その概念をことごとく覆す、感動続きの「酸性ストレートパーマ」。【松本千登世「へーっ、美容って自由なんだ!」vol.13】
年齢とともに常識という枠にとらわれがち。美容も例に漏れず。そんな私の凝り固まった価値観や美意識をがらりと変えた「ひと」「もの」「こと」をひとつひとつ丁寧に綴りたいと思います。第13回は、ヘアサロン・AMATAで体験し、感動が今なお続く「酸性ストレートパーマ」について。【松本千登世「へーっ、美容って自由なんだ!」vol.13】
AMATA・美香さんの髪になった気になれる、髪。
多い、太い、硬い。くせもあるし、うねりもある。広がりやすく、まとまりにくい。コンプレックスを挙げればきりがなく、エイジングが加わってさらに悩みが深くなっている、私の髪。ところが、今! 私、生まれて初めて、「見て! 触って! この髪」という気分なのです。それは……、東京・南青山のヘアサロン、AMATAがプログラムとして完成させた酸性ストレートパーマ「ENVY(エンヴィ)」によるもの。仕上がった直後は、決して大げさでなく、生まれつきの髪質がすっかり変わったみたいに、もっと言えば、ほかの誰かの髪? と思うほどに、さらさら&つるつるで、何度も触れたくなる、ずっと触れていたくなるクオリティ。喩えるなら、まるでAMATA主宰であり、ビューティプロデューサーの美香さんの髪みたい! 担当してくれた伸江さんやスタッフの方々に抱きつきたくなる(!)くらい、興奮しました。
この写真、「髪、すごくいい!」とほめながら、美香さんが撮影してくれました。
ここで、ENVYについて少しだけ説明を。伸江さんに伺ったところ、この酸性ストレートパーマは、業界で注目されている薬剤のレブリン酸「レブニコ80」を使用したプログラム。通常の縮毛矯正パーマで使用する薬剤がアルカリ性であるのに対し、レブリン酸は毛髪と同じ弱酸性なので、キューティクルに急激なアクションを与えることなく、じっくりと薬剤を浸透させることができ、アルカリダメージのない施術が可能になったとのこと、「アルカリが入らないと(髪は)伸びない」という従来の定説を覆したのだといいます。また、レブリン酸は保湿、保水の性質を併せ持っているため、傷まないだけでなく、毛先まで潤いに満ちたしなやかで弾力のある手触りになることも大きなメリット。ストレートパーマと呼んでいいの? と思うくらい、まったく新しいストレートパーマなのです。
何よりすごいのは、直後の感動がずっと続いていること。施術から2カ月近くが経つけれど、見た目も質感も、そのまま。夜お風呂上がりに髪を乾かして悦に入り、朝起きて寝ぼけ眼で歯を磨きながら悦に入り。さらさら&つるつるは、朝から晩まで雨の日も、汗が流れるほど暑い日も、びくともしません。
手入れはすこぶる簡単。私は伸江さんのアドバイス通り、タオルドライ後、オーウェイ Infineバイオリッチ・ウォーター(中・240ml ¥2,970/アラミック)とオーウェイ Infine ニューチュアリング・ドロップス(右・50ml ¥4,070/アラミック)を順になじませて、ドライヤーで乾かすだけ。カジュアルなスタイルのときは、オーウェイ スムージング クリーム(vol.6にて紹介)を全体的になじませるだけでエフォートレスに。少しだけきちんとした印象にしたいときは、ダイソン コラールで表面を整えてから、オーウェイ Infine グロッシー・ネクター(左・写真は50ml、160ml ¥5,170/アラミック)でツヤを足しながら毛束感を作ってタイトに、とさまざまな表情を楽しむことができる。
このENVY、私のような髪にはもちろんぴったり。逆に毛髪が細く、ボリュームが少ない髪の人や、カラーやブリーチ、パーマを繰り返してダメージが気になる人にも適しているとのこと。「なんとかしたい」と思っている人にぜひ、お勧めしたいと思います。
この髪なら、新しいファッションにも新しいメイクアップにも、チャレンジできる! きっと、新しい自分が見つかるはずです。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。