美的GRAND
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2025.12.27

俳優 北川景子さん 「年齢に抗わず、自然に楽しく日々を重ねていきたい」――「美的GRAND ベストビューティウーマン」に!

2025年12月22日に行われた「2025 美的ベストコスメ大賞」の贈賞式で、読者が選ぶ「美的GRAND ベストビューティウーマン」に選ばれた俳優の北川景子さん。登壇直後から、「美しすぎる」「憧れる年齢の重ね方」と多くのコメントが集まりました。『美的GRAND』冬号の表紙やインタビューでも同世代の読者から大きな反響を集めた北川さんに、受賞後の思いを聞きました。

EDIT&WRITING: 美的GRAND編集部

美的GRAND編集部

美的GRAND編集部

2018年に小学館が創刊した大人世代向け美容専門誌『美的GRAND』の編集部。40代以降の女性が抱える美容やライフスタイルの悩みに寄り添い、ドクター、研究者、美容ジャーナリスト、エディターなど各分野のプロフェッショナルと連携し、スキンケアからメイク、ヘルスケア、ウェルネスまでを多角的に紹介。「年齢に抗う」というアンチ・エイジングではなく、年齢ととともに自分らしい美しさを積み重ねていくというポジティブな“ネオ・エイジング”を提唱し、信頼できる知見をわかりやすく発信することを心がけています。

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まさに、息をのむほどの美しさ。
ジョルジオ アルマーニのノーブルな紫のドレスに、ミキモトのパールのイヤリングやブレスレットが、北川さんの艶やかな美肌と気品をより引き立て、登壇した瞬間、会場全体がその圧倒的な美しさにクギ付けになりました。

実は2014年の「美的 ベストビューティウーマン」第1回の受賞者でもある北川さん。『美的GRAND』編集長の天野扶美は、今回の受賞理由を次のように発表しました。

「北川景子さんは経験を重ねることでしか得られない凛とした佇まいと、表現者としての深みを合わせ持つ、『美的GRAND』が敬意を表する存在です。第1回の『美的 ベストビューティウーマン』受賞から11年が経ち、今年、北川さんの進化し続ける美しさにたくさんの読者が“もっとも輝いている方”ということで多くの票を集めました。その輝きに心からの拍手を送ります」(天野)

「読者の方が選んでくださった賞をいただけてとてもうれしいです」とコメントした北川さん。今年はドラマ『あなたを奪ったその日から』に主演し、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』でのタエ役は出演シーンが常に話題に。そして11月28日に公開された主演映画『ナイトフラワー』では新境地ともいえる役と渾身の演技で自身初の主演映画賞を受賞するなど、積み重ねてきたキャリアが評価され続けている姿に、グラン世代も大きな力をもらっています。

「目まぐるしい1年でしたが(笑)、とても充実していました。作品を観てくださった方、応援してくださる方からコメントやエールをいただいて励みになりましたし、もっともっと頑張ろうと思えた1年でした。来年もさらに輝けるように頑張りたいですね」と、笑顔を見せました。

授賞式が行われたのはクリスマス前。降壇後、クリスマスプレゼントについて尋ねると、「夫婦で動画を見ながら子供たちへのクリスマスカードを作ったんです。プレゼントも用意したので、あとは当日の朝、ツリーの下にプレゼントを置くだけです」と、やわらかな母の表情を見せてくれました。

『美的GRAND ベストビューティウーマン』受賞後インタビュー

── 今回、初めて『美的GRAND』にご出演いただきました。撮影はいかがでしたか?

同世代の『美的GRAND』読者の方に知っていただけるありがたい機会をいただき、撮影が楽しみでした。いつも初めての媒体は緊張しますが、『美的』でもご一緒させていただいていましたし、誌面で着た衣装が私服で選ぶものと近いこともあって、撮影が始まると気負わず、いつも通りに楽しく臨むことができました。

──「美的GRAND ベストビューティウーマン」を受賞された感想をお聞かせください。

読者の方が選んでくださった賞をいただけて感激です。お仕事では作品をはじめ、雑誌や広告を通して美しさの提案をさせていただくことも多いのですが、何か少しでも伝えられたことがあったのだと思うとうれしいですね。最初に『美的』でこの賞をいただいたのが11年前ということに驚いていますが(笑)、年齢を重ねる中でもこうした賞をいただけることは、ただただ光栄です。

──「何があっても、どんな体調でも、メイクを落とし、髪を洗って乾かすことを続けてきた」という授賞式でのコメントに頭が下がりました!

毎日仕事と子育てで疲れ切っておりますが(笑)、このふたつだけは17歳でデビューしたときから欠かさず続けています。今は日々時間に追われているので、短い時間で確実にケアできることを大事にしています。スキンケアも自分に合うアイテムや使い方でシンプルにケアするようになりましたし、ジム通いが続けられなかったりするので、ラジオ体操を日課にし、有酸素運動も家の近所を早歩きするなど、手軽にできる運動を続けていて。小さなことでも積み重ねていくことが大切なのだと思っています。

── 今年は多くの作品に出演され、映画賞も受賞されました。ご活躍の日々を振り返っていかがですか。

「朝ドラ見てます!」と声をかけていただくことも多く励みになりましたし、目まぐるしい日々でしたが充実した1年でした。いろんな思いを抱えた母親役を演じる中で、私自身、子供たちとどう向き合うかを考えさせられ、母親としても、ひとりの人間としても、またひとつ成長させてもらえたように思います。

この仕事が好きだという思いだけでここまで続けてきて、今回、主演映画賞などをいただけたことは感激でした。デビューした頃の自分、モデルの仕事を辞めて俳優として生きていけるのか……など、不安しかなかった頃の自分を思い出すと救われた気持ちになりましたし、精進し続けようという力をいただけました。正直、「芝居とは?」と問われるとまだわからないのですが、だからこそ、続けているのだと思います。芝居は極め続けていくものだと思うので、来年もさらに輝けるように頑張りたいですね。

── 年末年始はどんなふうに過ごす予定ですか?

何もしない、したくないです(笑)。気持ち的には、のんびりおせちやお雑煮を食べながらテレビを見続けたいです。今年はあわただしかった分、家族との時間をのんびりと楽しみたいですね。

── これからの40代、どんなふうに過ごしていかれたいですか。

もう40代なんだと自分でも驚きますが、年齢を重ねるたびに精神的には楽になっている気がします。肩の力が程よく抜けて、仕事もプライベートも気持ちに余裕をもって挑戦できる場面が増えているので、40代はもっと人生を楽しめる気がしています。

この先もお仕事をいただけるのだろうか、続けていけるのだろうかと心配していた時期もありましたが、今はいただいたお仕事に全力で取り組み、やれるだけ頑張っていきたいです。一度きりの人生ですから後悔なく楽しみたいですし。そのためにも、まずは健康でいなくてはと思っています。

──『美的GRAND』読者にメッセージをお願いします。

年齢を重ねることについて、私はネガティブに感じたことがないんです。知識や経験が増え、自分自身の容量が増えていくことがとても楽しくて。これからも年齢に抗わず、無駄な抵抗はせず、自然に日々を重ねていけたら。それが自分らしい美しさにつながっていけるとうれしいですね。大変なことも待ち受けていると思いますが、自分を追い込みすぎたり、無理しすぎることなく、楽しみながら取り組めばいい結果が待っているような気もするので、皆さんと一緒に人生を楽しんでいけたら。と、言いながら、食べたいものも我慢せずに食べています(笑)。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT&WRITING: 美的GRAND編集部

2018年に小学館が創刊した大人世代向け美容専門誌『美的GRAND』の編集部。40代以降の女性が抱える美容やライフスタイルの悩みに寄り添い、ドクター、研究者、美容ジャーナリスト、エディターなど各分野のプロフェッショナルと連携し、スキンケアからメイク、ヘルスケア、ウェルネスまでを多角的に紹介。「年齢に抗う」というアンチ・エイジングではなく、年齢ととともに自分らしい美しさを積み重ねていくというポジティブな“ネオ・エイジング”を提唱し、信頼できる知見をわかりやすく発信することを心がけています。

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撮影: 黒石あみ(小学館)

構成: 松田亜子

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