ヘアスタイル・髪型
2024.1.4

長め前髪、色っぽさの出る流し方【アレンジ7選】

扱いに困る長め前髪。オシャレ上級者になれるアレンジを掲載。簡単なものからひと手間かけたアレンジをご紹介します。

「サイド分け」長め前髪アレンジ

GARDEN Tokyo 副店長

津田 恵さん

【BEFORE】

STEP1:地肌をぬらして乾かす
分け目を変えるときは、地肌から根元をよくぬらし、新たな分け目の根元に風を当ててふんわりさせる。

STEP2:毛先を外巻きに
横分けにくせづけたら、32mmアイロンで毛束の中間〜毛先を外巻きに。巻いてすぐにスルーさせる。

STEP3:根元からバームを
小指の爪半分の量のバームを手に広げ、前髪の根元からかきあげるようにしてしっかりなじませる。

STEP4:毛先を整える
そのまま、毛束を指先でつまみながら外へ流れるように整える。肌が透けるような細かな束を作る。

完成!

「おでこ隠し」長め前髪アレンジ

ヘア&メイク

サカノマリエさん

STEP1:ワックスをなじませた指で分け目を変える
「ワックスをなじませた指で前髪をかき分けるように持ち上げて、センター分けしている前髪を横分けにします。前髪を厚めにとってかき上げるようにすると、分け目を変えやすくなりますよ。あと、指にワックスをなじませておくのも、髪を動かしやすくするコツです」(サカノさん・以下「」内同)

STEP2:かき上げた前髪を少量下ろす
「おでこを見せるのが苦手なので、前髪を斜めに流します。前髪の毛量が多いため、全部を斜めにすると重みで落ちやすくなってしまうから、薄めに少量だけ下ろします」

「かき上げた前髪と少量下ろした前髪の境目が割れないように、サイドからチェックを忘れずに」

STEP3:前髪全体をソフトスプレーでキープ
「前髪全体に、ソフトスプレーをつけます。前髪が潰れないように、遠目からふわっとスプレーを」

STEP4:少量下ろした前髪に毛束感を出してカジュアルダウン
「STEP3のソフトスプレーが乾かないうちに、STEP2で少量下ろした前髪をつまんで毛束感を出します。このひと手間で、斜めに流した前髪がカジュアルダウンします」

完成!
前髪の根元がふんわりと立ち上がっているから自然な印象に。
薄めに下ろした前髪の毛束感のおかげで、斜め前髪がカジュアルダウン。

「かき上げ」長め前髪アレンジ

STEP1:バームをひとすくいする

STEP2:髪全体になじませる
かきあげウエットヘアを作る。フロントの生え際から髪をかきあげ、全体になじませる。

STEP3:外ハネさせる

「オールバック」長め前髪アレンジ

ヘアサロンchobbi スタイリスト

wacoさん

STEP1:髪全体にバームとオイルを混ぜてなじませる
「髪に動きをつけやすくするために、バームとオイルを1:1で混ぜたスタイリング剤を全体になじませます。オイルだけだとバーコードのように髪が割れてしまいやすいので、ワックスを混ぜて、ツヤと毛束感を出します」(wacoさん・以下「」内同)

STEP2:毛先を内巻きにして女らしさを出す
「オールバックは襟足部分がくびれていて毛先が外ハネになるのが一般的ですが、女らしさを出すために、私は毛先を軽く内巻きに。コテで手首を返すくらい、軽く巻いて、柔らかな印象にします」

STEP3:ドライヤーでしっかりとオールバックに
「手ぐしで前髪とサイドの髪を後ろにとかしながら、ドライヤーを当ててオールバックのスタイルに。仕上げに冷風を当てると、しっかり後ろに流れます」

STEP4:もみあげを出して色っぽさのエッセンスに
「サイドの髪を全部後ろに流すとすっきりとしますが、髪が少し耳にかかるだけで色気も出る気が。少しだけ毛束を耳前に持ってきます」

STEP5:トップのふわふわとした毛を抑える
「トップからふわふわと飛び出す毛は抑えた方がすっきりと見えるので、マスカラ型のジェルでピンポイントに抑えていきます」

完成!
ふんわりとしたトップと内巻きの毛先で、柔らかなオールバックスタイルに。
バームとオイルで出したツヤ感と動きのあるスタイルが、女性らしさをバックアップ。

「センター分け」長め前髪アレンジ

GARDEN Tokyo

田中麻由さん

STEP1:マジックカーラーを巻く
前髪に大きめの32〜35mmのマジックカーラーをグルンと根元まで巻きこみます。

STEP2:ドライヤーを当てる
ドライヤーの温風を5秒ほど当てます。根元にきちんと当てられるとグッド。すぐに外さずに、そのまま熱が冷めるまで放置。時間がない場合は冷風を。

STEP3:巻き込むように外す
マジックカーラーを外す時も、前に巻きながら外します。こうすることでキレイなカール感をしっかりキープできます。

STEP4:前に下ろしてから、かきあげる
一回、前に下ろしてから、髪をひっくりかえすようにかき上げます。ふんわり根元で可愛さUP!毛先はアイロンで軽く巻いてもOK。


完成!

「うざバング」長め前髪アレンジ【2選】

【1】シースルーで軽やかアレンジ

tricca ginza ネイリスト

旭 美香さん

STEP1:前髪をふたつに分けてカールをしっかりと…カーラーの幅にこだわる!
「前髪の長さが目の下まであるので、前髪全体にしっかりとカールがつくように、上下に分けてカーラーを巻きます。カーラーの大きさは、前髪を2回転できる幅のものを。上の毛は長めなので32mm幅、下は26mmと変えています」(旭さん・以下「」内同)

「上の髪は、髪を立てて上から巻きつけ、下の髪は、顔と垂直に伸ばしてから巻きつけ、根元までしっかりと巻きます」

STEP2:温風を当てて熱が冷めるまで待つ
「カーラーを巻きつけた髪にドライヤーで熱を当てて、しっかりとカールをつけます。前髪全体に熱を加えたら、そのまま熱が冷めるまでカーラーを巻いておきます」

STEP3:膨らみやすい耳後ろの内側をヘアピンで留める
「耳の後ろの髪がダメージによる乾燥で広がりやすいため、ヘアピンで留めてスッキリさせます。ヘアピンが見えないように、ハチ上の髪を上げ、内側の毛を押さえるように留めます」

STEP4:前髪にバームをなじませて毛束感を出す
「前髪のカーラーを外したら、バームをつけて毛束感を出します。バームを指全体の伸ばし、内側から手ぐしでバームを前髪全体になじませます」

「前髪全体にバームがなじんだら、髪をつまんで毛束感を出していきます」

完成!
目にかかる長めの前髪も、シースルーバングなら軽やか♪
サイドの髪のボリュームを押さえたことで、全体的にスッキリと春らしい雰囲気に。

【2】色っぽいうざバングアレンジ

GARDEN Tokyo 副店長

津田 恵さん

STEP1:よーくぬらす
フロント部分を地肌からしっかりぬらす。根元をリセットしないとくせが直らないので、ここが大事!

STEP2:逆サイドから乾かす
いつもの分け目と逆側から分け、かきあげるようにしながら根元にドライヤーの風を当てて乾かす。

STEP3:分け目をジグザグに
分け目が直線でぱっくりしていると、ふんわり感もニュアンスも出ないので、指を使ってジグザグに。

STEP4:外巻きにする
32mmのアイロンを使用。前髪の中間〜毛先にくせがつくように、中間から挟んで外巻きにスルーさせる。

STEP5:バームで束を作る
指先にほんの少しのバームをとり、前髪に束を作るようになじませながら外に流して整える。

完成!
いつもの分け目はやや左側。思いきって右から分けて、根元がふわっとして絶妙にうざったい薄め前髪に! 「アンニュイな印象になりました! ほんのり秋っぽさも感じます」(津田さん)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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