【友利 新先生がナビ】春先に肌がゆらぐ原因は? あなたの肌ゆらぎレベルにぴったりな必要なケアを解説
春の肌ゆらぎはスキンケアの見直しで解決!大切なのは“足すこと”じゃない。オーバーケアを一旦お休みして、自分の肌力を育んで。『美的』4月号にて友利新先生が「タフ肌」育成スキンケアを教えてくれました。
最近、肌の調子がなんとなく変…それは“春ゆらぎ”かもしれません!

寒さが少し和らいで春の気配を感じられるようになると、同時に、いつものスキンケアが合わなくなったり、ニキビができたりカサカサ粉を吹いたり…と、肌の調子がゆらぐ人が増えます。
「冬の間、寒く乾燥した環境で過ごしてバリア機能が低下しがちになっているため、花粉やホコリ、寒暖差などに肌が敏感に反応してしまいます。最近は肌に合わないお手入れで肌が炎症を起こしている人も多く、それによりゆらぎが悪化しやすい傾向も」(友利先生)
春先に肌がゆらぐ原因はたくさん
☑湿度の変化
春先は周期的に雨が降って湿度が高い日と、冬の乾燥が残る日が混在。お手入れの調整が難しかったり、肌に負担がかかりがちです。
☑春先特有の寒暖差
“三寒四温”というように、春先は1年で最も寒暖差が激しいといわれます。寒暖差は肌に負担をかけ、バリア機能の低下や炎症につながります。
☑花粉やホコリによる刺激
花粉は植物由来のたんぱく質で、粘膜や皮膚に付着すると炎症やアレルギーの要因になります。春の風で運ばれる微細なホコリも同様です。
☑冬の間のダメージの蓄積
春ゆらぎの根底にあるのがこれ。冬の外気による乾燥、寒さによる血行不良の蓄積で、肌はバリア機能が低下した状態に。
☑環境の変化によるストレス
新年度を目前にして、職場環境や人間関係、住環境が変わるという人も多いはず。その負担やストレスは肌にも影響を与えます。
ゆらいでいる肌状態をレベル別に解説!
春の肌ゆらぎは、花粉やホコリなどの外的刺激に反応してなんとなく調子が悪い状態から始まります。ここで生まれた小さな炎症が赤みへつながり、やがてニキビなどのトラブルに発展。
ゆらぎレベルLEVEL1|春先の外的刺激に反応
「花粉やホコリでかゆいと感じたり、いつも使っているスキンケアコスメの潤いが物足りなくなったり、化粧水がしみたり…。そんな小さな変化は、バリア機能が低下した肌に外部刺激によって炎症が起きている証」(友利先生)
内科医
友利 新先生

【必要なケア】肌が落ち着くまで刺激を最小限にする工夫を
「肌の調子が良いと有益に作用する美容成分も、バリア機能が低下していると刺激のひとつになります。お手入れをミニマムにすることが解決策に」
ゆらぎレベルLEVEL2|部分的に赤みが発生
「春先の外部刺激によって肌の中で生まれた小さな炎症をそのままにしていると、炎症が進んで赤みに発展。乾燥肌の場合、乾燥が進んで頬に赤みが出やすく、混合肌の場合は皮脂分泌が多い小鼻の周りに赤みが出やすいです」
内科医
友利 新先生

【必要なケア】鎮静作用のあるコスメでシンプルケアを
「レベル1の肌と同様、刺激を避けるためにお手入れのステップを減らしましょう。鎮静や抗炎症作用をもつコスメがおすすめです」
【混合肌】ゆらぎレベルLEVEL3-1|ニキビや吹き出物が発生
「バリア機能が低下した混合肌は、皮脂分泌が過剰になり、さらに乾燥による角質肥厚で毛穴が詰まりやすい状態。放置しているとニキビができやすくなります。炎症を起こして赤ニキビになると、痕になりやすいので要注意」
内科医
友利 新先生

【必要なケア】顔に地図を作って状態に合わせたケアを
「テカりやニキビが気になる部分と乾燥する部分で、必要なお手入れは異なります。鏡で観察して顔に地図を作り、適切なお手入れを」
【乾燥肌】ゆらぎレベルLEVEL3-2|ガサガサ・粉吹き
「乾燥肌で多少頬に赤みがあっても気にしなかったり気づかない人も多く、放置していると炎症によるバリア機能低下がどんどん進んで、粉を吹いたような乾燥肌になることも。見た目にくすんでメイクのノリも悪くなります」
内科医
友利 新先生

【必要なケア】体の内外から守りに徹するケアを
「肌がより刺激に弱い状態なので、浸透させるよりも“包み込む”ことに重きを置いた優しいお手入れを。体内からの保湿ケアも効果的です」
内科医
友利 新先生
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
メディアや自身のSNSで発信するわかりやすいスキンケアの情報が大人気。現役の医師として美容クリニックにも勤務。
衣装/すべてスタイリスト私物