
【2】「猫っ毛や少ない毛量をカバー」するショート×パーマ
Point
ペタンとしがちな方は、前髪にパーマをかけて、毛流れを作る事で、柔らかさとボリュームが出たスタイルに。ニュアンスを出して、子どもっぽくならないようにしてます。【how to“ベース&カラー”】
襟足、耳周りまわりをスッキリ短めにしたショートスタイル。前髪のみに、パーマをかけて毛先に流れを出しています。そうするだけでもボリュームアップしたような、シルエットがきれいなショートができます。
全体は、7トーンのココアブラウンで染めてます。暗髪ですが、落ち着いた大人っぽさには◎。
【how to“スタイリング”】
全体を水でぬらし、ドライヤーで分け目がつかないようにか乾かします。バームをパール1つ分位取り、手のひらによく伸ばしてから、髪全体になじませて完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【3】「くせ毛や猫っ毛をカバー」するショート×パーマ
Point
柔らかなくせ毛や猫っ毛でボリュームを出したい人に特にオススメ。〈カット〉
前髪を目の下の長さからサイド・バックに斜めにつなげる長めのマッシュ。
〈パーマ〉
根本から太めのロットで1回転半巻いてしっかりパーマをかけ、大きなくせ毛風ウェーブを作る。サイドは抑えてトップと後頭部に高さを出すのがポイント。
〈スタイリング〉
パーマのおしゃれ感でスタイリングいらず。
SIDE
BACK
担当サロン:SIX. シックス 久保雄司さん
【4】「毛量少なめをカバー」するショート×パーマ
Point
パーマで動きを出しているので、簡単におしゃれなスタイリングがかなう。毛量が少なめで、ボリュームアップさせたいけれど、軽やかさを見せたい人に特にオススメ。<カット方法>
・マッシュショートをベースに、緩くパーマを
・前髪の中間からワンカールパーマをかける
・襟足は首に沿うようにリップラインまで残す
Side
Back
担当サロン:THE GARDEN Tokyo エリアマネージャー 西川真矢さん
「前髪あり・なし」ショート×パーマスタイル【6選】
【1】「前髪あり」オン眉&パーマのショートボブ
Point
スタイリングが楽なうえ、顔まわりのクセが気にならなくなる。可愛いらしいオン眉は、顔の表情が見えやすいメリットも。【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さを耳下に設定したショートボブ。えり足はグラデーションを、トップにはデザインレイヤーを入れます。前髪は、オン眉でラウンド状にカット。
カラーは、ツヤ感と温かみのあるピンクベージュを。表情を明るく見せ、顔色も映えるカラーリングです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、17〜23mmのロッドを使い、ワンカール〜ワンカール強で。トップは根本まで巻き、ボリュームを出しやすくします。パーマ剤は、ゆるめのコスメパーマでダメージレスに。
スタイリングは、ドライな状態にバームミルクを50円玉サイズ、手にムラなく伸ばし、後ろから全体に揉み込みます。大きめにくしゃっと動かすとパーマのニュアンスが可愛く仕上がります。
担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん
【2】「前髪あり」ウザバングの外国人風ショート
Point
前髪はやや長めで、雰囲気のある大人女性を演出するのがポイント。外国人の地毛風カラーとも好相性です。【how to“ベース&カラー”】
ローレイヤーでカットしたショートスタイルがベース。前髪は長めのウザバングに。えり足は、丸みのあるフォルムに対して、程よく締める長さでカットします。
カラーは、8レベルのアッシュをセレクト。透明感があり、外国人の地毛のような柔らかい質感を醸し出します。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、23〜27mmのロッドを使い、ワンカールの緩めにかけます。
スタイリングは、ドライ後、バーム系のワックスをクシュっと揉み込むだけ。簡単でお洒落にキマります。スタイリング剤は、ややセット力があるタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
【3】「前髪あり」束感シースルーバングのショート
Point
束感のあるシースルーバングのカールに透明感が宿る、フェミニンなスタイル。サイドバングで頬骨を隠すことでより小顔に、美人感UP。〈カット〉
べースは長めマッシュショート。目にかかる長さの前髪は長めのサイドと斜めにつなぎ、後ろはシルエットを低く丸みを作って襟足は短く。
〈パーマ〉
ゆるめのコスメパーマで前から後ろまで毛先にワンカールかける。
〈スタイリング〉
毛先にワンカール緩いパーマがかかっているので、アイロンなしのスタイリング剤だけどセット可能!時短に。
SIDE
BACK
担当:GARDEN omotesando 雲林院 優さん
【4】「前髪なし」大人のボリュームアップショート
Point
ウェーブショートスタイル。トップにボリュームが出るように、根元からの緩めウェーブがかかっていて、毛先もランダムに動きます。【how to“ベース&カラー”】
長めの前髪とトップのボリュームがエレガントに見えるスタイルで、大人の雰囲気を出してくれます。前髪を長めに設定して、顔まわりは前髪に繋がるようにカットします。トップも、前髪に繋がるようにカットすることで、分け目がハッキリつかないようになり、ボリュームアップのヘアが完成します。
カラーはせずに地毛で。パーマは毛先に緩めのウエーブを軽くつけるだけでOK。パーマに抵抗がある方はアイロンで最後に巻いても大丈夫です。
【how to“スタイリング”】
髪全体を水で濡らしたら、洗い流さないトリートメントをつけて、ドライヤーの弱風で乾かします。8割乾いたら、ワックスムースを揉み込んで、自然乾燥させれば完了です。より、トップにボリュームを出す為に、分け目をはっきり作らないように、7:3に分けて、片耳かけるとよいです。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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【5】「前髪なし」ゆるやかカールの軽やかショート
Point
クールな印象となりやすい長めバングですが、カール感を出すことで可愛さをプラスしたこちら。程よいレイヤーとゆるカールの軽い毛先の動きがポイント。パーマでも、アイロンでも巻き過ぎないのが今っぽいニュアンスに。【how to“ベース&カラー”】
えり足とサイドをすっきりカットしたレイヤーショート。前髪は、鼻先くらいの長さで流れるようにカットします。
カラーは、寒色系の8レベルのマットアッシュをチョイス。しっかり赤みをおさえながら、柔らかい表情をつくる色味です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマをかける場合、太めのロッドで毛先にワンカールのパーマを。短いえり足もピンパーマをかけてなじみよくします。アイロンの場合、26mmのカールアイロンで毛先をワンカール。スタイリング剤は、セミウェットな質感となるようワックスとオイルのMIXがおすすめ。タイトにしたいサイドとえり足からつけて、中間〜毛先にかけてもみ込みます。髪の表面を動かすイメージで塗布すると繊細な毛束感が出てグッド!
担当サロン:Rougy (ロージ) 西森柊人さん
【6】「前髪なし」おでこ出し爽やかなハンサムショート
Point
ゆるめのカール感にするのがポイントで、ツヤ感のある仕上がりも叶えます。ボリューム&動きの調整がしやすくなるので、直毛さんにもおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
前髪を長めに設定し、ベースをハンサムショートでカット。サイドを前下がりにすることで、カッコ良さを演出します。カジュアルではなく大人っぽいイメージになるよう、レイヤーは少なめに。
カラーは8レベルのヘーゼルグレージュをチョイス。暖かみのあるヘーゼルにグレーをMIXし、ツヤ感、クール、優しい印象をほどよく感じられます。
【how to“スタイリング”】
パーマは20〜23mmの太めのロッドで、スパイラルに。前髪は毛先巻きにします。パーマはツヤ感のあるコールドパーマで。スタイリングは、7~8割乾かしてから、ヘアバームを全体になじませます。ヘアバームは、軽い質感ながらツヤ感を出し、セミウェットな質感でパーマをキレイに見せてくれるので必須です。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん
「暗めカラー・明るめカラー」ショート×パーマスタイル【3選】
【1】「暗めカラー」ナチュラルブラウンのショート
Point
カラーは、6レベルのナチュラルブラウンに。ほんのりブラウン味が出るカラーで、パーマの質感をキレイに見せることができます。また、暖色にすることで女性らしさをプラス。【how to“ベース”】
カットベースは、ワンレングスボブ。アンダーは低めに、トップにはウルフっぽいレイヤーを入れます。前髪は、目の下2cmで長めにカットします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、S字ウェーブになるよう20〜23mmのロッドをメインに、スパイラル巻きにします。コールドパーマなので、抜け感のあるナチュラルな仕上がりに。スタイリングは、パーマのカール感が出るクリームワックスがおすすめ。オールバックにかきあげるようになじませたら、指先でカールを散らすようにセットしたら完成です。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 金澤侑さん
【2】「暗めカラー」ダークグレージュのショート
Point
カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!【how to“ベース”】
全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。
【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!
担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん
【3】「明るめカラー」スモーキーベージュのショート
Point
カラーは、10レベルのスモーキーベージュに。オレンジっぽさや赤みが気になる人におすすめのカラーリングで、柔らかい透明感を感じられます。【how to“ベース”】
えり足はすっきり短めにカットし、サイドは耳たぶラインに設定します。トップには、全体的にレイヤーを入れ、さらに、ふんわり柔らかい動きを演出する独立したレイヤーをオン。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、髪の長さに応じて12~20mmのロッドで平巻きに。
スタイリングは、ドライな状態に(ややウェットな状態でもOK)、クリームワックスをなじませ耳に軽くかけるだけ!セット剤は、ややスタイリング力があるタイプを選んで。
担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。