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2011.5.30

ナニワの国から美的通信vol.3 大阪とバラ

平日にも関わらず、大勢の人で賑わう『中之島バラ園』。入り口もとってもステキです。

目で楽しめ、香りに癒され、食用であれば味覚まで満たしてくれる、バラの花。
エストロゲンの分泌や美肌に期待ができると、その美容効果にも最近では注目が集まっています。5月の大阪は、そんなバラが街中のあちらこちらに。
そこで、いつもと少し目線を変えて、大阪とバラの関係についてレポートします。

訪れたのは、市内を流れる堂島川と土佐堀川に挟まれた中州にある、『中之島バラ園』。310種、約3700株のバラを自由に観賞することができます。一面に広がる色とりどりのバラと、漂う豊潤な香りにうっとり♥ しかし、なぜこんなに立派なバラ園がオフィス街の中心に? なぜ大阪のアチコチに? 早速、調べてみることに…。

きっかけは、2006年5月に大阪で行なわれた「世界バラ会議」。37か国が加盟している世界バラ会連合が主催する世界大会で、アジアで初めて、ここ大阪市で開催されました。これを機に、バラが咲く美しい街にしたいという思いが強まり、「美しい大阪をつくる100万本のバラの会」が発足。市民や企業・団体によって“バラの大阪”をイメージづける運動が、2009年まで展開されたのです。今回訪ねた『中之島バラ園』も、この運動により整備されたひとつで、市内には計5か所もバラ園があります。
みなさまの努力の甲斐があって、毎年5月と10月に美しいバラが楽しめる、美しい街・大阪の今があるというワケ。

園内では「世界バラ会議」のシンボルローズとなった、その名もズバリ「ローズ・オオサカ」も見ることができます。ちなみに、西洋のイメージが強いバラですが、実は中国を中心にアジアでも昔から栽培されていた花。最近では、日本生まれの新品種が世界的に人気なのだとか。次回の見ごろは10月下旬。世界中のさまざまな美しいバラに染まる大阪へ、ぜひ遊びにきてください♪

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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